1980-11-04 第93回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
「ナヒーモフ号を自沈させようとするならば、乗組員をナヒーモフと運命をともにさせると、日本海軍は警告したが、ロシア海軍兵士は生命をもかえりみず、ナヒーモフの名誉にかけて、キングストンバルブを開け、ナヒーモフは海底に沈んだ。
「ナヒーモフ号を自沈させようとするならば、乗組員をナヒーモフと運命をともにさせると、日本海軍は警告したが、ロシア海軍兵士は生命をもかえりみず、ナヒーモフの名誉にかけて、キングストンバルブを開け、ナヒーモフは海底に沈んだ。
○説明員(桜井直君) これは先日外務省がソ連の方に通告いたしましたように、アドミラル・ナヒーモフ号は、日本海軍に拿捕された時点におきまして、その時点におきましては戦利品として日本国政府の財産になったということについては疑いがないというふうに考えております。
○野田哲君 まず一点、ナヒーモフ号であるかどうかについては確認をされていないと、こういう点が日ソ間のやりとりの中で第一点として取り上げられているわけですが、いま対馬沖で引き揚げ作業を続けている沈没船が日本側の回答ではナヒーモフとは確認されていないと、こういうことですけれども、実際的にはナヒーモフ号という前提でやりとりが行われているわけですが、これだけ両国間で問題になったとすれば、その沈没している船についてまず
○説明員(野間寅美君) 御質問の件につきましては、多分、巷間伝えられておりますナヒーモフ号の引き揚げ関係ではないかと思います。 私ども承知しておりますのは、ただいま長崎県の上県郡琴崎の東方六海里付近におきまして、ナヒーモフ号ではなかろうかと思われる沈没船の引き揚げが行われているということでございます。
○野田哲君 問題はいま当然引き揚げが行われているという、この引き揚げの目的についても、あるいは七十五年たったときにソ連が権利を主張してきたのも、問題は、ナヒーモフ号に搭載をされていた品物が問題なんだと思うんです。
なお、この外務省の回答にもありますように、この引き揚げ作業の対象となっております船が、そのナヒーモフ号であるかどうかという点につきましては、現在まだ確認されておりませんわけですけれども、仮にナヒーモフ号であった場合どうかということを前提として考えているということでございます。
出席要求に関する件 ○国際情勢等に関する調査 (外交の基本政策に関する件) (安全保障及び防衛問題に関する件) (イラン・イラク戦争に関する件) (イランにおける邦人救出に関する件) (北方領土問題に関する件) (対ソ連外交に関する件) (金大中問題に関する件) (韓国情勢に関する件) (環太平洋構想に関する件) (アルジェリアにおける地震被害の救援に関す る件) (沈没船ナヒーモフ号
ナヒーモフ号というのがございますが、あれは例の日露戦争の戦利品だ、こう私は考えております。こういう問題、これは外務省の方にも後で伺おうと思っておりますけれども、長官自身としてはああいうものに対してどういうふうにお考えになっておられるのか。
最後にナヒーモフ号の点でございますが、確かに三十七、八年戦役の際に起こった問題でございまして、七十年以上経過している問題でございます。取り扱いにつきましては外務省が検討いたしているところでございますが、防衛研修所におきましても戦史の資料室において若干の資料がございますので、そういった点では御協力を申し上げておるところでございます。 以上、申し上げました。