1959-02-18 第31回国会 衆議院 外務委員会 第6号
しかるところ、現在南氷洋における捕鯨に参加している日、英、ノルウエー、オランダ、ソ連の五ヵ国の船団は二十を数え、条約によって認められております同水域での捕獲総頭数一万五千頭、白ナガスクジラで換算した頭数でございますが、一万五千頭のワク内で自由競争を行うとの条約の建前については、関係各国間の協調が必ずしも順調ではございませんし、また南氷洋捕鯨に参加していない国が条約の中で十二ヵ国を占めておりますので、
しかるところ、現在南氷洋における捕鯨に参加している日、英、ノルウエー、オランダ、ソ連の五ヵ国の船団は二十を数え、条約によって認められております同水域での捕獲総頭数一万五千頭、白ナガスクジラで換算した頭数でございますが、一万五千頭のワク内で自由競争を行うとの条約の建前については、関係各国間の協調が必ずしも順調ではございませんし、また南氷洋捕鯨に参加していない国が条約の中で十二ヵ国を占めておりますので、
現状におきましては、ヒゲクジラにつきましては、これは国際捕鯨委員会におきまして一九五五年大いに論議されたことでございますが、北太平洋におけるシロナガスクジラが非常に危険な状態にあるから、これにつきましては禁止をしてはどうかというふうなことで、一度これは現在禁止をするということが、国際捕鯨委員会におきましては決定されておりますが、日本といたしましては、そういう姿というものにつきまして承認ができないということで
その節カナダからの提案で、北太平洋におきます白ナガスクジラにつきましては、日付変更線より東の海域においては禁止をするという決定が下されておりますが、その節、日本としては白ナガスの資源の状態を見て、そういうふうに禁止をする必要はないという観点から、これに異議の申し立てをいたしまして、ただ異議の申し立てをして自由にとるという考えでなしに、日本としても各国の要請もあることであるから、自主的にこの制限をして
で、これは鯨におきましてヒゲクジラとそれからハクジラというものに大別できるわけでございますが、このうちヒゲクジラの部類に入りますものでシロナガスクジラ、ナガスクジラ、イワシクジラ、ザトウクジラ、こういうものが主たる対象になりますが、このものの資源というものが南氷洋におきましても次第にこれが逓減しつつある。特にシロナガスクジラ及びナガスクジラにおいてその姿がひどい。
○木田説明員 現在におきましては北部大西洋におきまして白ナガスクジラの禁止ということをやっておりますが、それに対しましてデンマークとアイスランドが異議の申し立てをしている。その件につきましては毎年国際捕鯨委員会におきまして論議の対象になっている。そこで委員会におきましては両国に対しましてその異議の申し立を取り下げないかというような勧告がなされております。それが一つぐらいであります。
ヒゲクジラの中では現在捕獲の対象といたしておりますものは白ナガスクジラ、ナガスクジラ、それからイワシクジラ、それからザトウクジラというものがございます。それからハクジラの中ではマッコウクジラというものが中心でございます。ヒゲクジラにつきましては特に白ナガスクジラ、これが資源的に非常に危ないということでございます。