2018-05-11 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
トイレ一つとっても、節水だとか、だんだん水の使う量自体を、一回流しても減ってくるような、ある意味技術革新でいいことなんですけれども、一方でそれは、事業主体からすれば、もっと水をたくさん使ってほしいなという問題はあるんです。
トイレ一つとっても、節水だとか、だんだん水の使う量自体を、一回流しても減ってくるような、ある意味技術革新でいいことなんですけれども、一方でそれは、事業主体からすれば、もっと水をたくさん使ってほしいなという問題はあるんです。
それが、本当に狭いスペースで休む場所もない、トイレ一つ、百人が七日間。これで人の力を発揮できると大臣はお感じになりますか。
実際ひとり暮らしを始めてみて、本当にトイレ一つ自分でできない状況がそこにあって、おむつをつけようかとか、あるいはポータブルのトイレを家に置こうかとか、ありとあらゆる方法をいろいろ試して、いろいろ家の中を改造したり、あるいは業者さんを呼んで、みんなで夜まで話し合って、いろいろな工夫をして取り組んできて、それでもあきらめずに一個ずつクリアしていったという経験があります。
かなり体系をお整えいただき、補助金等も出して整備が始まっておりますが、零細な業者さんがたくさんお入りになっていらっしゃる、そうした人たちにとっては、トイレ一つ、完全な内部の排水処理場をつくろうと思ったら大変なお金がかかる。やっていけない。国民が自然と触れ合う機会がふえればふえるほど自然が壊される。こういったところに対する対応が本当に着々と進んでおるのか、心配をいたします。
もちろん費用の面では、例えばトイレ一つとっても男子トイレと女子トイレをつくらなければいけないし、お金もかかるかもしれませんが、本当の意味でのこれから先の国防というようなことを考えるなら大いに女性にも理解もしてもらうし、参画もしてもらう。
トイレ一つとっても少ない。電話一つとっても少ない、渋滞しているから行く先に電話したいと思っても。特に御婦人の場合なんか、車に乗っかっちゃって、トイレがないんだから。三十分も四十分も首都高速の中で、車の中に押し込められているという、そういう現状があるでしょう。
その理由は、障害者を雇用する際に、特に必要とする経費が、人数がふえるにつれて、たとえば一人に対しておトイレ一つつくる、十人そういう人がいると、おトイレは一つで済むという部分においては、少なくて済むという現象もあると思うのであります。
そういう点で、せっかく若年労働者が希望を持って就職してみても、トイレ一つとってみても、そういうようなことであってはやはりいやだなという気がすると思います。がまんするわけにいかない問題ですから。