2020-07-30 第201回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第1号
もちろん、川辺川ダムだけで全てがうまくいくとは思いませんので、例えば川辺川ダムと既存の市房ダム、まあ規模が小さいんですけれども、これをダム再生して有効活用するとか、そのほかの様々な対策と組み合わせて実施することで抜本的な治水対策が実現されることになるというふうに考えています。
もちろん、川辺川ダムだけで全てがうまくいくとは思いませんので、例えば川辺川ダムと既存の市房ダム、まあ規模が小さいんですけれども、これをダム再生して有効活用するとか、そのほかの様々な対策と組み合わせて実施することで抜本的な治水対策が実現されることになるというふうに考えています。
既存のダムを最大限に活用したダム再生とあわせて、河川事業とが一体となって地域の安心、安全を確保している例であります。 また、農業用ダムや電力用ダム等の既存の利水ダムについても、事前放流、例えば台風が来る三日前ぐらいから水位を下げる等準備をしておくことによりまして、洪水調節容量を確保してしっかり備えていく、こういったことも活用を図っていくべきであろうと思うことであります。
このように、上流部のダム等により洪水調節を行うことは、流域の治水安全度を高める上で極めて重要であり、ダムの新設を着実に推進するとともに、既設ダムの機能向上により比較的早期に整備効果を発現できるダム再生事業を積極的に推進してまいりたいというふうに考えてございます。
令和元年度に整備中である国土交通省所管のダム事業のうち、新設のダム事業は三十七事業、既設ダムを改造するなど機能を向上させるダム再生事業は二十四事業、計六十一事業でございます。 その残事業につきましては、令和元年度以降で、新設のダム事業は約一兆二千億円、ダム再生事業は約七千億円、合計で約一兆九千億円でございます。
なお、より安全なダム操作ができるように、平素より計画的なダム再生事業を推進するですとか、また事前放流ができる環境をしっかりと整えていく、これはハード、ソフト両面の取組によってさらなる被害の防止、軽減を図ってまいりたいと思います。
三点目の水力エネルギーの利用促進につきましては、ダム再生ビジョンを踏まえ、再生可能エネルギーである水力発電の積極的導入を推進するため、既設ダムのかさ上げや容量の有効活用等に伴い発電を増強するダム再生事業を実施しているところでございます。 国土交通省といたしましては、これらの取組を通じまして、引き続き再生可能エネルギーの導入の推進に向けまして取り組んでまいります。 以上でございます。
このため、河川整備計画に位置づけられた首都圏氾濫区域堤防強化対策や高規格堤防などの堤防の整備強化、また、既設の藤原ダムや奈良俣ダムをより有効に活用するために容量振りかえなどを行うダム再生や、稲戸井調節池の掘削による容量増大といった洪水調節施設の整備強化など、事業を推進してまいります。
今後、既存ダムを運用しながら機能向上を図るダム再生や洪水時の観測に特化した低コストの危機管理型水位計といった我が国の技術を積極的に海外展開していく方針であり、この方針の下、今月初旬の大型連休中には工藤国土交通大臣政務官がマレーシアに出張し、ゼイビア水・土地・天然資源大臣にトップセールスを行ったところであります。
これまでも流域や河川の特性を踏まえ十分な検討を行った上でダムの整備を進めてきたところでございまして、今年度は、既設ダムを運用しながら有効活用するダム再生事業として、三つの新規事業にも着手したところでございます。 今後も、気候変動の影響を踏まえつつ、堤防整備等の河川改修等適切な役割分担の下で、ダム再生も含めまして、必要なダムの整備、河川の改修に努めてまいります。
本年は生産性革命の取組を深める深化の年と位置付け、ピンポイント渋滞対策、ダム再生、i—Construction、AI等を活用したコンテナターミナルの生産性革命、海事生産性革命、物流生産性革命等、個々のプロジェクトを更に強化するとともに、小さなインプットでもできるだけ大きなアウトプットを生み出すという考え方を国土交通省のあらゆる政策分野に浸透させます。
本年は生産性革命の取組を深める深化の年と位置づけ、ピンポイント渋滞対策、ダム再生、i—Construction、AI等を活用したコンテナターミナルの生産性革命、海事生産性革命、物流生産性革命等、個々のプロジェクトを更に強化するとともに、小さなインプットでもできるだけ大きなアウトプットを生み出すという考え方を、国土交通省のあらゆる政策分野に浸透させます。
天竜川ダム再編事業でありますけれども、天竜川中下流部の洪水被害の軽減を図ることを目的として、平成十六年度より直轄事業として実施をしているダム再生事業であります。 具体的には、天竜川中流部に位置する今おっしゃった電源開発株式会社が六十年前の昭和三十二年から運用している発電専用の佐久間ダムにおいて、発電容量の一部、およそ五千四百万立米でありますが、これを発電容量から洪水調節容量に振り替えます。
安全、安心の暮らしのため、この既設ダムを徹底的に活用してダム再生に取り組むという、しっかり進めていただきたいと思います。 今日はありがとうございました。
ピンポイント渋滞対策、既設ダムを徹底活用するダム再生等のストック効果を最大化する取組を全国に拡大していくとともに、i—Construction、海事生産性革命、物流生産性革命等の取組を更に推進します。 自動車の自動運転については、道の駅を拠点とした実証実験を開始しました。引き続き、高度な自動運転の実現に向けて、必要な環境整備、技術開発を推進します。 現場力は国土交通行政の底力です。
ピンポイント渋滞対策、既設ダムを徹底活用するダム再生等のストック効果を最大化する取り組みを全国に拡大していくとともに、i—Construction、海事生産性革命、物流生産性革命等の取り組みをさらに推進します。 自動車の自動運転については、道の駅を拠点とした実証実験を開始しました。引き続き、高度な自動運転の実現に向けて、必要な環境整備、技術開発を推進します。 現場力は国土交通行政の底力です。
具体的には、ハード対策といたしまして堤防の整備や河道掘削等の着実な推進、ダム再生等の既存ストックの有効活用等を進めるとともに、ソフト対策といたしまして洪水時に特化した低コストな水位計の整備あるいは河川監視用カメラの整備、避難勧告の発令に資する水害対応タイムラインの作成、避難確保計画の作成や避難訓練の実施等、河川ごとの特性を踏まえつつ進めてまいりたいと考えております。
具体的には、特にハード対策中心に申し上げますが、洪水氾濫を未然に防ぐためのハード対策といたしまして、堤防整備や河道掘削等を着実に推進をする取組、ダム再生等の既存ストックを最大限に活用する取組等、地方部の河川も含めて強力に進めてまいります。
ダム再生のパンフレットでも、堤体を二割かさ上げすると貯水は六割増加し、放流設備に工夫を加えることによって死水容量を発電や洪水調整に活用できるなど、賢く整備し、賢く柔軟に運用することの有効性に取り組むとされております。さらに、降雨予測精度の向上を生かし、洪水の調整容量を利水や水力発電に活用する運用も期待できるとされているところでございます。
○石井国務大臣 ダム再生につきましては、賢く柔軟な運用、賢く整備を行うものといたしまして、積極的に推進すべきと考えております。国土交通省を挙げて取り組んでおります生産性革命プロジェクトにも選定をいたしました。
特にダムにおきましては、ダム再生の取り組みというものをしっかりと重点的に進めていく必要があろうと思います。 その具体的な推進方策について、国交省にお伺いします。
既存のダムを有効活用いたしまして、治水、利水機能の強化、あるいはダムの長寿命化などを行いますダム再生につきましては、賢く整備して、賢く柔軟な運用を行うものとして、積極的に推進すべきと考えております。国交省挙げて取り組んでいる生産性革命プロジェクトにも選定をされているところでございます。