1951-11-06 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号
勿論ダレス米全権並びにヤンガー英全権が講和会議において日本に主権がありますことを強調せられたことを唯一の私どもは証言と見るのでありますが、ただ国際情勢は変転極まりないのが現実でありまして、今日の友好関係もいつどういう情勢に変化するかも測りがたい目まぐるしい情勢下に立たされております。この條項にはつきり日本に主権があるというとを謳つておりません。
勿論ダレス米全権並びにヤンガー英全権が講和会議において日本に主権がありますことを強調せられたことを唯一の私どもは証言と見るのでありますが、ただ国際情勢は変転極まりないのが現実でありまして、今日の友好関係もいつどういう情勢に変化するかも測りがたい目まぐるしい情勢下に立たされております。この條項にはつきり日本に主権があるというとを謳つておりません。
前国会において、平和條約に対する首相の説明が不十分で、不明瞭に残されました数点は、過般の桑港の平和会議においてなされましたトルーマン米大統領、ダレス米全権、ヤンガー英全権等の演説で、ほぼ明らかにせられたのであります。しかしてまた、わが党が主張し、ダレス氏に希望を述べました点が、ある程度可能となつたのであります。