1954-03-02 第19回国会 参議院 建設委員会 第13号
現場について見ますと、約二十万立方米のトンネル掘鑿によるズリが河川敷に捨てられておるというような問題もありますが、まああれだけの突貫工事をやつたからといつて、いろいろ疑問があつても止むを得ないようにも思われる点がある。なおこの水利の使用権は三月の四日頃には許可になる予定だと現場でも期待し、それを待つておるようでございます。
現場について見ますと、約二十万立方米のトンネル掘鑿によるズリが河川敷に捨てられておるというような問題もありますが、まああれだけの突貫工事をやつたからといつて、いろいろ疑問があつても止むを得ないようにも思われる点がある。なおこの水利の使用権は三月の四日頃には許可になる予定だと現場でも期待し、それを待つておるようでございます。
ちなみに国鉄当局において、津軽海峡海底トンネル掘鑿計画のため、数年間にわたり測量の実施をいたしましたが、海底トンネルは三厩港が起点と相なつでおりますることを付言いたしたいと存じます。
それから今の炭鉱の災害とその他のあるいは鉱毒あるいはトンネル掘鑿による被害等、いろいろ数えれば切りがないけれども、石炭産業に対する政府の熱意とその他のものについては、まことに了承するのでありますが、しかしながら本法が持つておるところのそれらの矛盾というものについて、やはり個人的に認められたように、われわれはあくまでも理論の上に立つて、この法律の中にある二つの大きな矛盾を解決して、本法を審議するという
しかしこの青森から蟹田を經て三厩に至る津輕環状線という問題は、北海道との連絡に重大な關係があるのでありまして、御當局におきましては、ただいま龍飛崎から北海道の松前に至る海底トンネル掘鑿に關する測量も計畫されて、この掘鑿が進行中でございます。北海道との連絡は、この海底トンネルによりまして津輕環状線の三厩に至るということになりますと、大北海道の開拓というものは期してまつべきものがあります。