1957-05-09 第26回国会 衆議院 農林水産委員会 第39号
ところがただいまは変って参りまして、私のところのトヨダ自動車工場は、今は労使はさらに戦っておりません。経営の繁栄なくして労働者の生活向上なしを理想としておるので、労働委員長は、会社幹部との話し合いをするのは実に愉快だ、目的が常に一致しておって愉快だという新聞に折り畳みをよこしました。過去の労働組合は常に闘争をやっておりまして、委員長が板ばさみになって苦しみ抜いた。
ところがただいまは変って参りまして、私のところのトヨダ自動車工場は、今は労使はさらに戦っておりません。経営の繁栄なくして労働者の生活向上なしを理想としておるので、労働委員長は、会社幹部との話し合いをするのは実に愉快だ、目的が常に一致しておって愉快だという新聞に折り畳みをよこしました。過去の労働組合は常に闘争をやっておりまして、委員長が板ばさみになって苦しみ抜いた。
というのは、私昨年トヨダ自動車を見学いたしました際に、皇太子殿下がお見えになって、トヨペットの自動車を献上する、こういうことがあった。これは百二十万円という限度があるので、お受けしがたいという話であったけれども、あとでまたいただいた、こういうことを言っておりました。
今後生産の最大限はトヨダ自動車だけで申しますならば、大体六百五十台から七百台、そのうちトラツクで四百台から四百五十台、残りを乗用車に振向けるような考えをいたしておるようなわけであります。
トヨダ自動車の現在の六月の大体賃金を見ますると、一万九千円くらいの税込の割になつておるかと思います。なおこれで一時金等を噛み合せますと、税込の二万一千円程度になつているかと思います。
私の申上げたのは佐枝局長は、これはトヨダと申しましたが、トヨダ自動車の営業部長のようなことをやつていらつしやるということを申しました。