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210件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1988-05-24 第112回国会 参議院 大蔵委員会 第16号

近年のアメリカを中心とする金融先物市場の異常な肥大は、ドル危機を契機とする変動相場制移行など、世界経済危機動揺によるものであります。しかし、先物市場の拡大はその原因となった経済危機動揺を何ら解決しないばかりか、為替相場株価金利などの変動を一層激しくする一方、世界経済カジノ化とも言うべき懸念すべき事態を招来しているのであります。  

吉井英勝

1988-05-19 第112回国会 参議院 大蔵委員会 第15号

ドル危機変動相場制移行に伴うドル変動がきっかけで通貨先物が導入されたわけであります。またその後、アメリカインフレなど経済危機を背景とする金利変動などから金の先物が、さらに株価変動 から株価指数先物がというぐあいに、相次いで新しい金融先物が先導されてきたわけですね。  そこで、まず世界金融先物市場の規模は現在どれくらいか。

近藤忠孝

1987-05-14 第108回国会 参議院 大蔵委員会 第4号

近藤忠孝君 じゃ別の点を質問しますが、キングストンの合意以降もドル危機のたびに金の市場価格が暴騰しています。質問は、金の需要と金価格見通しはどうか、それから円高ドル安の中でドルから金へ急速な資産保有のシフトが起きると、こういう状況もありますが、その現状と見通しについてお聞きします。

近藤忠孝

1987-03-13 第108回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

まず、アメリカ帝国主義ベトナム侵略が、一方では軍事費のばらまきによるドル危機を通じて七一年のドルと金の交換停止(ニクソン・ショック)を引き起こし、他方では民族解放運動国際的高揚を通じて産油国による石油資源主権宣言、七三年のOPECによる石油価格の四倍値上げ(石油ショック)を生み出しました。  

上田耕一郎

1986-03-20 第104回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

しかし、それがドル危機の中で兌換をしなくなるというそういうあれの中で、かつては金という金属の目盛りではかることができたものがそれがなくなって以降、ちょうどゴムひも目盛りを打って、それでおれはこのくらいだと思う、このくらいだと、力の入れ方でもって目盛りの大きさがみんな変わってくると、そういう状況になって、かつて経験をしたことがないそういう状況になってきているのではないかと私は思うんです。

稲村稔夫

1986-02-15 第104回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

○加藤(卓)委員 次に、先ほど井上頭取さんからお話がございましたので、ぜひひとつお聞きしたいと思うのですが、円相場や何かの上昇はほぼ大体天井じゃないかというような感じに受けとめましたが、昭和五十二年から五十三年のドル危機のときには、円ピークは一ドル百七十六円に近づいているし、今回、大幅な貿易赤字を持つアメリカが、借金国になった上にドル相場が大変下落しているにもかかわらず、なかなか赤字が縮小しないというような

加藤卓二

1980-05-15 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第30号

したがって、いまの相場で直ちにドル危機だとは率直に言って言えないと思います。したがって、米国の金融引き締め策の浸透に伴って、それがインフレ抑制にどういう効果を上げていくか、そういうことがドルの安定につながって、ひいては国際通貨情勢の全体が安定していくという効果をいま期待しておる。だから、この現象だけを見てドル危機だ一ただ十月末に返ったというふうに理解すべきじゃないか、こういう感じでございます。

竹下登

1980-04-10 第91回国会 参議院 外務委員会 第6号

この問題は自由な貿易というふうなことで、体制的にそれが、ガットが一九四七年に発足して、今回の東京ラウンドが七回目の交渉、非常に長期間にわたった交渉だったわけですけれども、これはそれまでのガットに関するケネディ・ラウンドまでの経過とは違って、やはり先進諸国経済成長アメリカ経済進出によって、あるいは戦争政策によってドル危機が招かれたというふうなこともあって、一九七一年のアメリカの新政策ガット体制

立木洋

1980-03-24 第91回国会 衆議院 外務委員会 第10号

東京ラウンド交渉の動機は、ドル危機など世界経済での相対的地位の低下に悩むアメリカが、新たにアメリカ主導貿易秩序の確立、各国市場開放を求めることなどにありました。  調印された主要な協定は、わが国でも自動車、鉄鋼など、いわゆる国際競争力の強い分野独占企業にとっては好都合な面があっても、中小企業や農業などには重大な影響を与えるものであります。

野間友一

1980-01-30 第91回国会 参議院 本会議 第4号

ドル危機を初めといたしまして、たび重なる石油危機に逢着いたしまして大変な困難を味わったわけでございますけれども、わが国民技術力経営力はこれに耐えて他の諸国に劣らないりっぱな対応ができたことはありがたかったと思っておるわけでございます。  石油価格は十三、四倍に上がりましたけれども、去年の十一月末の卸売物価水準は十年前に比較いたしまして一・八倍のところに抑えております。

大平正芳

1978-02-16 第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号

が、あなたの親分筋に当たる田中内閣のとき、昭和四十六年にドル危機があったわけですね、ドル危機がありまして、そして、やはりドル減らし政策をとったわけです。その政策のときには列島改造という超高度成長型の公共投資をいたしましたが、それとあわせて、昭和四十八年は、四十七年、四十八年とずっと強調しましたが、四十八年を福祉元年として、福祉については年金その他若干の質的な改善を加えたわけです。

大原亨

1976-10-07 第78回国会 参議院 外務委員会 第1号

立木洋君 この問題を、私はP3Cだけの問題との関連でこのグラマンのE2Cの問題が疑惑があるというだけではなくて、この間のアメリカとの外交交渉、折衝等々の経過、これについてはいろいろとまた外務省当局としては否定される面があるかもしれませんけれども、見てみますと、このE2Cの問題やあるいはP3Cの売り込みの問題が進められた状況というのはどういう時期かと言えば、これは御承知のようにアメリカドル危機ドル

立木洋

1976-05-21 第77回国会 参議院 大蔵委員会 第11号

ちょうどこの時期見てまいりますと、四十六年、四十七年——四十七年は田中内閣が発足をいたした年だと私は記憶いたしますが、同時にアメリカドル危機というのが叫ばれておったはずであります。だとすると、アメリカもなかなか負担し切れないかち、だからひとつよその国に肩がわりしてくれと、こういう議論も成り立ってくると思うんですね。また、そう受け取っておる向きもあります、はっきり言えば。

村田秀三

1975-11-12 第76回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号

しかし、それぞれの議題を各論別にながめてみますと、ドル危機以降、特にそれぞれの問題別あるいは分野別各国、特に主要国の代表が参加をしていろいろな会議がやられてまいりました。しかし、それにもかかわらず、たとえば一番基本的なIMF体制の再建の取っかかりを一体どうするのかという問題、たとえば大臣も何回か国際会議にお出になっていらっしゃるし、あるいは四十八年には東京ラウンド国際会議が開かれる。

増本一彦

1974-10-15 第73回国会 衆議院 決算委員会 第3号

もともと金価格は一本だったわけですが、例のドル危機以来二重価格制度になった。これが崩壊しているわけですね。その点で、イタリアの救済の場合、西ドイツ金担保借款制度、これを二国間協議でやって、現実には公定価格自由市場価格の大体八〇%プラスぐらいに評価して、ワクをはずしている。八月末の評価によると、一オンス百二十ドル西ドイツイタリアで評価された。

庄司幸助

1974-01-25 第72回国会 参議院 本会議 第8号

しかし、こういう事態は全く予測せられないということではなかったわけでございまして、ドル危機が生じましたときに、国際的な経済の波動に対応するように対外経済調整法のごとき法律を提案をし、これを早期に成立せしめていただくことによって、政府は可能な限り行政措置において調整権が発動できるようにしていただきたいと願ったわけでございますが、まあ当時の情勢としてはそういうことは実現しなかったわけでございます。

田中角榮

1974-01-24 第72回国会 衆議院 本会議 第10号

日米安全保障条約経済発展のささえだという、いわゆる安保繁栄論の誤りも、ドル危機、石油危機を通じて日本国民がすでにみずから体験しているところであります。  総理は、この事態になってもなお、日本主権と安全をそこなう安保条約を将来とも堅持する考えなのかどうか、あらためてお聞きしたいと思います。  日米安保条約の廃棄こそ、今日、日本が直面している危機を打開するかぎであります。

金子満広

1973-09-22 第71回国会 衆議院 本会議 第62号

世界最大資本主義国といわれるアメリカは、ドル危機に見られるように、今日、深刻な経済の混迷に見舞われておりますが、このドル危機は、アメリカの産業的、経済的優位が失われつつあることを示すものであって、このことは、戦後アメリカのとってきた軍備増強、その結果としての過重な軍事支出と切り離して考えるわけにはまいりません。

成田知巳

1973-08-29 第71回国会 衆議院 大蔵委員会 第48号

そうして一方、アメリカをはじめとするドル危機の問題になりますといまのようにおことばが変わるのは、まさにこれはトリレンマという、そういったところにあらわれていると私は思うのであります。いまの御答弁を伺っても、一番の原因であるドル危機ドル海外流出ということについての歯どめということには、これはならないのじゃないか。

荒木宏