1996-02-14 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 一九七八年以降、とりわけ一九八〇年代に入りまして、デルタ級戦略原子力潜水艦のカムチャツカ半島及びオホーツク海配備が伝えられますと、アメリカ国防総省及び海軍当局者は、従来の戦略にかえてオホーツク海を支配する、そのために常時監視するという戦略をとるようになりました。すなわち、核の海を争覇するという形のせめぎ合いが八〇年代に始まった。 前田哲男