1954-05-28 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第38号
五 大瀬崎元無線局跡に無線方位信号所設置に関する陳情書(第八五号) 六 東海道、山陽本線近畿地区電車化促進に関する陳情書(第二六〇号) 七 東北本線複線化及び順化促准の陳情書(第二六一号) 八 只見線全通促進に関する陳情書(第二六一号) 九 野沢西方線国有鉄道新設に関する陳情書(第一六三号) 一〇 国鉄逢坂山トンネルの電化促進に関する陳情書(第二六四号) 一一 士讃線並びに高徳線にデイーゼル電気機関車配車
五 大瀬崎元無線局跡に無線方位信号所設置に関する陳情書(第八五号) 六 東海道、山陽本線近畿地区電車化促進に関する陳情書(第二六〇号) 七 東北本線複線化及び順化促准の陳情書(第二六一号) 八 只見線全通促進に関する陳情書(第二六一号) 九 野沢西方線国有鉄道新設に関する陳情書(第一六三号) 一〇 国鉄逢坂山トンネルの電化促進に関する陳情書(第二六四号) 一一 士讃線並びに高徳線にデイーゼル電気機関車配車
電化につきましては、燃料国策とか、経営合理化等の見地から推進いたして参るのでございますが、そのいかなる方式を使うかということにつきましては、現在までの直流方式のほかに交流電化等も考えられますし、かつは線区によりましてデイーゼル電気機関車の活用等も考えられますので、これらを十分検討の上決定いたして参る必要があると思うのであります。
さらに最近では鉄道のデイーゼル化、さらにデイーゼル電気化が著しく進み、一例として米国の一九五一年の国内用機関車発注台数を見ますと、総数四千百七台のうち四千七十一台がデイーゼル電気機関車であります。このような傾向は欧州でも顕著となりつつあり、わが国でも今後さらに石油の鉄道部門における需要増加が期待されす。
デイーゼル電気機関車を使つた場合にどうなるかと申しますと、これはあまり大したことではありませんが、五%程度のもののように思われます。いずれにしてもこれはやはり経費の減少を来し、なお隧道区間においては煙がないということで、サービスの改善には十分役立つものと思います。
すなわち、最近米国において急速に普及発達を見つつあるデイーゼル電気機関車を幹線旅客輸送に使用するならば、莫大なる固定的施設を投ぜずして、ただ機関車のみの交換により、ただちにほとんど百パーセントの電化の効果を発揮し得ると考えます。
なお、デイーゼル電気機関車を蒸気機関車と置きかえるという問題につきましては、現在デイーゼル電気機関車三両を試作中でありまして、これが竣工次第に、その性能その他の点につきまして実地に検討いたしまして、いわゆる架線なき電化の実施方策を確立いたしたいと考えておる次第であります。あわせて御守承をお願い申し上げます。(拍手)
第三三八六号) 二七四 同(佐藤重遠君外一名紹介)(第三三八 七号) 二七五 香深港修築工事促進に関する請願(玉置 信一君紹介)(第三四二九号) 二七六 元地部落に燈台設置の請願(玉置信一君 紹介)(第三四三〇号) 二七七 日の影線を高森まで延長の請願(渕通義 君紹介)(第三四三一号) 二七八 同(佐藤重遠君外一名紹介)(第三四三 二号) 二七九 甲府、長野間にデイーゼル電気機関車運
最後にデイーゼル電気機関車について一言いたしたいと存じます。諸般の事情から、普遍的かつ急速に電化を実施することが困難な現段階において、さしあたり電化を必要とする幹線、亜幹線または勾配線区、隧道線区等に、このデイーゼル電気機関車を運転いたしまして、電化とほぼ同様な効果を上げるという方途を、この際国鉄として考慮すべきであろうと思うのであります。
○細田政府委員 昭和二十七年度におきまして、国有鉄道ではデイーゼル電気機関車を三両試作いたすことになりまして、ただいま工事中でございます。大体秋ごろにはできて参るかと思うのでありますが、本年度の三両はほんとうの試作でございまして、これが成功いたしますれば、来年度から予算は御心配願つて、相当力を入れて増備したいと考えておる次第でございます。
○岡村委員長 次に日程第三八及び第三九、甲府、長野間にデイーゼル電気機関車運転の請願を議題とし、紹介議員より説明を求めます。
シヅエ君 江崎 一治君 石野 久男君 出席政府委員 通商産業政務次 官 本間 俊一君 運輸事務官 (自動車局長) 中村 豊君 委員外の出席者 参議院議員 植竹 春彦君 専 門 員 岩村 勝君 ――――――――――――― 六月九日 甲府、長野間にデイーゼル電気機関車運転
近野村間国営バス運輸延長の請願(委員長報告) 第一六 国営自動車天龍線遠江横山路線延長に関する請願(委員長報告) 第一七 道路運送法中一部改正等に関する請願(委員長報告) 第一八 宇野、高松両港間貨物輸送力増強に関する陳情(委員長報告) 第一九 宇野、高松間貨車航送力増強に関する陳情(委員長報告) 第二〇 北陸本線改良工事促進に関する陳情(委員長報告) 第二一 甲府、長野両駅間にデイーゼル電気機関車運転
次に日程第二十一は、甲府、長野間にデイーゼル電気機関車による運転を速かに実施されたいというのであります。 右四件は、いずれも輸送力の増強確保に寄與すること大なるものがあり、又デイーゼル電気機関車の使用は石炭の節約にもなりますので、委員会におきましては、いずれも願意を妥当と認めました。