2018-05-28 第196回国会 参議院 決算委員会 第6号
実は、大学以外にも日本には優れた研究機関がたくさんありまして、例えば理化学研究所などがそうですけれども、私の地元にも、大阪にも理化学研究所が吹田の方にございまして、一度訪問させていただきましたけれども、本当に優秀な、日本の頭脳と言われるような人たちが世界のトップクラスの研究をされておりまして、世界のトップジャーナルに数多くの論文も発表されていました。
実は、大学以外にも日本には優れた研究機関がたくさんありまして、例えば理化学研究所などがそうですけれども、私の地元にも、大阪にも理化学研究所が吹田の方にございまして、一度訪問させていただきましたけれども、本当に優秀な、日本の頭脳と言われるような人たちが世界のトップクラスの研究をされておりまして、世界のトップジャーナルに数多くの論文も発表されていました。
その効果は、海外のトップジャーナルでも採用されるなど、エビデンスとして徐々に確立しつつありまして、例えば、今申し上げたがんの支持療法や高齢者のフレイルなどの分野においては、なくてはならない分野になってきている治療法であるというふうに考えております。もっと言いますと、よく勉強しているお医者さんほど漢方薬をうまく使いこなせるというようなことも言えるのではないかなというふうに思っております。
一方、こういうトップジャーナルでは、投稿するとそのまま採択されるわけではございませんで、採択率は一〇%を切っておりますので、平均的な言い方を申し上げますと、その百報を掲載されるバックグラウンドには、背景には千回ぐらいの投稿の行為がある、千報ぐらい分の投稿の行為があって、採択率がネイチャーの場合ですと八%と今言われておりますので、かなりの数の投稿がされているというのが数値的な事実でございます。
今大臣がおっしゃった論文数の比較、これは、例えばそこで、じゃ、いわゆる産業化の本当に革新的と言える技術のような、トップジャーナルに載ったものが幾つあるか。これはサイテーションインデックスというものから簡単に、計算簡単なんですけれども。そうすると、実を言うと圧倒的に日本は低いという現状。これはお話しにならなかったので、私あえて追加をさせていただきます。