2021-04-09 第204回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第3号
マイクロカプセルより今小さいナノマテリアルについての調査もやるべきではないでしょうか。国立環境研究所やいろんなところで取り組むことはできないでしょうか。
マイクロカプセルより今小さいナノマテリアルについての調査もやるべきではないでしょうか。国立環境研究所やいろんなところで取り組むことはできないでしょうか。
この香害、マイクロプラスチック、マイクロ、ナノマテリアルもそうだと思うんですが、日本は本当に踏み出してほしい、環境と健康を守るために踏み出してくださるよう心からお願い申し上げ、私の質問を終わります。 ─────────────
このマイクロプラスチックの中にナノマテリアル、ナノプラスチックも入るという理解でよろしいですか。
まず、現在、諸外国において、ナノマテリアルの製造、輸入に関する規制はないものと私どもは承知してございます。 その上で、現在の状況を少し御説明させていただければと思います。
さて、そんなふうにリスク評価等々がなかなか進んでいない物質の一つ、ナノマテリアルについてお尋ねをしたいと思います。 平成二十一年の法改正の審議のときにも取り上げられていたテーマであります。今からもう八年も前の話でありますが、残念なことに、このナノマテリアルは、今回、新規化学物質として管理することには含まれませんでした。
○政府参考人(岸田修一君) このナノマテリアルにつきましては、その粒径などが小さいことに起因する特性や形状によりまして人の健康に対する影響が従来の化学物質とは異なる可能性がある、こういう指摘がございます。しかしながら、その有害性につきましては専門家の中でも様々な意見があり、日米欧が参加するOECDではまさに今検討をしているところであります。
ただし、現状につきましては、このナノマテリアルが人ですとか動植物に及ぼす影響につきましては、まだ専門家の間でもいろいろな見解があると承知しております。それに基づきまして、OECDといった場で国際的に協調いたしまして、その解明を進めている状況でございます。
○斉藤国務大臣 複合的な影響それからナノマテリアル等、まだ知見が得られていないものもあり、複合的影響という場合は、一つ一つの物質ではないけれども一緒になったらあるだとか、接種のルートによって、別々のルートで入ってきたときにまた複合的影響がある。また、ナノマテリアルについて、いわゆる物質については知見が得られているんだけれども、それが形としてナノの形をとったときにどうなるのか。
ナノマテリアルにつきましては、工業用材料としまして今利用が拡大している中で、これの製造また取り扱いに係ります労働者数、急速に増加しているところでございます。
○村井委員 さて、そうやって労働者の安全管理の部分でしっかりやっていただくと同時に、やはりこの三省でそれぞれナノマテリアルを別々に扱うんじゃなくて、話し合って、安全性の立証こそが競争力の強化につながるという視点に立って、しっかりと統一してこのナノマテリアルに対応していただきたいと思うのですが、どうでしょうか。
あわせて、次世代の産業基盤技術であるナノマテリアルについても健康や環境に与える影響が未知数であると思うのですが、今後どのように取り組まれる予定か、お聞きしたいと思います。
また、ナノマテリアルにつきましては、これもさまざまな分野での利活用が期待されている非常に重要な物質ではありますけれども、人あるいは動植物への影響が及ばないように、適切な管理が必要だと認識しているところでございます。
それらは、ナノ粒子、ナノマテリアル、そういうふうに呼ばれているようでございます。極めて小さい、細い、そういう新素材でありますので、これもアスベストと同じような心配が一部でされております。 例えば、カーボン・ナノチューブという新素材、アメリカの学会では、これは動物実験をやった結果、毒性ありという結果が報告されたようであります。これも、日本では今、法規制なく使われている。
極小の素材でございますナノ粒子、ナノマテリアルにつきましては、現在、その物性ですとか応用の方法等についていろいろな研究が進められている段階だというふうに承知をしております。その有害性につきましては、いろいろな文献で今徐々に指摘をされつつある、こういう段階ではないかというふうに承知しております。