1953-05-29 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第3号
○松尾説明員 今の輸出業者に対する優遇措置として、第一点は現在実施をいたしております輸出振興外貨の拡張問題でなかろうかと思うのでありますが、御存じのように現在ドル地域向け輸出につきまして、商品を三種類にわけまして、その輸出額のあるものは一五%、あるものは一〇%、あるものは五%というふうな三段階の優遇率を設けまして、その率の範囲内において、あるいは渡航費を持たせるとかあるいは輸入させるとかいうふうな措置
○松尾説明員 今の輸出業者に対する優遇措置として、第一点は現在実施をいたしております輸出振興外貨の拡張問題でなかろうかと思うのでありますが、御存じのように現在ドル地域向け輸出につきまして、商品を三種類にわけまして、その輸出額のあるものは一五%、あるものは一〇%、あるものは五%というふうな三段階の優遇率を設けまして、その率の範囲内において、あるいは渡航費を持たせるとかあるいは輸入させるとかいうふうな措置
次に糸価安定の関係でございますが商品の性質から考えまして、生糸についての糸価安定と同様な施策をとつたらいかがか、こういうお説でございますが、糸価安定と、実は今度行いますドル地域向け輸出品、ことに見込み生産品の金融保険とは、実は同工異曲なのでございまして、生糸の方におきましては、政府が一定の値段より下れば買い上げ、一定の値段より上ればこれを売り放つというようなことを、政府会計で直接にいたしておるということになつておるのに
現行輸出信用保険法は、昭和二十五年三月三十一日に施行せられ、甲種保険制度を確立し、また昭和二十六年十二月一日には一部改正を行い、乙種保険制度を実施して今日に参つたのでありまするが、過去約二年にわたる甲種保険制度実施の経験にかんがみまして、この制度についてなお改善しべき諸点が見出されましたほか、さらに現下の切実な要請でありまするドル地域向け輸出振興を促進するため、輸出資金の融通の円滑化をはかり、また海外市場
しかしながら、過去約二年にわたる甲種保險制度実施の経験にかんがみまして、この制度についてなお改善すべき諸点が見出されましたほか、さらに現下の切実な要請であるドル地域向け輸出振興を促進するため、輸出資金の融通の円滑化をはかり、また海外市場の開拓を期する上に、保険制度による推進策を講ずる必要が生じて参つたのであります。
しかし生産コストをいかなる場合でも引下げる、この大臣の御説を拝聴しまして私もその通りだと思うのでございますが、陶磁器の輸出にとりまして最も大切なもの、特にアメリカ向け、ドル地域向け輸出に対して大切なものは、金の地金を用いた金箔によるところの陶磁器の生産、意匠、これらが非常に重要なる生産価格の一部をなしている。
(「中国貿易はどうした」と呼ぶ者あり)これがため、政府といたしましては、前に述べました経済協力のための諸方策の推進と相待つて、輸出信用保険制度の拡充、輸出振興外貨制度等によりまして、ドル地域向け輸出の増進を図る所存であります。
これがため、政府といたしましては、前に述べました経済協力のための諸方策の推進と相まつて、輸出信用保険制度の拡充、輸出振興外貨制度等によりまして、ドル地域向け輸出の増資をはかる所存であります。これと同時に、ポンド地域に対する貿易につきましては、東南アジア地域開発への協力と相まつて、原材料、食糧等について極力ポンド地方からの輸入の増加をはかつて参りたいと存じます。