2002-04-18 第154回国会 参議院 総務委員会 第12号
そこで、ちょっと話は変わりますが、救命救急士制度ができまして、これは平成三年に創設をされたわけですけれども、大変な御活躍でいろんな急病の人たちが命を救われたということで、私は大変この救命救急士制度については非常にありがたいなと、このように思っておるわけでございますが、この救命、ドクターズカーも最近出てきておりますけれども、これは別として、いわゆる一般の救急車では、救命救急士がその救急車の中でできる仕事
そこで、ちょっと話は変わりますが、救命救急士制度ができまして、これは平成三年に創設をされたわけですけれども、大変な御活躍でいろんな急病の人たちが命を救われたということで、私は大変この救命救急士制度については非常にありがたいなと、このように思っておるわけでございますが、この救命、ドクターズカーも最近出てきておりますけれども、これは別として、いわゆる一般の救急車では、救命救急士がその救急車の中でできる仕事
二十四時間の救急受け入れ体制、二十四時間ドクターズカーというのをつくりましたね。最新の医療機器を備えたドクターズカーに医師と看護婦さんが乗り込んで、いつでもどこでも迎えに行って、二十四時間の集中治療室に運び込む。一九七五年当時、香川県の乳児死亡率は全国最悪だったそうですが、この小児病院ができることによって大きな成果を上げて、一九七九年には全国最少になったという状況だそうです。
各県で専用車を持っていないところもまだあり、ようやく平成三年度にドクターズカーについての国の補助が実現いたしまして大変喜ばれております。しかし、三千万の三分の一の補助ということで、実際には旭川の厚生病院、これは補助のないときでしたが、六十二年で四千万円、静岡県では平成四年度で三千三百万と、この四年間補助率がアップしていないということで、ぜひ実態に沿うように拡充を図っていただきたい問題。
○国務大臣(大内啓伍君) 今さまざまな問題を御指摘いただきましたが、新生児の医療におきまして、ドクターズカーは地域の医療機関と専門医療機関の効率的な連携のために大きな役割を果たしていることは事実でございます。しかし、その絶対数も十数台というところでございまして、絶対量そのものが不足している。そこにはいろんな先ほど来御指摘の補助金の問題等々もある。それから報酬の問題もございます。
現在、厚生省、消防庁におきましては、先生のおっしゃるいわゆるドクターズカーないしはドクターカー、この導入を図っておられるところでございますが、私どもの調査結果によりますと、現実に事故の現場へ出る回数が今の段階でまだ極めて少ないという状況等も見られましたので、今後ドクターズカーを十分活用するように、そういう意味合いにおきまして、厚生省、自治省に対してその活用等について勧告したところでございます。
○澤説明員 厚生省におきましては、救急患者に対しまして早期に医療処置を施し救命率を高める上で有効であるという考えから、昭和五十二年度より第三次救急医療施設であります救命救急センター、これは重篤の脳卒中、心筋梗塞あるいは頭部外傷のような方を対象にした救命救急センターに、患者監視装置等の医療機械を搭載し、医師、看護婦が同乗するドクターズカーの整備を推進しているところでございます。
○辻(第)委員 厚生省、消防庁は既に昭和五十二年あるいは五十三年からドクターズカーの普及を推進されているということであります。消防庁、厚生省にお伺いいたしますが、現在ドクターズカーは全国でどれだけ運用されているのか、簡単にお答えをいただきたいと思います。
今日ほど救急医療体制を含めての大事さというか、パラメディカルというのでしょうか、あるいは西ドイツがやっているようなドクターズカーとかヘリコプターでのああいった形での救急医療体制の充実ぶりを聞くにつけ、残念ながら今日の我が国の救急体制の手おくれ、遅い面を感じております。
消防庁が考えておられるパラメディック的なもの、または厚生省が考えておられるところのドクターズカー、こういう対応の整合性、また現場においての一次救急、救命救急、緊急蘇生法、こういう実施について、予算委員会の分科会等でも質問されており、答弁としては、検討する、こういうようなことでございますが、その後の検討、それからどう進んでおるのか、今後どのように具体的に取り組んでいくのか、そのあたりのお考えをお聞かせいただきたい
私はこの状況を聞きまして国の対応は非常におくれているな、ドクターズカーの導入、それから救急ヘリコプターの配備を前提とした具体的対応は急がなければならぬ、こういう実感を持って帰ってまいりました。 これもまた西ドイツのデータです。(資料を示す)五十年のときを一〇〇と押さえまして、そしてその後の事故の状況をずっと追ってみました。これは非常に科学的です。統計データですから正直です。
○国務大臣(奥田敬和君) 先ほどからの御提案のドクターズカーの問題、そして救急ヘリの問題、これは大変大事な方向なので、消防庁に関する限りにおいては救急ヘリを、ちょっと気の長い話ですけれども、答申もいただいております。二十一世紀初頭までに各県一台配備しろとか、あるいはドクターズカーの問題にしても、二十四時間お医者さんを常につけていくという形は我々は理屈としては十分検討もいたしました。
○及川順郎君 じゃ具体的に、先ほどから出ておりますお医者さんを事故現場へ早く行かせるドクターズカーの導入、救急ヘリコプターの配備、なるべく早い時期に実現する、こうお答えいただけますか。
救命救急というのは、自治省消防庁の考えているパラメディック的なもの、あるいは厚生省のどちらかといえばドクターズカーでいきたいという対応、こういう問題を整合さしていかなければいけません。それからまた、現場に居合わせた人、なかんずく警察官によるところの救急蘇生法の実施等いろんな問題もあるわけでございます。
きょうは時間も余りございませんので、厚生省もお見えになりますから、厚生省はドクターズカーというのを持ってみえるわけですね。このドクターズカーの稼働と、消防庁が考えてみえる消防庁の連携をどううまく構成させていくか、これが残念ながら現実にはできていないわけです。この点はどのように考えていかれるのか、とりあえずドクターズカーの現状からひとつ厚生省にお伺いしたいと思います。一般論でいいですから。
○澤説明員 現在救命救急センターにドクターズカーを配置すべく厚生省も取り組んでいるわけでございます。このドクターズカーは医療機関にある救急車ということでございますけれども、医師が同乗して救急現場あるいは搬送途上での医療に当たるということでございまして、消防署の救急車とランデブー方式あるいは救命救急センター以外の医療機関からの要請に応じて車が出動する、そのような体制でやっているわけでございます。
ドクターズヘリの問題と同時に、今回は具体的に触れませんでしたけれども、ドクターズカーというのも大変大事な課題だと思います。これはもう車の両輪のように相連携していく必要があろうか、このように思うわけでございます。こういう点での改善措置を含めて、ぜひドクターズヘリの実現のために御尽力をいただきたい。
○仲村政府委員 消防機関の救急自動車へお医者さんに乗っていただくということで、今御指摘の西宮市等で実際に行われているわけでございますけれども、厚生省におきましても現在三十カ所の救命救急センターにドクターズカーを整備しております。実績が若干ばらついておりますが、年間五十件から二百件ぐらいの幅でお医者さんに同乗していただいているという実績があるわけでございます。
○津島国務大臣 ドクターズカーあるいはドクターズヘリコプター、こういう医師同乗システムは救命率を高める上で非常に有効であることは論をまたないわけでございます。そこで、先ほども御答弁いたしましたが、救急医療体制検討会の検討の結論を早くいただきまして、関係省庁ともよく調整しながら、積極的に対応していきたいと思います。
○川崎(寛)委員 今ドクターズカーのことも言っておられるわけですね。そうしますと、パラメディックスも検討する、こういうことですが、しかしこれは、現在医療行為ができないということになりますと、検討しておりますじゃだめなんですよ。
中田先生にちょっとお伺いしたいのですが、中間施設の問題を含めてでありますけれども、御案内のように、今現在あります救命救急センター、非常に成人病が多くて、あれが出てきたときにすばらしい発想だということでドクターズカー構想までありました。しかし現実にはそれが全然整備されてないと思うのですね。そしてあの構想がひとり歩きしたために、財政の裏づけも何もなかったために整備がされなかった。
ところがこの救命救急センターのスタートの時点で、ドクターズカーを含めて、心臓病あるいはまた脳疾患の応急的な処置をするために大変よくなるという、こういう発想で、私たちも感心していたし、今でも期待をしておる。ところが現実にそういうものをつくっていても、今全国的に見たときに、はっきり申し上げて、その構想は遅々として進まない、これが実態であります。
○仲村政府委員 国立病院につきましては、先ほど申し上げたように、十二ヵ所の救命救急センターがございますが、いずれも交通至便なところにあるということから、私どもとしてはドクターズカーを持っておりません。
○仲村政府委員 救命救急センターにおきますドクターズカーにつきましては、必要に応じて医師の管理のもとに重篤救急患者を搬送するドクターズカーを設置することになっておりますが、私どもとしては、先ほど申し上げたように、それぞれ国立病院は交通至便なところにあるということで、ドクターズカーを持っておらないということでございます。
また、ドクターズカーを広く実施するというような、そういう考えの声もあるんですけれども、そんなものはいかがでございますか。
けが人が起きた場合あるいは急病人が起きた場合、一刻も早くそこに救急隊員が到着いたしまして適当な病院に搬送しなければならないということで、私ども、救急業務については今後とも厚生省と協力して努力してまいりますが、ただ先生のおっしゃいましたドクターズカー、これは非常に何と申しますか一番適切な方法だろうと実は思うのでございますけれども、現在の救急自動車には医者は乗せておりません。
それから、当初救命救急センターに配備するということになっておりました必要設備搭載のドクターズカー、これの保有状況はどうなっているか。広域救急医療情報システムの整備状況、これはどうか。医師の常駐が行われているかどうか。この点についてはいかがでしょうか。
それから、先ほど申し上げましたドクターズカーについて将来的な構想としてどのような方法で取り組まれていくか。この二点をお伺いして、救急医療体制については終わりたいと思います。
問題はドクターズカーでございますが、現在ドクターズカーを持っておりますセンターは三カ所、自動車が三台でございます。なぜこんなに少ないのかという問題が起こってくるわけでございますが、これは現在の都市交通の事情、交通渋滞その他のいろんな問題がございまして、なかなかうまくまいりません。そういう関係から、十分に利用できるセンターが三カ所持っているだけでございます。
先ほどお答え申し上げました第三次救急医療のいわゆる救命救急センターにはドクターズカ−、これは医師が乗り込む自動車でございますが、そのドクターズカーを設置いたしまして、しかもその車の中にはICUとかCCUというような特殊な機械を積み込みまして、患者の搬送に今後医療機関の方も積極的に出ていこうというふうに考えておるところでございます。
そして、各市にせめて一台ぐらいはドクターズカーを置いて、必要な場合はこのドクターズカーが駆けつける。これも民間の医師が輪番制で乗っていただく。こういう体制を国、自治体の責任でとれれば、私たち国民は不意に訪れる病気やけがに対してよほど安心して過ごせることになるのではないでしょうか。これにはお医者さんの言い分もいろいろあると思います。
そういうような上に立って、当面考える具体的な解決策として、御提言でもございますが、搬送先における応急措置が可能な手段あるいはドクターズカーというようなことで、医師が同乗する救急車の配備を急ぐ必要があるんじゃないか、そういう体制を整えるための、いわゆる政府の体制をとらなきゃならぬと思いますので、それをまず一くくりにして井上さんにお伺いします。
さんも、最近ではすぐ搬送いたしまして、これに対して外科的手術を行う方がいいというようなことに、だんだん医学も進歩してまいったわけでございまして、そういった意味におきまして、いわゆる第三次救急体制で救命救急センターをつくるわけでございますが、この救命救急センターにおきましては、いわゆる集中監視装置と申し上げましょうか、CCUとかICUという特別な電子機器を備えまして、医者が同乗するような、いわゆるドクターズカー
ただ、救命救急センターを五十一年度予算から新設をいたすわけでございますが、その救命救急センターの部分につきましては、そのセンターに搬送業務を業務としてつけるわけでございまして、そこには医師の搭乗いたしますいわゆるドクターズカーというようなものも設置いたす所存でございます。