2006-03-08 第164回国会 衆議院 外務委員会 第3号
それからもう一つは五D、ディスアーマメント、ディミリタライゼーション、ディスインダストリアルゼーション、ディセントラリゼーション、デモクラティゼーション、いわゆる武装解除、軍国主義排除、工業生産力破壊、中心勢力解体、民主主義化というその五つの五Dという政策も同時にこの米国軍の日本に対する占領統治政策として、占領行政政策命令として出ておった。
それからもう一つは五D、ディスアーマメント、ディミリタライゼーション、ディスインダストリアルゼーション、ディセントラリゼーション、デモクラティゼーション、いわゆる武装解除、軍国主義排除、工業生産力破壊、中心勢力解体、民主主義化というその五つの五Dという政策も同時にこの米国軍の日本に対する占領統治政策として、占領行政政策命令として出ておった。
一つは、デモクラティゼーション、民主主義化です。それから二つは、脱軍事化、ディミリタリゼーションです。そして三つ目は、脱植民地主義化、ディコロニゼーションです。これは、詰めていけば、十五世紀から十九世紀に至る近代諸国家がつくり上げてきた生き方の終結点でもあり、再び出発点でもあるわけです。
私は、自由主義派から社会経済派という言葉をあえて使いましたけれども、実は、社会経済改革をすることが日本のデモクラティゼーションを強め、デモクラティゼーションを強めることが逆に日本の暴走をとめるんだ、日本の軍事的な膨張主義をとめるんだ、いや、日本の軍事的な膨張主義をとめるばかりか経済的な膨張主義もとめるんだ、こういう考えなんですよ。
第五がいわゆるデモクラティゼーション、民主主義化であります。民主主義化こそ日本において最も力強く宣伝されましたが、しかしながらアメリカのデモクラティズムは、いうまでもなくアメリカのデモクラシーを世界にしくということで、いわゆるアメリカン・オブ・ライフなのであります。アメリカの生活法を全世界にしいて、アメリカの経済的、政治的、文化的勢力を全世界にいきわたらせることが本意でありましょう。