1960-03-04 第34回国会 参議院 予算委員会 第7号
アメリカの経済協力というのは、それは国民経済の面もありましょうが、前にダレス氏が来たときに、ダレス・吉田会談で意見が一致したように、これは非常に軍事的な面、防衛的な面があるんです。
アメリカの経済協力というのは、それは国民経済の面もありましょうが、前にダレス氏が来たときに、ダレス・吉田会談で意見が一致したように、これは非常に軍事的な面、防衛的な面があるんです。
○木村禧八郎君 昭和二十六年一月に参りまして、ダレス・吉田会談が開かれました。二十六年二月六日の朝日新聞にこう書いてあります。「日米共同防衛の見地から、まず両国間に広範な経済協力体制を整えることについて原則的な了解ができた」と、こういうふうに朝日新聞は伝えております。そうして、ダレス氏に要望書というものが提出されております。
これはその後に緒方国務大臣も、私がさらにこれは債務であるか何であるかということを聞いたら、これは、ダレス・吉田会談の間にガリオアをどういうふうに思つておるかという会話があつて、それに対して、これは多分に精神的の意味と思いますが、日本はオブリゲーシヨンと思つておるということが出ているので、そういう意味でございます。これは、法律的の債務と感ぜられるには、非常に距離があると思います。
○土井委員 大体先ほどの理事会でも私から意見を述べておきましたが、ダレス・吉田会談等については、外務大臣からありのままの形の報告をしていただくということにいたしまして、緊急質問の問題は、従来の慣例等もございまして、各国会対策委員長会議で了承されるならば、質問をしてもよかろうということになつておりますので、左派の方の諸君がしいてこの際質問をしたいということでありまするならば、開会中でもけつこうですから
○緒方国務大臣 これはダレス・吉田会談の間に、ガリオアをどういうふうに思つているかという会話があつて、それに対して、これは多分に精神的の意味と思いますが、日本はオブリゲーシヨンと思つているということが出ているので、そういう意味でございます。これは法律的の債務と感ぜられるには非常に距離があると思います。
吉田内閣は、一昨年ダレス・吉田会談の際における口約、及び安全保障条約締結の折衝にひそむいわゆる秘密外交による再軍備の確約を国民の前にごまかし続けて来て以来、実に一年有半、吉田内閣の自衛力漸増計画が推し進められつつあることは、吉田総理と自由党の諸君を除く世界人類のひとしく認めるところであります。
——その際、私は吉田内閣総理大臣に対しまして、ダレス氏が来朝されまして、いわゆるダレス・吉田会談が行われ、その際、アメリカ側は、日本の間接侵略に対しては警察予備隊をもつてこれに充てる、さらに海と空の防衛に関してはアメリカが責任を持つてやる、こういう約束で、いわゆる二つの條約ができ上つたのでございますが、その平和條約及び日米安保條約の締結によつて、さらに日米行政協定によつて、いわゆるアメリカに軍事的便益
○加藤武徳君 私がダレス吉田会談の前例を引いたので矢嶋君大分気をお廻しになりましたが、私どもは前例通りという強い主張を持つておるわけではない。相談できめて頂きたい、こう思うので、山下委員の御発言のように、できれば明日一日で終りたいという、こういう希望です。
○加藤武徳君 前に国会でダレス、吉田会談の報告があつたときに、各会派の質問が二回に五つて行われたわけですが、前回の二回の前例を事務局からお聞かせ願います。
吉田総理はその際にはたして日本の安全を保障する具体的な方策というものがあるかどうか、ダレス・吉田会談において、このことについてのお話合いが十分になされておるかどうか、今日米英のさまざまな軍備力を日本の防衛にまわすというようなことは、困難なように聞いております。時間がございませんからその資料は提示いたしませんが、困難なように聞いております。
お手元に配付されましたる日程表にも、その質問の第一に、ダレス、吉田会談に関する緊急質問が、わが党の竹山祐太郎君から提出されてございます。昨日の運営委員会におきましては、これが取上げられて、本日上程することに決定しておつた問題でございます。
○土井直作君 私は、本日の日程に相なつておりまするダレス、吉田会談に対しまする緊急質問の答弁に対しましては、当然総理大臣がみずからこの議席を通してその内容を発表すべきであると考えておりましたところ、吉田総理は病気のゆえをもちまして本日登院されなかつたのであります。
昭和二十六年十二月十五日(土曜日) 議事日程 第四号 午後一時開議 質 問 一 ダレス、吉田会談に関する緊給質問(竹山祐太郎君提出) 二 第七次造船に関する緊急質問(大山省三君提出) 三 麦類作付面積減少に関する緊急質問(竹村奈良一君提出) 四 再軍備及び中国政府との国交等政府の外交方針に関する緊急質問(赤松勇君提出) ————————————— ●本日の会議に付した
○八百板委員 今ダレス氏の来朝を機会にして、ダレス・吉田会談、さらに再軍備の問題、中国との国交に関する問題等、政府がどのような態度をとつてこれらの交渉に臨んでおるかということは、国民がひとしくその答えを期待しておる問題であります。でありますから、この機会に吉田総理が国会を通じて国民の前にその所信を披瀝して、見解を明瞭にするということは、政府として当然の責務であろうと思います。
○椎熊委員 そうすると、共産党はそれで片づいたわけですから、わが党がダレス、吉田会談の経過に関する緊急質問をやる。共産党の麦の問題も重大性を持つておるので、そうなると共産党の第一ができなくなるから、当然わが党がそれをやることになります。
○石田委員長 ちよつと御相談申し上げますが、民主党から本日、一時間前に竹山祐太郎君提出のダレス、吉田会談の経過に関する緊急質問が提出されております。これもあわせて御協議願います。
○梨木委員 私の方の、十六の麦類作付面積減少に関する緊急質問と、十八のダレス、吉田会談の経過に関する緊急質問の二つはどれも重要でありますが、もしどちらか一つを選べということでありますれば、一番緊急性を持ち、また国民が非常に注目を払い、関心を持つておる十八のダレス、吉田会談の経過に関する緊急質問を取上げていただきたいと思います。
併し今度の漁業協定が更に進みまして本格的な條約が締結いたしますれば、それはダレス、吉田会談というものはこの漁業協定によつて修正されると言うか、それが違つたものになつて、はつきりと日本が国際條約に基く日本の漁業権が明確に各国間において是認せられる、こういうことになるだろうと存じます。
去る五月十七日の総司令部科学局長マーカット少将の日米経済協力態勢推進強化に関する声明は、かねてのダレス吉田会談により話合いのありましたものを、さらに具体的にその所信を表明されたものとしてわれわれは受取つたのであります。
その内容を、ダレス・吉田会談を政府が発言を求めて説明したように、説明してもらいたい。それに対して野党側から一人簡単な質問をしたい。こういう希望なんです。これを運営委員会でお認め願つて、政府の方に交渉していただきたいと思います。
こうして、マツカーサー元帥の問題をめぐつて展開された論争を通じてうかがわれる国際的な情勢を直視いたしますと、ダレス・吉田会談において進められて来た講話は、中ソ友好援助同盟に対抗する日米の防衛協定を基幹とするもののように見受けられるのであります。
○椎熊委員 これは二月十三日のダレス・吉田会談の報告の際も野党の代表が質疑しております。これも前の外交問題と全然関連したものですから、前例通り野党第一党のわが党、第二党たる社会党、これをもつていたしたいと思います。
四月十六日に、例のメーデーに対する皇居前広場の使用禁止の問題、四月三十日に、国鉄災害の問題、同じくダレス・吉田会談に関する緊急質問、その後戰犯追放解除の問題も出ております。いずれも共産党からであります。
こういう意味におきまして……(「大臣の答弁……」と呼ぶ者あり)大臣の答弁いかんにかかわらず、秘密外交の一環をになつておるところの池田大蔵大臣は、この点は極力否定しておるのでありますけれども、われわれはこの開発銀行の設立の経過——ダレス・吉田会談後突如として、これが具体化され、予算がすでに参議院を通過しておるにかかわらず、これをあえて通さなければならないということ、しかも一方では日米経済協力の問題が具体的
これは吉田首相の例にならつて、非常に警戒した答弁をされておるようでありますが、やはり開発銀行の構想というものも、日米経済協力の一環として、アメリカの大きな軍拡経済の下請としての日本の産業再編成のために資本が必要だ、そういう構想のもとに、ダレス・吉田会談後、その後の具体的な経済的な協力関係の相談によつて、その構想の一翼としてこれが出て来たのではないのですか。
これはダレス吉田会談以後次第に具体化されつつありまして、吉田自由党内閣の根本政策となつておるところであります。だが、これは講和ではない、戰争と奴隷化への道であるということをはつきりと我々は考えなければならない。
これはダレス・吉田会談以後次第に具体化されつありまして、吉田自由党の内閣の根本政策となつているのであります。だが、これは講和ではないのである。日本をアジア侵略の前進基地として、日本の政治、経済、文化を挙げて外国に隷属せしめ、その結果は戰争に導き、日本民族を破滅させるところの途であります。