1977-04-08 第80回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
この許可制度をしいた結果、これは一九七〇年の四月にしかれまして七一年の十月まで一年半続いて、そしてドイツはその許可制度を撤廃しておりますが、その期間にブラジルの猛烈なる自国船留保政策は修正をされまして、ドイツ船は適当なるシェアをそのブラジルとのトレードによって認められたということのようであります。
この許可制度をしいた結果、これは一九七〇年の四月にしかれまして七一年の十月まで一年半続いて、そしてドイツはその許可制度を撤廃しておりますが、その期間にブラジルの猛烈なる自国船留保政策は修正をされまして、ドイツ船は適当なるシェアをそのブラジルとのトレードによって認められたということのようであります。
次に、情報を末端までに徹底させるための指導船の強化という点でございますが、今回のドイツ船と漁船との事故につきまして、私どもがただいままで調査いたしましたところから見まして、やはりこういう事故を今後防ぐためには情報の伝達をさらに徹底するということが必要である、これがやはり今回の問題の一つであろうというふうに理解をいたしております。
○間政府委員 まず第一点の、二つの船の間をこのドイツ船が通って網にひっかけたということにつきましては、私どもの調べましたところでは、この二つの船の間を通ったのではなく、二つの船の西側を通ったということになっております。その際に二隻の船が引いておりました網にその船のスクリューをひっかけて、そうしてそのショックによりましてこの漁船が転覆をしたというのが私どもの報告を受けておる事実でございます。
○間政府委員 私、実は本件についての詳細は、けさ説明を聞きました際に、いま先生からお話しのございましたような、ドイツ船の方からの損害賠償の要求も出されておるということは耳にいたしております。
短期の問題で特に最後に要望しておきたいのですが、このドイツ船はいま横浜におるわけです。横浜におって十日間滞在するということですが、その間にできるだけ被害その他の問題についても取りまとめて研究してくださいということを向こう側の根本博美弁護士が言っておられるということを聞いております。