1981-04-14 第94回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
しかし、この一週間ばかりの動きを見ておりますと、ソ連のブレジネフ書記長のチェコスロバキア共産党大会でのあいさつ、あるいはまた東ドイツのホーネッカー書記長の党大会発言など、東側諸国の中からポーランドの自主的努力を呼びかけた柔軟な発言が聞こえるようになったこと、また四月七日にワルシャワ条約機構軍の演習が終了したと発表されたことなど、事態はかなり好転しているように思われるわけでございます。
しかし、この一週間ばかりの動きを見ておりますと、ソ連のブレジネフ書記長のチェコスロバキア共産党大会でのあいさつ、あるいはまた東ドイツのホーネッカー書記長の党大会発言など、東側諸国の中からポーランドの自主的努力を呼びかけた柔軟な発言が聞こえるようになったこと、また四月七日にワルシャワ条約機構軍の演習が終了したと発表されたことなど、事態はかなり好転しているように思われるわけでございます。
これに対して、ソ連及びそのブロック諸国はブルガリア共産党大会、ナジ元ハンガリー首相らの処刑、チェコスロバキア共産党大会等に見られるように、対ユーゴ攻撃を強化しており、今後の成り行きは予断を許さないものがあります。ソ連としても外交的考慮、中立諸国への影響を考慮する必要があり、適当なところで妥協をはかる可能性もないとは言えないのであります。