2020-02-12 第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
ところで、ここにあるような鯨を大型鯨類といって、それから、右の方に参考で小型鯨類というのがあるんですが、ツチクジラというのは、これ日本の近海、房総だとか伊豆半島のところにたくさんおるんですけど、これ見たら、ツチクジラの方が大きくて、ミンククジラの方が小さくて、ミンクの方が大型鯨類、ツチの方が小型鯨類になっているわけですね。おかしいわけですね。
ところで、ここにあるような鯨を大型鯨類といって、それから、右の方に参考で小型鯨類というのがあるんですが、ツチクジラというのは、これ日本の近海、房総だとか伊豆半島のところにたくさんおるんですけど、これ見たら、ツチクジラの方が大きくて、ミンククジラの方が小さくて、ミンクの方が大型鯨類、ツチの方が小型鯨類になっているわけですね。おかしいわけですね。
それから、沿岸の小型捕鯨というのが二十二年で四百十七トン捕獲しておりますが、これはツチクジラという、イルカに非常に形が似た鯨でありまして、ジャーキーのような、干し肉になるようなものでございます。
それから、鯨については在庫があるのではないかという御指摘をいただいておりますが、これも先ほどの、鯨の種類によりまして在庫の数量が違っておりまして、今多くある在庫は、ツチクジラでありますとか、イワシ、ニタリといったところが在庫としては多うございまして、先ほどのミンククジラ、これについてはさほどの在庫はございません。
ところが、今、水産庁長官の御説明だと、石巻に寄港する鯨船というのはツチクジラをとっている船なんでしょう。だから、悪いですけれども、今の説明が、巧妙にいろいろ説明されているんだけれども自己矛盾しているわけです。石巻に寄港している捕鯨船はツチクジラをとっていると、今、水産庁長官は自分でおっしゃった。
ここに挙がっておりますのは、マッコウクジラ、ミンククジラ、ツチクジラ、イワシクジラ、ナガスクジラ、ニタリクジラ、六種ですね。これはどうですか、これまでの調査捕鯨等々で、特にミンクなんかは大分ふえているんじゃないですか。
これに対する対策でございますが、沿岸小型捕鯨の一部は今の条約上は禁止されていないゴンドウ、ツチクジラというような鯨種の捕獲をやっております。
もっと小さなツチクジラとかミンク、そういうものはとられておりますが、これはあまり資源もありませんが、捕獲頭数も非常に少ないので、あまり問題になっておりません。その三つのクジラがいま一番問題になっております。このうちでも、ナガスクジラが一番その中で大きい。一番利用価値がございます。そういうことでナガスクジラが一番ねらわれますが、それがだんだん、いま非常にあぶない方向に進んでおるわけでございます。