1950-07-27 第8回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
ことしの予算、ドツジ予算等ももちろん税收がどうなるか、歳出がどうなるか、財政政策をどういうふうに行うか——租税の政策は財政政策の中で最も大きなフアクターでございます。これはもちろんインフレ政策のそういうようなことに関する重大な一つの問題だろうと思いますが、これも情勢が非常にかわつて来ますればやはり考えて行かなければならない。
ことしの予算、ドツジ予算等ももちろん税收がどうなるか、歳出がどうなるか、財政政策をどういうふうに行うか——租税の政策は財政政策の中で最も大きなフアクターでございます。これはもちろんインフレ政策のそういうようなことに関する重大な一つの問題だろうと思いますが、これも情勢が非常にかわつて来ますればやはり考えて行かなければならない。
それから最近災害が頻繁に次から次へと起つているわけですが、特に先般のドツジ予算等を通して、公共事業費というものは非常に制約され、あるいは六・三制の建設に関し、そのほか災害に通ずる地方公共事業費が非常に手がまわりかねているようなわけでありまして、現在のインフレが收束し、それから反面いろいろな状況にかんがみまして、公共事業に対し、災害の線を通して活溌に予算を計上すべきであると考える。