1952-03-28 第13回国会 衆議院 建設委員会 第16号
関門トンネルの例をとれば、渡船で行くと千三百円、トンネルで行くと千円だ、だから得するじやないか、こういう勘定で千円という額をはじき出すというようにこの前の委員会で聞いておりますが、たとえばトラツク屋さんが貨物を運んで関門トンネルを通つたとすると、千円の料金なら、お客さんから千円きりとれません。
関門トンネルの例をとれば、渡船で行くと千三百円、トンネルで行くと千円だ、だから得するじやないか、こういう勘定で千円という額をはじき出すというようにこの前の委員会で聞いておりますが、たとえばトラツク屋さんが貨物を運んで関門トンネルを通つたとすると、千円の料金なら、お客さんから千円きりとれません。
○吉田(省)委員 トラツク屋や馬車屋に一応搬出を命じまして、これがマル通に渡しますね。そして結局マル通の受取りを一応持つて来るわけですね。
ここにトラツクが十臺あれば斷水を防ぐ資材を運ぶことができるがな、ここに小舟が二十雙あればみすみす水浸しになる家財を安全な所に運ぶことができるのだがな、と思つてみても、トラツク屋も船主もこういうときにこそやみの仕事でどつともうけたいという氣分があつて、なかなか言うことを聽かぬ。