2001-04-10 第151回国会 参議院 環境委員会 第8号
○岩佐恵美君 第三回の第三者委員会に提出された農水省の資料を丹念に見ますと、諫早湾の潮受け堤防外の底質、これは五カ所の調査地点ですが、その平均で、硫化物、COD、トータル窒素、トータル燐のいずれも締め切り前よりも増加傾向にあるんですね。締め切り後、明らかに変化をしているんです。 日本自然保護協会がことし三月九日から十一日に諫早湾の底の状態を音響測定しています。
○岩佐恵美君 第三回の第三者委員会に提出された農水省の資料を丹念に見ますと、諫早湾の潮受け堤防外の底質、これは五カ所の調査地点ですが、その平均で、硫化物、COD、トータル窒素、トータル燐のいずれも締め切り前よりも増加傾向にあるんですね。締め切り後、明らかに変化をしているんです。 日本自然保護協会がことし三月九日から十一日に諫早湾の底の状態を音響測定しています。
それから、今水質が悪いというようなお話がありましたが、小貝川と霞ケ浦を比較した段階では、データによりますと、小貝川と霞ケ浦では例えばCODとかあるいはトータル窒素とかトータルPとかSSとか、そういうものでは小貝川よりも霞ケ浦の現在の地点の水では悪くないというデータを聞いております。
実は現地で昭和五十九年にシンポジウムがございまして、私が座長をさせられましたが、そのときに島根大学の伊達教授というお方が、淡水化賛成のお方であったんですが、その昭和五十九年に全窒素量で中海よりも低かった琵琶湖でアオコが発生したという事実が出てきまして、それをもって伊達教授は、間違いなく中海はトータル窒素量が少し多いんだからアオコが発生する、それで私は反対であるということを明快に言われました。
次は、渇水年の水質悪化についてでございますけれども、既に私は昨年六月のこの委員会で、年平均値で水質変化を比べるのは実態にそぐわない、月別データで比較すべきだ、こういうふうに主張してまいりましたけれども、今回の補足説明でも年平均値で比べて、「CODで約一五%、トータル窒素及びトータル燐で約四%程度」、こういうふうに述べておりますが、この補足説明に添付された資料に月別比較が出ておりますけれども、それを見
あくまで異常事態ということでございますので、農林水産省案としてお示しいたしましたものは、昭和五十一年から五十六年までの六カ年間において観測されました数値のうち、まずCODとそれからトータル窒素とトータル燐につきましては季節ごとに示しておりますけれども、その季節ごとの月別の全層平均値の上限値をとっております。
これの窒素量、トータル窒素が中海なんかよりも少ないのに起きたというふうなことをデータで挙げて言われましたよね。これについて農水省、どんなふうに思われますか。その後どうしているかということなんですが。
○高桑栄松君 これは伊達さんのデータですから、私からそれをもとにとやかく言うことはございませんが、トータル窒素で琵琶湖が〇・四で昭和五十九年にアオコが発生した、中海は〇・六であるという比較、まあ、多いということで言われたと思います。
その具体的な指標でございますが、現在私どもとして考えておりますのは、淡水化試行前に観察されなかった数値が出たような場合ということでございまして、試行前一定期間の間に観察されますCODでありますとかトータル窒素、燐等につきまして、観察されなかったような値が出ましたときには、異常事態ということで警戒態勢をとっていきたいと考えております。
そこで具体的に申しますと、諏訪湖の場合などは、富栄養化の問題ですが、類型Ⅳを達成するためにトータル窒素であと四〇%カット、低い水準でもそうなんですね。それからトータル燐であと三四尾カット、それが必要だということで、これは県の水質審議会の答申が出ています。
それを目いっぱい実施した上で、なお環境基準の達成のためには、一昨日も指摘しましたけれども、トータル窒素で南湖で四五%カット、北湖で一五%カット、それからトータル燐について南湖で三五%カット、これは新たに必要なことなんですね。 そこで改めてお聞きしたいんですが、琵琶湖では湖沼法案の特別対策はまさにこの要削減量をどのようにして達成するのか。
○近藤忠孝君 私が知るところによりますと、このシミュレーションの結果、現行対策を目いっぱいやった上で、さらに南湖ではトータル窒素であと四五%の削減、北湖ではあと一五%の削減が必要だ、トータル燐につきましては南湖であと三五%削減が必要だ、こういう数字も具体的に出ているようですね。となれば目標はもうはっきりするんですね。
○近藤忠孝君 このシミュレーションの結果によりますと、南湖では、トータル窒素で、現在の政策を継続した場合でも、富栄養化防止条例、六十年度目標〇・三〇ミリグラム・パー・リッターを達成できない。北湖では今言ったとおり達成が可能だ。
○佐竹政府委員 滋賀県の目標値でございますが、北湖についてトータル燐で〇・〇一ppm、南湖について〇・〇一五ppm、それからトータル窒素で〇・二五ppm、南湖について〇・三ppmでございまして、いずれも国の定めました環境基準に比べても必ずしも高い目標とは言えないわけでございまして、これは具体的にとり得る施策とのバランスから現実的な道を選ばれたのだというふうに私ども考えているわけでございます。
トータル窒素、トータル燐につきましては、年間の観測回数は少のうございますけれども、中海では昭和四十七年から観測を行っております。それから宍道湖につきましては昭和四十八年から行っております。 それから、先ほど四十六年から中海が大臣管理区間と申し上げましたが、間違っておりました。四十四年でございますので、訂正させていただきます。
○中林委員 引き続いてちょっとお願いしますが、トータル窒素、トータル燐の測定を開始したのは各省庁それぞれいつからか、お答え願いたいと思います。
トータル窒素、それからアンモニア態窒素、亜硝態窒素、硝酸態窒素というようなことで、非常に存在形態が燐と違いまして多様でございます。
そしていまの灘部との比較では、現況全体で二分の一程度のところにある、こういうお話だったと思うのですけれども、たとえば昭和十年を基準にして、それが日本の瀬戸内海沿岸の工場の張りつきぐあいから見て、それが普通の形であったであろう、いわゆる生活排水、その他の汚染によってそうなっておっただろう、それと比べて、いまの灘部が大体その二分の一くらい、数字で言うと、これは五十一年の五月で、十八の灘部の単純平均ですが、トータル窒素
それから、こういうCODという明確なあれはございませんけれども、あわせて水質の問題ということでトータル窒素なりトータル燐というようなものも調査をいたしております。
それから農業におきますトータル窒素、このようなものがございます。これらのものにつきましては、現在同様に各省の間で検討を進めております。その結果によりまして、必要に応じましてまたこの項目を追加してまいりたい、このように考えておるわけでございます。
んでまいりますと、周辺の農地に被害が及ぼされるような用水の汚濁を生ずるわけでございますが、被害の発生しております水域につきましては、現地の実情に応じまして、水質保全法に基づく水質基準の設定などの所要の措置を講ずるように関係の省庁に対して要望して、その改善につとめておりますが、私どものほうで農業用の水の基準といたしまして、専門家に検討していただきました結果は、PHで六ないし七・五、CODで六PPM以下、トータル窒素