1980-03-19 第91回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
この免許行政あるいはドライバー行政に対する基本的な認識の問題でございますが、お話がありましたように、もうすでに四千百万人を超えるドライバーでございまして、しかも年々二百万人の新たなドライバーが年間に誕生する、こういう時代でございまして、この八〇年代というのは、本当に国民皆免許時代の幕あけとも言える年代になった、こういう基本認識で仕事を進めていくべきだろうと私ども思っております。
この免許行政あるいはドライバー行政に対する基本的な認識の問題でございますが、お話がありましたように、もうすでに四千百万人を超えるドライバーでございまして、しかも年々二百万人の新たなドライバーが年間に誕生する、こういう時代でございまして、この八〇年代というのは、本当に国民皆免許時代の幕あけとも言える年代になった、こういう基本認識で仕事を進めていくべきだろうと私ども思っております。
特に国民皆免許によります大量交通時代の幕あけを迎えまして、従来の運転免許行政からドライバー行政への大きな転換を迫られておることや、さらには交通量の著しい増加に伴って交通公害のない平穏な暮らしを求める国民の要望などが一層強まってきておるわけでございます。
特に国民皆免許によります大量交通時代の幕あけを迎えまして、従来の運転免許行政からいわゆるドライバー行政への大きな転換を迫られていることや、さらには交通量の著しい増加に伴って交通公害のない平穏な暮らしを求める国民の要望などが一層強まっておると思います。
このことは昨年の道路交通法の改正を通じまして本委員会におきましても御指摘ありましたように、国民皆免許時代の到来を迎えて、ドライバー行政に抜本策を考えろと附帯決議のトップにそれをいただいておるわけなんでございます。
大体半年で百万人ふえるという状況で推移をいたしておるわけでございまして、まあ国民皆免許時代の幕あけというような認識でおりますが、そういう意味ではこれからドライバー行政というものを、免許行政からドライバー行政への転換という形で仕事を進めていかなければならないと思っております。
○杉原政府委員 まことに示唆に富む御意見でございまして、実は私どもこの免許制度というものをドライバー行政という観点から抜本的に見直しをしようということで考えておるわけでございまして、関係の方々の意見をいま聴取している最中でございますが、先ほどおっしゃいましたような意見が大ぜい寄せられております。
その点ではドライバー行政がこれから問われてくると思います。 後でちょっと触れさせていただきますが、その前にもう一つ警察庁に運転者対策についてお伺いいたします。 日本の狭い国土にドライバーがあふれてきたわけです。車がひしめく状態であれば当然交通事故を引き起こす危険性が考えられます。
先ほど申し上げましたように本当に免許行政からドライバー行政に、そういう観点に立って現在の免許制度を見てみますと、いろいろな面で考えなければならない問題が非常に多いように思います。 この問題につきましては、先般の道路交通法の改正案を御審議をいただきました際いろいろ意見が出まして、附帯決議にも免許制度について早急に抜本的な対策を講じろという御指摘を受けておるわけでございます。
そういう中で車社会というのはどうあるべきかという観点から考えていきますと、先般の道路交通法の改正の中にもそういう問題が入っておるわけでございますけれども、従来われわれの施策としてドライバー行政というものを考えました際に、道路交通法の知識と車が上手に転がせる運転技術、それが備わっておるとドライバーになれるという点があったのではなかろうか。
で、そうなると、いわゆる運転者自身の教育の問題、まあ運転者の道徳あるいはこちら側とすればドライバー行政、こういったものに対してどういうふうにいま取り組んでいかなきゃならぬかという、こういう問題があると思いますね。その点ひとつお聞かせ願いたいと思います。
まだまだ私ども、この指定自動車教習所の役割りに対応するいろんな対応の仕方というのがおくれている面があるように思いますので、これからそういう点につきましても、われわれ本当にドライバー行政を考える場合に、車の両輪のような役割りを果たしていただいているものですから、そういう点の認識の上に立ってこれからさらに仕事を進めてまいりたいというふうに考えております。
したがってこれからは、いま申し上げた交通弱者に対する事故防止対策、それからもう一つはドライバーに対する行政的な指導といいますか、ドライバー行政が必要になってくるのではないかと思います。
車両行政、免許行政というのはこれまで進められてきてはおりますが、問題はドライバー行政というのが空白であったのではないか、したがって今後、ドライバー行政を確立していく意味で、しっかりと根を据えたものにしていくためには、ドライバーは車を持ち、それを運転するに当たって、もっと社会的に責任を持っていかなければいけない。
○青山委員 交通局長さんおっしゃったとおり、これまで進められてきた車両行政、免許行政、さらにこれからはドライバー行政に力を入れていただきたい。事故を起こすのは車ではないのです。車を運転しているドライバーの資質の問題でずいぶん起きているわけです。