1982-07-08 第96回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
例によってサムス大佐の両側にはトーマス中佐、ホイルラー中佐、タイガー中佐、バーギー少佐も並んでいた。サムス大佐は日本にも発疹熱があり、これが衣虱を通過して発疹チフスになるとの説もあるので、それを人体実験で確めることは防疫上極めて重要だから、医学生を用いて人体実験を行なうようにといった。そこで先生は日本に発疹熱の汚染地はあるが、そこから発疹チフス患者がでたとの報告は過去においてはない。
例によってサムス大佐の両側にはトーマス中佐、ホイルラー中佐、タイガー中佐、バーギー少佐も並んでいた。サムス大佐は日本にも発疹熱があり、これが衣虱を通過して発疹チフスになるとの説もあるので、それを人体実験で確めることは防疫上極めて重要だから、医学生を用いて人体実験を行なうようにといった。そこで先生は日本に発疹熱の汚染地はあるが、そこから発疹チフス患者がでたとの報告は過去においてはない。
こういうことから厚生省の資料によりましても、結核による経済的損害は年間千七百億と言われ、また今月の十二日結核週間に際しまして、GHQのディケンソソ博士及びトーマス中佐が記者団会見で言われましたように、この場合には九百億円の損害だと言つておりますが、これに対してのGHQの両氏も、結核予防についての国家施設が少いということを言われておるのであります。
内容について申しますと、これは清瀬とか、江古田とかの結核療養所に、後保護施設を設立する決議を出したのでありますが、今月の一二日にGHQのトーマス中佐、デイケンソン博士が、結核予防に対して国家の予算が少いと言われておるが、国会で決議等をやつても後保護施設は実際にないのです。薫風園では、やみでやつておるが、国家としては見るべき施設がない。