2017-06-06 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
多くは御説明しませんが、チーズ乳価というのが別にあって安く購入できたということですが、それができなくなるということで、逆にチーズ生産というのが頓挫するのではないかと。メーカー、四大メーカーは多額の投資をして一生懸命今やっていった、それが言わば一種の朝令暮改といったようなことでやめてしまうというのはいかがなものかというふうに思います。
多くは御説明しませんが、チーズ乳価というのが別にあって安く購入できたということですが、それができなくなるということで、逆にチーズ生産というのが頓挫するのではないかと。メーカー、四大メーカーは多額の投資をして一生懸命今やっていった、それが言わば一種の朝令暮改といったようなことでやめてしまうというのはいかがなものかというふうに思います。
○参考人(小林信一君) 多分、土屋参考人の方がずっと詳しいんじゃないかと思うんですけれども、北海道はチーズ乳価というのがございますね。
○参考人(小林信一君) いや、従来は、ですから補給金自体がチーズはたくさんあったわけですから、その乳価、チーズ乳価で販売できたわけですよね。それがもうできなくなるんではないかという意味で、言わばホクレンがチーズをチーズ乳価として安く提供するということはできなくなるということですからね。ということです。
その後にホクレンからその生乳を買い戻して、買い戻すというのはチーズ乳価で物すごい安い価格で買い戻すわけです。そうすると、酪農家としては、高いプール乳価で売って安いチーズ乳価で買い戻してチーズ生産した方がはるかに有利なわけです。つまり、現行の指定団体制度のもとでも、このチーズ生産については十分、むしろそっちの方が有利だというふうなことになるんだろうと思います。
あと、これからの乳製品の加工で非常に大事なのはチーズだと私は思っておりますけれども、山下参考人も言われておりましたが、チーズに関しては、共販が非常にチーズ乳価を安く供給しておりますので、むしろ、その共販の中にとどまった状態で、共販から買いながらチーズをつくった方が非常に有利なわけですね。