1950-04-22 第7回国会 衆議院 経済安定委員会 第19号
その一つは運賃、保管料、包装諸掛等の用役費支拂い操作面になお一段のくふうを要すると認められること、つまりたとえばトラック運賃面でこれを申し上げれば、特に一昨年下期以来、市場賃率がマル公の二、三割も下まわつているのに、各公団では相かわらずマル公基準でその支拂いを続けているという現象が見られたというわけであります。
その一つは運賃、保管料、包装諸掛等の用役費支拂い操作面になお一段のくふうを要すると認められること、つまりたとえばトラック運賃面でこれを申し上げれば、特に一昨年下期以来、市場賃率がマル公の二、三割も下まわつているのに、各公団では相かわらずマル公基準でその支拂いを続けているという現象が見られたというわけであります。
言いかえますれば、現行鉄道運賃が八〇%増の運賃改正を実施された場合、現行トラック運賃面と比較した限界が、三十キログラムの貨物において六十キロから百五十キロヘ、六十キログラムの貨物は三十キロから百二十キロへそれぞれ伸長されることになります。