2021-06-01 第204回国会 参議院 環境委員会 第13号
ナノプラスチックになったら、もう小腸などから血管に入る可能性があると指摘されています。これ、NHKの番組で、スイスの研究で五十ナノメートルのプラスチック粒子が胎盤に蓄積する可能性が指摘されておりました。粒子が胎盤組織に入り込んで、赤ちゃんに必要な栄養素やホルモンが十分に届かないということがあるのではないかということが言われております。
ナノプラスチックになったら、もう小腸などから血管に入る可能性があると指摘されています。これ、NHKの番組で、スイスの研究で五十ナノメートルのプラスチック粒子が胎盤に蓄積する可能性が指摘されておりました。粒子が胎盤組織に入り込んで、赤ちゃんに必要な栄養素やホルモンが十分に届かないということがあるのではないかということが言われております。
○政府参考人(山本昌宏君) ナノプラスチックに特化した対応というのは今のところまだ取られておりませんが、ナノプラスチックを含めて、マイクロプラスチックに関する様々な影響については、知見を収集し、今進めているところでございます。
さらに、これ一ミリメートルの千分の一、一マイクロメートル以下の突起が、ここにちょこっちょこっと白いのがありますけど、これが剥がれ落ちるとナノプラスチックになるということなんですね。ナノプラスチックということがもう存在しているだろうと、確実だと。科学者はこのナノレベルでどんな影響があるのかを調べる必要があると。
御指摘のこのナノプラスチック、これに絞った形の研究調査というのは今行うことにはしておりませんけれども、いずれにしましても、今御説明いたしました環境研究総合推進費による一般大気中のマイクロプラスチックの存在、それの調査、この中で可能な限り知見、研究を進めていきたい、知見の収集と研究を進めていきたいというふうに考えておるところでございます。
このマイクロプラスチックの中にナノマテリアル、ナノプラスチックも入るという理解でよろしいですか。
それは、ある場所にナノプラスチック、マイクロプラスチックより更に小さい五十ナノ、ナノプラスチックというもの、マイクロプラスチックより更に小さいものですね、それが人体のとある場所に蓄積する可能性があるということが伝えられていました。その場所というのは胎盤なんです。