2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
国土交通省の立場としては、こうした複数の利水ダムを更に効率的かつ効果的に活用することができるように、大規模降雨時のダム放流量等のデータを踏まえた操作方法の検証、見直しですとか、放流量を増大させるための放流設備の改造ですとか、こうしたことを踏まえながら、複数の利水ダムが同じ領域にある場合は、それをしっかりと効率的に、また効果的に洪水調節できるようにしていきたい。
国土交通省の立場としては、こうした複数の利水ダムを更に効率的かつ効果的に活用することができるように、大規模降雨時のダム放流量等のデータを踏まえた操作方法の検証、見直しですとか、放流量を増大させるための放流設備の改造ですとか、こうしたことを踏まえながら、複数の利水ダムが同じ領域にある場合は、それをしっかりと効率的に、また効果的に洪水調節できるようにしていきたい。
またさらに、住民避難のためのダム情報につきましても、ダムが満水に近づきまして、ダムからの放流量をダムへの流入量と同じ程度にするいわゆる緊急放流に移行する際の情報の充実ということで、ダム放流時のサイレンの回数を増やしたり、切迫感が伝わるようなアナウンス文章への見直し、また、平時から浸水リスクを認識していただくためのハザードマップの作成等に取り組んでいるところでございます。
愛媛県の肱川のダム放流でも、浸水被害で犠牲者が出ました大洲市が避難指示を出したのは放流五分前だったと言われております。 特に、高齢者や障害のある方には、情報が伝わったとしても自力での移動が困難なため避難できないケースもありました。避難指示を出したとしても、その情報が住民に届いていたかの検証をする必要があると考えます。
相模ダムにつきましては、ダム放流設備の老朽化等に対処するため、洪水吐きゲートの改良を含みます大規模な改修が神奈川県により計画されているところでございます。既に、関東地方整備局や国土技術政策総合研究所の担当者が、計画の概要等の話を伺っているところでございます。
昨年の台風十二号による紀伊半島大水害の際にも、奈良県、三重県、和歌山県を流れる新宮川流域で同じようにダム放流の在り方が問題となりました。
があふれて大きな被害となった、今御紹介のあった大分県中津市山国川にある国交省管理の耶馬溪ダムの放流についてですが、中津市の耶馬溪町宮ノ馬場に住む方の話なんですけれども、三日の朝にダムの下流にある自宅近くから近所の方と一緒に川の様子を見ていたらしいんですが、もういっぱいいっぱいに流れていて、この状況でダムが放流されたら大変なことになると、こう思われて、ダムに川の様子を知らせようと話し合っていたところにダム放流
中津市の担当者の方との懇談で出された意見なんですけれども、雨の状況、それからダム放流の状況、下流への影響などについて、情報伝達、情報共有の方法について改善が必要だという要望でした。この点での見直しも必要ではないかと思いますが、いかがですか。簡潔にお願いします。
実は、奈良、和歌山、三重を流れる新宮川流域には十一の発電専用ダムがありまして、被災した流域の住民や自治体からはダム放流による人災だとの厳しい声が上がっております。これに対して、十一のダムのうち六つのダムを持つ電源開発株式会社、Jパワーはこう言っております。
新宮の市長の言葉によれば、異常なダム放流により、下流域の家屋の流失などの大きな被害となった。今回の熊野川の洪水で、死者十三名、行方不明一名を出しております。さらに、この熊野川には、防災拠点という行政庁舎があったんですけれども、実は水没いたしまして機能不能になりました。これだけ水が来ておるわけです。
第一に、平成二十年に当委員会に係属した公害紛争事件は、購入した土地に土壌汚染が見つかったとして土壌汚染対策工事費等の支払いを求める申請のあった川崎市における土壌汚染財産被害責任裁定申請事件、ダムが洪水時に放流する濁水と漁業被害との因果関係の判断を求める申請のあった和歌山県美浜町における椿山ダム放流水漁業被害原因裁定申請事件、水俣病と認定された患者とチッソ株式会社との間で患者個々人ごとに具体的な損害賠償額
第一に、平成二十年に当委員会に係属した公害紛争事件は、購入した土地に土壌汚染が見付かったとして土壌汚染対策工事費等の支払を求める申請のあった川崎市における土壌汚染財産被害責任裁定申請事件、ダムが洪水時に放流する濁水と漁業被害との因果関係の判断を求める申請のあった和歌山県美浜町における椿山ダム放流水漁業被害原因裁定申請事件、水俣病と認定された患者とチッソ株式会社との間で患者個々人ごとに具体的な損害賠償額
岡山県からの報告によりますと、昨年のダムの緊急放流が行われた後、ノリ養殖漁場の栄養分の濃度が上昇し、ノリの色合いにも回復が見られ、本年についても、昨年の結果を踏まえ、適時適切にダム放流等により河川水を利用して水産動植物の生育に適した栄養塩類の補給を図るため、緊急放流が行われたという連絡を受けております。
○木庭健太郎君 鶴田ダムの問題につきましては様々な点から御指摘をいただきましたんで、鶴田ダムの問題では一点だけお聞きもし、また是非新たな対策も必要ではないかと思ったのは、情報の伝達というのが本当に今回この鶴田ダム放流時においてきちんとできたかどうかという問題だと思っております。
岡山県や岡山県漁連からは、ダムからの緊急放流が行われた後、ノリ養殖漁場の栄養分の濃度が上昇して、ノリの色合いにも回復が見られるなど、緊急放流の効果があったとの報告を受けておりますし、また、新聞等におきましても、「養殖ノリ生き生き 黒み、つや戻る」とか「養殖ノリ色合い回復 苫田ダム放流効果」というふうに大きく報道されていると承知しております。
さらに、その後の、水の引き始めた後の後期放流につきましても、下流の状況等にかんがみまして、また降雨の状況等を勘案いたしまして、湯田ダム及び御所ダムにおいてダム放流量を全量カットして、下流の水位をその期間なるべく下げるという努力もしたわけでございます。
それによりまして発生をいたしました流域の山地崩壊によって濁水が早明浦ダムに流入をいたしまして、洪水後約三カ月にわたりましてダム放流水が濁る現象が生じております。
こういうふうに書いておりますが、その後におきまして猛烈なダム放流が行われて、下流における被害が起こったわけでありますけれども、それから後も濁水によっては川は見る影もない姿になってしまいました。 この点について私もしばしば取り上げてきたのでございますが、恐らく全国でダム建設によってこれほど大きな被害を受けたところはないのではないかと言われる状態にあるわけでございます。
ここに「台風十号に係る天竜水系ダム放流量について」の資料があります。先ほど大臣のところへお届けしておいたからちょっとごらんください。 この資料によりますと、この四つの大貯水池の最大放流時と川路、竜江などの水位の急上昇とが一致しているわけですね。上流ダムの放流と泰阜ダムゲートを開くことの連携プレーが行われなかったのではないか。諏訪湖、松川ダムは県の管理、そして美和ダムと小渋ダムは建設省の管理です。
ただいまの川本敏美君の質問のダム放流に絡む事実関係については、早急に調査の上、次の理事会に報告していただきたいと思います。 次に、串原義直君。
「川治温泉の中央を男鹿川があり普段は五十里ダムで堰止められ水量微々たるものである(火災発生一時間後ダム放流し水利として可搬ポンプ十台使用)公設消火栓一四〇m以内に六基(一五〇ミリ)貯水槽二〇t以下三基で水利状況はやや劣っていた。」こういう報告書が出ております。 私は、これは重大問題であるというふうに思います。
○説明員(広瀬利雄君) 私どもの調査によりますと、ただいま申し上げましたように常時〇・四六トンの観光放流がなされておりまして、その上、私どもの方のダムの管理の方から、ダム放流が必要であれば放流しようというような申し入れをいたしまして、その要請を受けまして、先ほど消防庁の方からお話しがありましたように、一トン追加いたしまして、約一・五立米の水を放流いたしておりますので、私どもはダムが消火活動に障害があったというふうには
委員会におきましては、現行の治山事業及び治水事業に関する両五カ年計画の実績、新五カ年計画の投資規模及び整備目標、保安林の整備と土砂害対策、直轄河川を初め、中小河川、準用河川の整備促進、宅地開発と都市河川対策、河川管理体制の拡充強化、水需給の現状と見通し、水源地域対策及び地下水対策、洪水時のダム放流に対する防災対策等について熱心な質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。
この点につきまして、私は前の台風五号のときにもこのダム問題については申し上げたのでありますが、まず第一番に大又地区の人々に対する移転補償、さらにはこの周辺におけるこのダム放流によって被害を受けた補償の問題、さらには防災の完備ということが絶対に必要になってまいりました。 同時に、ダム操作につきまして、河川の形態も変わっています。鏡ダムはすでに十年たっています。