1973-06-05 第71回国会 衆議院 商工委員会 第27号
羊毛、トップ、毛糸、これは過去にないほど、しかも、日本の経済の伸びに比例してせいぜい一〇%程度伸びたというなら話がわかるのです。しかし、三〇%も四〇%も、特に毛糸のごときは過去にない、その習慣を破り、歴史を破って余分に買い付けている。それだけたくさんあれば値が安くならなければならないにもかかわらず、価格がこれまた三倍、四倍にはね上がっている。これでは政策があるとは言えない。
羊毛、トップ、毛糸、これは過去にないほど、しかも、日本の経済の伸びに比例してせいぜい一〇%程度伸びたというなら話がわかるのです。しかし、三〇%も四〇%も、特に毛糸のごときは過去にない、その習慣を破り、歴史を破って余分に買い付けている。それだけたくさんあれば値が安くならなければならないにもかかわらず、価格がこれまた三倍、四倍にはね上がっている。これでは政策があるとは言えない。
昨年毛製品の輸出は非常に好調に増加いたしまして——毛製品と申し上げますのは、トップ毛糸、毛織物、並びに毛布の一次製品について申し上げておるわけでございます。昨年の一月−十二月間の輸出額は一億八百万ドルとなりました。三十六年度同期の七三%増を計上したわけでございます。一二十五年に比較いたしまして、この数字は三九%の増加となっております。