1983-03-28 第98回国会 参議院 予算委員会 第12号
慶州ナザレ園の問題について伺います。 外務大臣にお伺いしますけれども、韓国の社会福祉施設であります慶州ナザレ園の禹浩栄常務理事に対して感謝状を贈っていらっしゃるわけであります。
慶州ナザレ園の問題について伺います。 外務大臣にお伺いしますけれども、韓国の社会福祉施設であります慶州ナザレ園の禹浩栄常務理事に対して感謝状を贈っていらっしゃるわけであります。
○粕谷照美君 ナザレ園の定員というのは六十名収容する能力があるんですけれども、実質的には四十名しか入れることができないわけです。それはなぜかと言うと、経営が困難だからであります。そのほかに、日系婦人の非常に貧しい家に対して、わずかではありますけれども毎月一万ウォンを贈っているわけです。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 現在、御承知のように、ナザレ園に身を寄せておられるところの日本人妻の方々につきましては、大変、朝鮮動乱等の激動の中にあって夫と死別、離別するとか、いろいろと言葉には言い尽くせない御苦労をされておるわけでございます。
○国務大臣(中曽根康弘君) ナザレ園のめんどうを見てくださいます韓国の皆様方については、非常に感謝と尊敬の念を持っております。 日本人でありました御婦人方が、年をとりましてさびしい、わびしい境涯にあるところを、韓国の皆さんが非常に同情を寄せられまして、老後が安定するように物心両面にわたってめんどうを見てくださっております。
最後に、総理大臣、ナザレ園のことなんですけれども、総理がおいでになって、ナザレ園に金一封を贈られたということもあるんですけれども、実はあの前に、私はちょっと資料をいただきまして、要望を受けたわけですけれども……