1968-03-05 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
だから、原資とそれから資金コストの割合はこの差から生まれてくるわけでありますから、今度ドイツマルク債の場合には七分五厘で運営をする、こういうことでございます。原資のなにが七・二三%ですから、七・五%で国が貸し出します。そうして今度は開銀がその資金を使って運営をする場合には、少なくともそれに二・五%くらい加えなければならないということになったら一〇%の金利になる。
だから、原資とそれから資金コストの割合はこの差から生まれてくるわけでありますから、今度ドイツマルク債の場合には七分五厘で運営をする、こういうことでございます。原資のなにが七・二三%ですから、七・五%で国が貸し出します。そうして今度は開銀がその資金を使って運営をする場合には、少なくともそれに二・五%くらい加えなければならないということになったら一〇%の金利になる。
なお、英貨債は、その後五百万ポンドの発行が終わり、十二月には民間ドル建て債二千万ドルの発行もヨーロッパにおいて行なわれ、本年一月には、御承知のとおり、一億ドイツマルク債が発行せられておりますので、逐次他の市場においても外債の発行が行なわれておるわけであります。 それから、六、七点にわたっての御質問がありましたのでお答えをいたします。
特に外債につきましては、このごろはだんだん緩和されたようではありますが、外債の場合は非常に困難でございまして、私も大阪市長からたびたび陳情を受けまして、あの例のドイツマルク債と言っておりますが、微力でありますが、これを応援し、一部は実現いたしまして、地下鉄に建設しておるはずでございますが、そういうような実情でございまして、交通閣僚懇談会におきまして、それがいつも問題になるので、実は私どもも、ちょっと
たとえば、お聞き及びと存じまするが、最近まとまりましたスイス三大銀行からの機械輸入代金クレジット三千万スイスフランや、また大阪府と大阪市のドイツマルク債一億マルクの発行など、外資外債関係の仕事などもその一例であります。 話が若干それまして恐縮でありますが、こういったことで、円資金面を別にいたしますると、発足以来この八年間に他の基本的部面はほぼ満足すべき充実を見せて参っております。