2021-02-22 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
一方、債務上限、これはデットシーリング、デットとシーリングということでございますが、アメリカの政府債務の上限は、一九一七年の第二自由公債法に規定されております。一九四一年以降約百回、債務上限が変更されております。ただ、近年は、与野党の対立で債務上限を引き上げられず、一時的な債務上限の撤廃が恒常化しています。 これはどういうことかといいますと、この右上にグラフがございます。
一方、債務上限、これはデットシーリング、デットとシーリングということでございますが、アメリカの政府債務の上限は、一九一七年の第二自由公債法に規定されております。一九四一年以降約百回、債務上限が変更されております。ただ、近年は、与野党の対立で債務上限を引き上げられず、一時的な債務上限の撤廃が恒常化しています。 これはどういうことかといいますと、この右上にグラフがございます。
もう一つがデットシーリング、これは、こちらの方がむしろ深刻でございまして、この場合は利払いとかもできなくなりますので深刻なんですけれども、これによって、過去、オバマ政権下で、アメリカの大手格付会社が米国債の格付をトリプルA格から一つ落とすということで、一時大きな金融市場の混乱要因にもなっております。
さっきおっしゃられた、このデットシーリングというのをもう本当に決めていく、そういうことを政治が決断をしているということですけれども。
また、債務上限、デットシーリングの問題、これは今回の日本の特例公債法にやや近い問題でございますが、米国では九十五回債務上限が変更されているんですが、二〇一一年八月には、米国債の格付が、デットシーリングの引き上げおくれによって引き下げられております。 ただ、最近は、与野党の対立で債務上限の引き上げすらできない。
デットシーリングと申しますがね。それから、マーストリヒト条約では、各国の国債をGDPの六割という規定にもしているという話を聞いています。多少違っているかもしれません。要するに借金の天井、借りても全部でここまでよというのを、国会が行政府に対して借金限度を抑え込んでいるという制度もあるわけです。その範囲内で一生懸命運営する。