2020-11-20 第203回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
ダムサイトの中にコミュニティーがあって、ここは、場所としてはダムの治水の恩恵に当たらない中で、下流の人々の命を守るために苦しみを乗り越えて受け入れていただいたんです。ただしかし、計画は白紙に戻り、五十年以上も、今もダム問題に翻弄されていることになります。そして、昨日の知事の判断ということになります。
ダムサイトの中にコミュニティーがあって、ここは、場所としてはダムの治水の恩恵に当たらない中で、下流の人々の命を守るために苦しみを乗り越えて受け入れていただいたんです。ただしかし、計画は白紙に戻り、五十年以上も、今もダム問題に翻弄されていることになります。そして、昨日の知事の判断ということになります。
しかし、その後、川辺川ダムの受益を最も受ける人吉市だとかダムサイトの相良村などがダムへの反対を表明されまして、それを受けて平成二十年九月に現在の蒲島知事が、計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すると発言されて検討に入り、平成二十一年九月の政権交代を受けて、前原元国土交通大臣が、ダム本体工事は中止、生活関連対策は継続との方針を発表されまして今日に至っているところであります。
しかし、その後、球磨川の流域内で最も川辺川ダムの受益を受ける人吉市だとか、ダムサイトの相良村などがダムへの反対を表明しました。それを受けまして、平成二十年九月に現知事の蒲島知事が計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求するという発言をされ、検討に入ることになりました。
ちょうど左下の部分、ここの部分にダムサイトが建設されるわけなんですけれども、この写真を見ていただいて、えらいことになっているなと。ここに本当にダムなんかつくって大丈夫なのかと、多くの方がこの地震後指摘されています。 私も、現地まで、まだ下まで入り切れませんけれども、行って本当にびっくりしました。立野ダムの資材置き場や取りつけ道路は、土砂崩れで足を踏み入れることもできません。
さらに、今先生お尋ねございましたとおり、今回の熊本地震の発生を受け、地震発生直後からこれまでに、ダムサイト及び周辺の目視による現地調査、さらにはドローンによる上空調査等を実施してきているところでございます。
○石井国務大臣 設楽ダムのダムサイトのボーリング調査等の結果につきましては、これまでに地元説明会を七回開催するとともに、定期的に発行している広報誌に掲載するなど、地元住民の方々に説明を行ってきたところであります。 現在実施中の追加のボーリング調査等につきましても、調査結果が取りまとまった段階で、必要に応じて地元住民の方々に説明をしてまいります。
ダムサイトの地元の方々は、三世代にわたって、生活を、人生を、町づくりを翻弄させられてきたのです。政府を代表して真っ先に地元におわびに出向いたところ、逆に励ましを受けまして、誠に申し訳ない気持ちやら、うれしい気持ちやら、感激をいたしました。 私は昭和十二年生まれ、私たちの世代は、男親は戦争に取られ、一家は空襲にさらされ、戦中戦後をひもじい思いで過ごしました。
実は私、以前ダムを造る側におりまして、設計施工をやっていたんですけれども、ダムというのは戦後多く造られましたけれども、どこでも造っていいというわけではなくて、ダムサイトの地質とか集水域、つまり水をどれぐらい集められるか等々の問題がありまして……
その理由も、今回、本体工事に予算をつけていただきましたことは大変感謝をしておるところでありますけれども、現在の工事というのは、原石の運搬工事であるとか、要するに、仮設道路であるとかダムサイトの放流用の工事であるとか、そういうなかなか目に見えないところでありますので、大臣が視察をしていただくということが一番地元にとって大事なことであろうと思います。
これは一般的な地元振興策を御議論していただいておると思うんですが、ダムサイトといいますか、ダムで水没する地域というのは、それぞれの地域の固有の歴史、経緯、そして風土等、固有の条件を持っているものですから、そこは個々のケースに対してよほど綿密な計画、対応が必要なんだろうと思います。
八ツ場ダムはあと六百二十億で、ダムサイト全部できちゃうんですよ。それなしにそれだけの治水能力、利水能力を得るためには、技術者の人たちは変な考え方を持たないで、まさに本当に数字だけでやってきた。数字だけでやってきたんです。その結果が今度、九月十三日に出ましたけれども。 要するに、このプロセス。
その中で、水がなかったら、ダムサイトができて、そしてそこに水が来てダム湖ができなかったら、これは生活再建にならないんですよ、はっきり言って。山の上の方にみんな移転している。そこまで水位が来ることになっているわけです。だから、そこが、例えば川原湯温泉なんかも湖畔の宿になる。そしてお客さん方もたくさん来る。今は逆に、二百年以上続いた宿も、この間も休業しましたけれども、全部ほとんど休業している。
だから、吉野川を守るために、徳島県と香川県を守るために高知県が、ダムサイトとしても河川管理としても、そして頻繁に起こる洪水被害としても、二重、三重の被害をこうむっていて、地元としては、ぜひダムまで、最上流まで、水源まで直轄管理区間にしてほしいという要望すらあるわけです。何も、国から地方へ国から地方へ、権限移譲だ財源移譲だと言っている人ばかりじゃないんですね。そういうエピソードもあります。
先ほど言いましたように、ダムサイト全体が阿蘇の溶岩質でありまして、全体が浸透性が高いわけでありますので、漏水は全域から行われていると思っております。ですから、果たしてこれが原因究明が可能なのかどうなのか。これはもう底なし沼と似たような状況ではないだろうかというふうに思います。
先日、新聞に報道されたんですが、これまで球磨川漁協組合の副組合長さんだった方で、木本さんという方が、今までは反対してきたけれども、もうダムがとまる、清流が取り戻されるということで、それを前提に、さかもとまちダムサイトという組織をつくって、ダムをどう、昔のような清流を取り戻して、子供たちが親しめるようなダムをつくるためにという運動が始まりました。
なお、このポイント数につきましても、調査のポイントをふやすべきではないかという村井委員からの御指摘に沿って、現在、ダムサイト付近と貝瀬、与喜屋の三ポイントでダム周辺においては調査を行っているんですが、なお詳細にこの砒素濃度等を把握するために、ポイントを一つ追加いたしまして、調査を来年度から、平成二十二年四月から行わせていただく予定としております。
これは、ダムサイトに千人の抗議集会が行われているとか、実際には三百数十人でございましたけれども、いずれにせよ、現地に着いてから私たちが警察の配備をお願いするとか、現地の大使館とかJBICは危ない危ないと言っておろおろするだけというようなことがございました。そういう調査に行くときに安全がきちっと確保されなかったという問題点が一つでございます。
それならば、まず村長さんに会いに行こうということで、ダムサイトではなく村長さんに会いに行ったんですけれども、それはダムに反対意見を持っている村長さんと思っていましたら、話を聞くと大賛成の村長さんでございました。
それから三つ目は、環境上の問題なんですけれども、このナムトゥン2のダムサイトというのは、琵琶湖の三分の二に達する非常に大きい湖ができる。実は、そこはアジア象の生息地、アジアでも最大の生息地ということです。しかも、東洋のガラパゴスと呼ばれている熱帯雨林であるということですね。この三つの特徴があります。
○神風分科員 私自身は、昨年の十一月の二十二日、二十三日と実際に行って、ダムサイトの建設予定地等も視察してまいりました。 そこで旅館を経営されている方と何人かでお話をしたんですが、本当に、現地の皆さん方は大変な思いの中でこの五十年間を過ごしてきたんであるなということをつくづく実感いたしました。
案件によっては、これで母子保健医療などが改善されて命が救われるというようなケースもあったと思いますし、また、案件によりましては、ダムサイトの建築などで村ごとに移転する必要が生じたようなこともあったと思うんですね。
ここにちょっとその位置図を持ってまいりましたけれども、(図表掲示)ここの赤いのがあります、ここの下のところがこれがダムサイトになっておりますけれども、これ、今までに六十億円の国費を使って調査がされた。
ダムサイトの川には国の天然記念物のネコギギ、これは伊勢湾を囲んだ地域しかいない地域特性の生物ですけれども、天然記念物のネコギギや、あるいは更には絶滅危惧種のクマタカ、これが三か所営巣が確認をされているところであります。 ダム建設が環境に与える影響は絶大なものですが、現在まだ環境影響評価法に基づく環境影響評価の調査というのは始まっていないと思いますが、いかがでしょう。