2016-03-23 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○国務大臣(森山裕君) 国立環境研究所等がネオニコチノイド系の農薬等の浸透移行性殺虫剤について、野生の蜜蜂とかトンボ等の生態系への影響に関して調査を実施されたということは承知をしております。
○国務大臣(森山裕君) 国立環境研究所等がネオニコチノイド系の農薬等の浸透移行性殺虫剤について、野生の蜜蜂とかトンボ等の生態系への影響に関して調査を実施されたということは承知をしております。
今回の研究結果でございますが、ネオニコチノイド系農薬などの使用がトンボ等に与える影響を検討する上で重要な知見の一つと認識をしております。
環境省としましては、平成二十六年度から、ネオニコチノイド系農薬が我が国における水域生態系の重要な指標であるトンボ等の生息状況にどのような影響を及ぼしているかを把握するための調査を行っております。今年度も、毒性試験方法の改良やトンボ等の継続的な生息実態調査などを進めていきたいと考えております。
もし、この結果、トンボ等の野生生物の生息に深刻な影響を及ぼしている懸念があるというようなことが出てまいりますれば、これは農林水産省さんとも連携をして必要な対応を考えていきたいというふうにしているところでございます。