1954-10-21 第19回国会 衆議院 農林委員会 第77号
飼料作物におきましても、デント・コーンという作物にしましても、北見地方の沿道をずつと見て参りますと、気候のいいときは三メートルくらいに伸びるのが、せいぜい一メートル半くらいのところが目について、北海道凶作の様相を如実に物語つておる。十勝方面に入りますと、このデント・コーンは少くも北見地方の倍以上には伸びておるように見受けました。
飼料作物におきましても、デント・コーンという作物にしましても、北見地方の沿道をずつと見て参りますと、気候のいいときは三メートルくらいに伸びるのが、せいぜい一メートル半くらいのところが目について、北海道凶作の様相を如実に物語つておる。十勝方面に入りますと、このデント・コーンは少くも北見地方の倍以上には伸びておるように見受けました。
それは北海道の旱害の状況を視察しまして、私通説に考えましたことは、後志でありましたが、同じ旱害地で、隣の畑は、デント・コーンでありましたが、非常にりつぱにできておる。ところがすぐ隣はわずか二尺程度にしかのびていない。そこで聞いてみると、非常に成長のよくできた土地は、昨年プラウによつていわゆる心土耕をやつた土地だつたのであります。