1975-12-16 第76回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
○木下委員 米軍と韓国軍がことしの六月下旬ごろから実施をしておる合同軍事演習、イエロードラゴン作戦あるいはキャプスタンドラゴン作戦なるものがあります。これはどんな作戦なのでしょうか。どこでどのくらいの規模で行われたものでしょうか。また、在日米軍はどういう部隊が参加をしたのでしょうか。
○木下委員 米軍と韓国軍がことしの六月下旬ごろから実施をしておる合同軍事演習、イエロードラゴン作戦あるいはキャプスタンドラゴン作戦なるものがあります。これはどんな作戦なのでしょうか。どこでどのくらいの規模で行われたものでしょうか。また、在日米軍はどういう部隊が参加をしたのでしょうか。
それを踏まえまして質問を続けていきたいと思いますが、ことしの六月の十九日に、韓国の浦項一帯にかけまして、いわゆるイエロードラゴン作戦と称する米韓一体の大がかりな合同訓練がなされた。すでに新聞の報道にあるとおりであります。その際に、沖繩からF4Eファントム戦闘機が十機参加した、こういう報道がある。
本年六月十九日、韓国東岸の浦項一帯において在韓米軍と韓国軍とがイエロードラゴン作戦と称する実戦訓練を行った。その際に、現地の指揮官から、沖繩からF4E戦闘機十機が参加をしているということを複数の日本人の記者に話をしたということが確認されている。まず事実関係を伺いたい。こういう事実はどうであったのか。その点について、外務省がよろしいのですか、外務省から御答弁をいただきたい。
事実、いま韓国におきまして在韓米軍が韓国の海兵隊との間で、浦項湾一帯にかけて非常に大がかりな、いわゆるイエロードラゴン作戦と称する合同実戦訓練を開始した。これには沖繩からF4E戦闘機十数機も参加したということも確認されております。
しかもフライングドラゴン作戦というものを——朝鮮半島で第二次朝鮮戦争が起こったらという前提で三十八年に研究したのが三矢研究なんだ。いまあなた方がぽつぽつ出していることは、ほとんど一つ残らず全部ここにある。作戦調整機構というものは司令部がなければできないでしょう。第七艦隊は別な任務を持っているでしょう。専守防衛じゃないでしょう。思想統一もしなければならぬでしょう。
私きょう聞いているのはゴールデン・ドラゴン作戦全体を聞いている。御存じないでしょうか。
それは七三年度ゴールデン・ドラゴン作戦、これは七〇年以来三年ぶりの大演習である。この七三年度ゴールデン・ドラゴン作戦というのは、いつからいつまで行なわれましたか。私は、少なくとも三カ月以上、すなわち三月の初めから五月の末まで行なわれていると思うが、その点はどうです。しかもこれは防衛庁のある人は、三カ月間行なわれたということを言っております。そういう点はどうでしょうか。
○楢崎委員 この部隊は、昨年の三月から六月にかけて例の米韓合同演習、ゴールデンドラゴン作戦、これに岩国から参加しておる部隊です。そのような部隊なんです。 ところで、米軍は、爆弾、つまり弾頭部分を色で表示をいたしております。核弾頭はどういう色で表示されておりますか。
現に昨年春のゴールデンドラゴン作戦においては、この部隊が沖繩と岩国から出撃をして朝鮮半島に上陸作戦を敢行するという危険な演習まで行なっているのであります。しかも、アメリカの海兵隊のチャップマン司令官は、法的にはどうなろうと、この部隊が沖繩で緊急出撃権を持つのは当然であるということを最近も公言しております。
だから沖繩を含む在日米軍基地がそのように使用されることを当然政府は承認することになりますが、ゴールデン・ドラゴン作戦はそのような米国の諸条約上の義務の範囲とぴったり一致しているように私は思うわけであります。そしてまた岩国基地の米軍が参加したことを政府は当然と思うのかどうか、その点を伺いたいと思います。
それに関して三月の下旬から六月の中旬まで例の岩国の海兵隊とそれから沖繩にある海兵隊、これは緊急部隊として組織されて「第一緊急部隊」、こういうふうな名称をつけられたのですが、それでゴールデン・ドラゴン作戦、こう銘打って岩国の基地から直接韓国の上陸作戦演習が行なわれたが、いまだかつて岩国の基地から直接——演習とはいえ、訓練とはいえ——沖繩の部隊と在日米軍部隊が韓国の半島へ行って訓練、上陸作戦ということをやったことはないわけです
○岩間正男君 時間がないので、端的にお答え願いたいと思いますが、昨夕及びけさの新聞によれば、沖繩の第三海兵師団所属の海兵連隊、航空部隊、さらには山口県岩国基地の第一海兵航空団所属の飛行隊が、米韓合同の上陸演習——「ゴールデン・ドラゴン作戦」に参加していると伝えられておる。
三矢計画において、あるいはフライングドラゴン作戦計画なるメモにおいてしかり、ということができます。国会の資料要求に対しても、軍事上の理由ということで秘匿し、自衛隊の実情を、国会の場を通じて国民に知らせることを、みずから拒否しておるのであります。この点については、大いに反省すべきであります。 第二点は、内局の人事についてであります。
このことが、私は、ただいまいろいろ三矢計画だとかあるいはフライングドラゴン作戦だとか、いわゆるアメリカの作戦の一環となっての計画を立てやすい体制にあるというふうに感じております。このことに対する、いわゆる自主防衛なりわが国の国益に関連しての自衛隊の将来のあり方を深く考えなければならない時期に至っておる、第三次防の整備及びそれにつながる将来の整備をいたします際に、そういう感じがいたしております。
○山本(弥)委員 これもしばしば論ぜられたことでございますけれども、三矢計画だとか、あるいはフライングドラゴン作戦、ブルラン作戦、こういったものはあるのでございましょうか、ないのでございましょうか。
三矢計画において、あるいは四十年度フライングドラゴン作戦計画なるメモにおいてしかりであります。 そこでお尋ねをいたしたいが、五月二十五日、二十六日の両日、外相公邸で行なわれた、安全保障の諸問題に対する打ち合わせと称する会議は、一体何か。日本側、外務省牛場次官、東郷北米局長、鈴木国際資料部長、防衛庁三輪次官、海原官房長、天野統幕議長であります。
ブルラン作戦というのは、政府がこういうのはあるとかないとか言っておりますが、今日ではもうはっきり国民はこういうものが三矢作戦、ドラゴン作戦、そのあとにこれができているということを知っていますよ。これはアメリカ太平洋方面軍最高司令部、太平洋艦隊最高司令部、極東方面軍陸海空最高司令部の参謀情報スタッフが防衛庁の統幕と合議の上、一昨年作成したものです。この中に次のようなことが書いてある。
三矢作戦のときも、フライングドラゴン作戦のときもそうであった。みんな初めは、知りません、ありませんというようなことを言って、最後は認めたではありませんか。私たちは必ずそういう時期がくるということをはっきり言って、質問を終わります。
すなわち、その計画は、日韓条約締結に伴って、三矢作戦、フライング・ドラゴン作戦を一そう具体的に発展させた戦争計画であって、その中にははっきりとこういうことまで想定しております。 第一に、自衛隊に、米軍と共同して、朝鮮、台湾などへの軍隊、武器、弾薬の輸送に当たらせる。第二に、必要に応じて朝鮮、中国などへの攻撃に参加させる。
○小林委員 いままでの政府の中国、北鮮に対する基本的なものの考え方、あるいはまたドラゴン作戦等を通じて、この日韓条約というものが、やはり防共、極東の安全を守るというアメリカの立場に立って、対共産主義の、侵略を防いでアジアの安全を守るという反共防衛を根幹としてでき上がっている協定条約であることは、私は明白になったと思うのであります。