1956-03-13 第24回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
たとえば中近東地域のシリア、トランスヨルダン、サウジ・アラビアの三カ国にまたがるヘジャース鉄道について、調査設計のみの入札が昨年十二月に行われて、わが国の建設来者も入札をいたしました。このような入札だけの場合には、わが国から資材の輸出はないのでありますが、わが国の技術者の技術を売ることになるのでありまして、技術の対価として二億円ほどの外貨収入があったといわれておる。
たとえば中近東地域のシリア、トランスヨルダン、サウジ・アラビアの三カ国にまたがるヘジャース鉄道について、調査設計のみの入札が昨年十二月に行われて、わが国の建設来者も入札をいたしました。このような入札だけの場合には、わが国から資材の輸出はないのでありますが、わが国の技術者の技術を売ることになるのでありまして、技術の対価として二億円ほどの外貨収入があったといわれておる。
だからボタン一つ押せば、シリア、レバノン、トランスヨルダン、イエメン、サウジアラビア、イラク、エジプトという七カ国に直ちに同一の行動をとるように仕組ができ上っておることは御承知の通りであります。そこでエジプト大使館の設置というものを三年間がかりで外務省に交渉しでき上った。これはおそいのです。
それからその次に先だつてトランスヨルダン、いわゆるヨルダン国に対して日本人の入国が禁止されたという報道を私は受けておるのですが、その事実はあるでしようか。それから又あるとすれば、その理由はどういう理由でございましようか。
御承知の通りドイツが東南アジア進出の非常な努力をしておるその状況を見ておりますというと、サウジアラビアだけに総領事館を設けて、シシリアとかレバノンとかトランスヨルダンとかイエーメンとか、こういうアラビアの主幹をなしておる国に対しては六つの公使館を設けて、そうしてエジプトのカイロに大使館を置いて、曾つてはヒットラー時代の財政経済の大家と言われておるシヤハトをエジプトのカイロ及びイランに派遣して、そうして
そのほかイランとかイラクとか、レバノンとかトランスヨルダンとかいろいろ国があります。そこへとにかく通商使節を派遣しまして実情を調査し、できればとりきめも結びたいと考えております。
現在までに加盟をした諸国のうちで、連合国の旧敵国であるイタリア、オーストリア、フィンランド、ブルガリア、ハンガリ及びルーマニアの加盟が実現しておらないばかりでなく、アイルランド、ポルトガル、トランスヨルダン、アルバニア、外蒙古、セイロン、ネパール及びリビアのような国の加盟も実現しておりません。さりながら、加盟申請国の加盟問題を解決するために、国際連合では従来種々努力が行われております。
シリア、レバノン、トランスヨルダン、イエーメン、サウデイ・アラビア、エジプト或いはイラン、イラク、これに加えてインドネシア……インドネシアは民族は違つておりまするけれども、他の諸国は大概アラビア民族である。これが殆んど回教徒であるように私は考えております。そこで、これらの人々は多く英国に対じて反感を抱いておる。