1954-12-07 第20回国会 衆議院 決算委員会 第4号
すなわち、ドロマイト・クリンカー製造工場新設融資に対する不正融資、融資を受けたる不二ドロマイト工業株式会社を磐城セメント株式会社に合併した不正行為問題であります。 昭和二十七年六月二十三日、開銀は融資二億五千万円を、ドロマイト・クリンカー製造工場新設のために融資しました。
すなわち、ドロマイト・クリンカー製造工場新設融資に対する不正融資、融資を受けたる不二ドロマイト工業株式会社を磐城セメント株式会社に合併した不正行為問題であります。 昭和二十七年六月二十三日、開銀は融資二億五千万円を、ドロマイト・クリンカー製造工場新設のために融資しました。
実は本件の合併の審査に当りまして、我々といたしましても、通産省の御方針というようなものを全然考えないで審査したわけではございませんので、更に又関連事業と申しますか、そういつたふうな意味合いにおきまして、これは法の建前から、合併の第十五条の建前から申しまして、必ず必要な要件にはなつてはおりませんけれども、只今御指摘のございましたように、第一条の根本精神というような意味からいたしまして、この不二ドロマイト工業
副総裁 山際 正道君 アルミ産業危機 打開全国労組同 盟会長 宮崎 米一君 日本軽金属株式 会社取締役営業 部長 山田 雄吉君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○租税、金融制度及び専売事業等に関 する調査の件 (日本輸出入銀行の業務状況等に関 する件) (外資導入等アルミ産業問題に関す る件) (ドロマイト工業
○委員長(西郷吉之助君) それでは次の問題に移りまして、野溝委員より御希望のドロマイト工業に対する開銀融資等に関する件に移ります。
○柳原委員 私は不二ドロマイト工業株式会社と磐城セメント株式会社の関連性について、二、三重工業局長、軽工業局長に質問をいたします。終戦後一時製造を中止しておりましたドロマイト・クリンカーが、わが国の製鋼業の飛躍的発展とともに、必要不可欠なものとなつて、昭和二十六年十二月に至りまして資本金が一億円で不二ドロマイト工業株式会社というものが設立されたのであります。
○海野三朗君 私が通産大臣にお伺いいたしたいと思いますのは、昨年の国会で不二ドロマイト工業株式会社が磐城セメントに合併せられるということが新聞に出ました、その後向うの現地を視察して参つたのであります。このドロマイト工場の建設は鉄鋼国策の一環として、関連産業として通産省が力を入れまして、そうして開銀から融資をして独立の会社を作つたわけであります。
「鉄鋼の反対押切り合併案いよいよ提出」、そこで内容は、「磐城セ持株に物言わす」、内容は、「磐城セメントではかねて同社が大株主である不二ドロマイト工業(資本金一億円)を合併しようとして、合併に反対する鉄鋼業界の切り崩し工作を進めていたが、いよいよ甘一日の不二ドロマイトの役員会にこの問題をかけ、強引に乗取りをはかることになつたもようである。
「表記の件については、先般来より貴社において不二ドロマイト工業(株)を合併する計画が進められつつあるやに仄聞するが、ドロマイト工業は、鉄鋼生産合理化のための重要関連産業であり、特に不二ドロマイト工業(株)は同業界において極めて重要な地位を占めていること、および同社設立当時の経緯に鑑み、当局としては同社の運営には至大な関心を有しているので、果して貴社に不二ドロマイト工業(株)を合併する計画があるか否か