1949-04-06 第5回国会 衆議院 本会議 第13号
もちろん経済の九原則は総選挙以前にきまつておつた事柄でありますけれども、それまでに來る過程におきましては、あの重大なドレーパー・ミツシヨンによるところの報告が参り、あるいはヤング使節團が日本に來ておりますし、さらに芦田内閣においては、すでに経済の十原則というものが考えられておる。
もちろん経済の九原則は総選挙以前にきまつておつた事柄でありますけれども、それまでに來る過程におきましては、あの重大なドレーパー・ミツシヨンによるところの報告が参り、あるいはヤング使節團が日本に來ておりますし、さらに芦田内閣においては、すでに経済の十原則というものが考えられておる。
というのは、この間ドレーパー・ミツシヨン等について來られたホフマンとか、ちよつと名前は忘れましたが、そういう人の話を聞いてみますと、だんだん緩和するものだ、緩和させたいと思つておる、日本を復興するということは、結局極東の安定を持ち來すゆえんであるから、なるべく水準は緩和したいと考えておる——考えておるという程度で、どこの点に水準を置くとか、あるいはどこで——國務省とか、あるいは陸軍省とかがその決定権
これはドレーパー・ミツシヨンの勧告その他にも淵源するものでございまして、たとえば現在の増資の問題にいたしましても、いわゆる危險資産の一〇%ということを目標にして増資をやつておるという状態でございますので、今後銀行を新設する場合におきましても、新設の場合にもちろんこういう原則を確立して、はじめからスタートしなければならぬと思うのでありますが、そういうことが実際にできるかどうかということにつきましても、
その一人は、ドレーパー・ミツシヨンが來たときと、財政の均衡ということと、金融の健全化ということが、外資導入にきわめて密接な関係があり、必要であるということを強調せられておる。この金融の健全化をめざして、一たびおちついた金融整備も、第二封鎖預金をさらに打切つて、その内容を堅実化したような次第である。そして関係筋方面に意見を質しても、ああいうことはしない方がいいという意見であつた。
それは御承知の通りに金融機関の最終処理の問題につきましては、三月末日をもつて一應この処理を了することになつたのでありますが、ドレーパー・ミツシヨンがまいりましたときに、非常に將來の日本の貿易関係であるとか、あるいは外資の導入であるとか、こういうものをスムースにいたしまして、そうして日本の再建を早めるためには、金融機関をどうしても健全にしなければならないということが、特に強調されたように聞いております
司令部は先般ドレーパー・ミツシヨンの承認を得まして、それをワシントンに送つているわけであります。ワシントンからの返事はまだ來ないのですが、返事が來たらただちに政府としては動き出すつもりで待機しております。
從つてこれはまあ社會黨の立場から言えば、非常に重大な問題として扱われておるけれども、ドレーパー・ミツシヨンが來朝したことを契機として、その後日本の情勢というものは可なり大きな變化をしておる。例えば外資導入の具體化の問題、その他日本の金融機關の再建整備を促進するということについての示唆、その他各般の情勢というものが、ドレーパー・ミツシヨンの來朝を契機として著しく變化しておるのであります。
○左藤義詮君 社會黨の黨大會で決定しましたのがドレーパー・ミツシヨン來朝前でありますが、三黨協定を行なつたのはドレーパー・ミツシヨンが來られた後であります。前の豫算委員會で、大藏大臣が利拂停止を前提として委員會を持つと言われたのも、ミツシヨン來朝の後なのであります。