2021-05-12 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第6号
東京電力の柏崎刈羽原発で、IDの不正利用に続き、テロ対策設備の機能喪失が発覚し、運転禁止命令が出されるに至りました。原発再稼働を進める他の電力会社においても、運転差止めや設置許可取消しを命ずる司法判断が相次いでおり、原発依存は前提を欠きます。
東京電力の柏崎刈羽原発で、IDの不正利用に続き、テロ対策設備の機能喪失が発覚し、運転禁止命令が出されるに至りました。原発再稼働を進める他の電力会社においても、運転差止めや設置許可取消しを命ずる司法判断が相次いでおり、原発依存は前提を欠きます。
まさに新しい審査制度が始まって一年もたたないうちに発覚したのがID不正の問題であり、テロ対策設備の機能喪失の問題であります。 東電に任せたら、一年もたたずにこんな事態になってしまったと。この事態をどうお考えになるのか。更田委員長、いかがですか。
東京電力柏崎刈羽原発でIDカードの不正利用、さらに、テロ対策設備の機能喪失、こういったテロ対策に関わる重大問題が次々と発覚をいたしました。 規制委員会は、この問題の重要度を世界最悪レベルの赤というふうに評価をいたしましたし、東電の安全を守る活動に長期、重大な劣化が見られるということで是正措置命令を下しました。
○内閣官房副長官(野上浩太郎君) 厚生労働省では、いわゆるNBC災害の発生時におきまして、医療機関による円滑な医療活動が実施できるように、NBC災害・テロ対策設備整備事業によりまして、都道府県を通じて医療機関に対してNBC災害発生時における災害緊急医療体制整備に必要な医療機器等の購入に必要な経費を補助をしております。