1968-12-02 第59回国会 参議院 商工委員会 閉会後第3号
中小企業が、従来、特に零細企業が特定の技術も持たずして開業できたのは、これはつまり安い賃金で仕事をする、大企業と格差がある賃金で仕事ができた、この面が一つと、第二は、経営主が猛烈に働いて、そして対抗力を得たと、この二つで零細業が開業をしてすぐ商売ができると思ったのであると思いますけれども、世の中はすっかりいま変わっておるわけでございまして、チーフ・レーバーを競争の余力にしたり、あるいは経営者が特定の
中小企業が、従来、特に零細企業が特定の技術も持たずして開業できたのは、これはつまり安い賃金で仕事をする、大企業と格差がある賃金で仕事ができた、この面が一つと、第二は、経営主が猛烈に働いて、そして対抗力を得たと、この二つで零細業が開業をしてすぐ商売ができると思ったのであると思いますけれども、世の中はすっかりいま変わっておるわけでございまして、チーフ・レーバーを競争の余力にしたり、あるいは経営者が特定の
なお、お尋ねになりました点で、経済成長を支える一つの大きな柱は、やはり雇用である、あるいは賃金であるということは、私ども、まさしくそう考えますので、わが国の経済が、さらに成長ずるために、対内的にも、あるいはいろいろな海外からチーフ・レーバーだというような非難を受けておる点に対する回答としても、国民全体の給与水準というものが上がっていくことが望ましい。
○加藤(清)小委員 それでは、あまり長時間にわたっても申しわけございませんので、これで最後にしたいと思いますが、それほど綿糸布の輸出組合が行儀がよくてお上品でいらっしゃっても、なおアメリカはラッシュだからいけない、チーフ・レーバーだからいけないといって、あのように国家的な大問題になっているわけです。
それで、積極的にふやすためには、やっぱり、たとえばガット三十五条の問題もあるように、日本の低賃金の問題をやはり解決していかなければ、日本の輸出は、三十五条の撤回も困難だし、イギリスだってイタリアだって、日本の低賃金、チーフ・レーバーを理由にして差別待遇をしているのです。もっと積極的に日本の市場を伸ばそうとするには、私は国内の方の低賃金の問題を解決しないといけないのじゃないかと思いますがね。
それは安くていいものが入っているから歓迎するのかもしれませんが、その一面において、ボイコットの根底となっているのは、今あなたも言っているように、アメリカの中小企業、零細企業が日本の製品に脅かされること、チーフ・レーバーによるソーシャル・ダンピングに脅かされている。
しかも、アメリカ側においては、このアンバランスの点を日本は特需、あるいは船の運賃等の貿易外の収入等によって得るところがあるというようなことを指摘し、もう一つは、日本のチーフ・レーバーによるソーシャル・ダンピングによって、アメリカはボイコット防衛をせざるを得ないのだということを言っておる、こういうことは国民の前にはっきり知らせて、しかも、具体的の数字を知らせて国民に了解を得なければ、日米関係も中共との
然るに海外から日本にチーフ・レーバー、ソシアル・ダンピングの震れありとして、いつも猜疑の目を向けられているようでは、その十分な世界的活動は望み得べくもないと思うのであります。こんな状態では、どれだけ池田大蔵大臣なんかが東南アジアの開発に協力すると抽象論を振り廻してみましても、先方から到底受入れられようはずがないのであります。
日本はチーフ・レーバーを基礎にしてダンピングをやるんだという世界的な過去にあつたその非難を、もう一遍繰返すことはできるだけ避けたいという趣旨を、何らかにおいて弁明したいという点にあろうと私は思う。それだからこそ、相手国の判断如何によつて日本人が罰せられる規定になつておる。
戰前われわれの産業が世界の競爭に伍してまいりました最大の点は、何と申しましてもチーフ・レーバーにあつたことは申すまでもございませぬが、しかしながら逓信業務の非常な進歩によりまして、その確実性というようなことが、われわれの産業の運営、從いまして世界との競爭にいかに大きな陰の働きをしたかといふことは一目に見えないだけに非常に大きいものがあつたと思うのでありまするが、今日のような状況では、ただいのまチーフ・レーバー