1966-04-06 第51回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号 これは非常に大ざっぱな話ですが、第一の立場は、ディマンドプル派といいますか、原因というのは需要面の要因が非常に強い。つまり、過大な需要があるから、したがってインフレが起こる。対策としては、そういう需要を抑制すればいい、あるいはもう少し日本式にいえば、経済成長を抑制すれば物価上昇はとまる。こういう人々は、理論的には、大体ケインズ理論以前の貨幣数量説に立つ人が多いのであります。 小宮隆太郎