1949-04-11 第5回国会 参議院 本会議 第13号
そこで又ダムを作らなければならない。これらの大きな森林を伐採してしまえば、必ず洪水が起きたり或いは旱魃が起きたりいろいろな大きな原因となつて参るのであるから、それを防止するためにダムを作つて、このダムによつて水害を防ぎ、或いは水力発電の水源となし、或いは用水の調和を図るということにしなければならない。
そこで又ダムを作らなければならない。これらの大きな森林を伐採してしまえば、必ず洪水が起きたり或いは旱魃が起きたりいろいろな大きな原因となつて参るのであるから、それを防止するためにダムを作つて、このダムによつて水害を防ぎ、或いは水力発電の水源となし、或いは用水の調和を図るということにしなければならない。
そのためにはいろいろな、たとえば電源の開発に関連いたしましたダムをつくつて行こうというふうなことを、建設計画として大いに期待しておつたわけでありますが、今回の予算を見ますと、そういつたいわゆる懸念対策の予算の方面さえも非常に少い。
水力電源の開発、ことにダム式のものは治山治水の目的にもかない、農業利水、上水道、工場用水、これらのものを提供し、農事電化、家庭電化にも寄與するところが甚大であります。このことについて異存のあるものはだれもおりません。ただそうしまするためには、相当の、しかも長期の資金がいるのであります。復金が事業を停止しました今日、これが問題でありましす。
長野縣を特に選んだのは幾つか理由がありまして、第一は天龍川で商工省がかつてに発電をさせたために、ダムの影響が沿岸の各村に及んで非常に困つております。雨が少し多ければすぐ堤防をこわしてしまう。すなわち建設行政と別個の立場から、いわゆる電源開発をしておるという事実があります。
從いまして、生産復興がまず動力の復興を先行とする考え方から、政府はこの際、國家再建の総合的具体策として大々的にダムを建設し、電氣次号を興すというような、そういう積極的な構想あらば、ぜひ承りたいと思うのであります。これに関しまして、私の聞くところによりますると、いま日本の政府は、セメントであるとか、鋼材であるとか、あるいはガラスというような重要物資を、どこかの國に輸出していると聞くのであります。
治山治水のうちの一部といたしまして、水力電氣の大きなダムをつくつてやる意思はないか、構想はないかという御質問でありますが、これに対しては、目下関係方面と協議をいたし、大いに構想を練つておる次第であります。
○淺利委員 なおついでにもう一つお伺いしたいのですが、これは前からの計画でありますが、北上川の洪水緩和のために、戰前より膽沢川ほか五河川のダムを建設するという計画を立てておつたわけであります。戰時中これが中止になつて、目下着手いたしておりますのは膽沢川だけであります。そのほかの雫石川も建設半ばにしてこれは中止になつております。
○淺利委員 ただいま建設大臣は私の質問した趣旨がはつきりわからなかつたのかもしれませんが、先刻申し上げた通り、北上川の從來の対策としては、一番重要な問題は、大臣御承知の通り、一ノ関下流における狹窄部の開鑿でございますが、その前にまずもつて縣内二川の水を緩和するという建前において、戰前において五箇所のダムを計画いたしたのであります。
それからダムの問題でありますが、これは私の方では治水の方で主として計画を立て、大きい意味の治水政策にかかつておるのでありますが、治水と同時に利水という建前から計画を進めて参つておるのであります。從つてこれまでの計画をさらに大きくして実行する考えであるかどうかということでありますが、北上川に対しては、たしか大体ダムを五箇所つくるという計画になつておると存じます。
いわゆる開拓であるとか、あるいは日本は山國でありますから電氣を起すダムをつくる使用人とか、道路工事をする者とか、土地改良、その他そういうような生産面に、これは少し金がかかつてもいいから生産面に向けたいと思つているのですが、政府はこれに対していかなる考えを持つておられるか、この点をお聞きしたいと思います。
こういう現状を見まして、毎年の風水害による災害、また交通、通信機関の回復がまだ遅々として進まない、こういう実情をながめて見ましたときに、まず治山、治水の問題、それから植林、道路、交通、通信機関の整備、それからまたダムの建設、こういうような社会公共企業に國費が多く費されておりますのが、終戰後多く問題になつておりますように、こういうものを請負いする一部の土建業者が不当に利得を得ておるという実情じやないかと
というのはある方面から聞いた話でありますが、セメントの四分の一、鋼材の六十万トンという莫大な量が、実は國外の方に出ておるというような話でありますが、今日の日本産業復興の動力源でありますダムの建設あたりにしても、セメントとか鋼材というものは基礎資材の最も重要なものである。しかもこの最も重要なものが、そういうように國外に出されているということについて、詳細にその数量を示していただきたいと思います。
○織田委員 國土計画の問題につきまして治山治水の確立の問題、それからダムの建設、道路建設、いろいろ國土計画の問題が國家再建の基礎的な問題としてあげられておりますが、都市の人口問題と工場の分散につきまして、都会においても失業者がふえようとしております。
その方面から洪水調節のためのいわゆる貯水池でありますとか、ダムといいますか、それを計画いたしておるのであります。これはただちに利水の計画になるのであまりす。治水の方面から洪水調節のダムをつくる、これを利水の方面に使つて参りますれば、すなわち灌漑用水にもなります。また水力電氣の開発にもなるのであります。
例えば川上から計算を起し、それから土手を作り、或いはダムを作るというように規模計算がはつきりするわけですが、それが管理が違つたりするためにうまく行かない、そのために予算の無駄が沢山あります。
今日の日本の産業開発の上から行きまして、産業上の面、あるいは灌漑用水の面、あるいは治水の面からいたしましても、あらゆる方面から日本の各適切な場所にダムを建設して行くということが、これから残された大きな問題であると考えます。その間においては関係各省いろいろな面で関係があると思いますが、これらにつきましては、よく連絡をとりまして計画を立てて行きたいと考えております。
また産業開発方面のダムの問題でありますが、私の所管といたしましては、主として洪水調節という趣旨から計画を立てておるのでありますが、これは相当大きい規模でありますから、同時に産業開発ということと離るべからざる重大なる関係があるのであります。從つて各府縣に対して総合開発計画の樹立を慫慂もいたし、指導いたして参つております。
次にダムは、申すまでもなく、治水の直接的な仕事をいたしますのみならず、あるいは耕地の開拓、あるいは水力電氣の事業という、いわゆる一石三鳥の効果を收める性質のものであります。現在私の知る範囲では、わが國の代表的なダムは百くらいあると思います。まずこの百についていかなる年度的計画をもつて開発をせられるお考えがあるか。これが一つ。
未墾地開拓計画変更に 関する請願(冨永格五郎君紹介)(第四六 二号) 二〇 廣島縣の水害耕地復旧費國庫補助の請願( 平川篤雄君紹介)(第四六四号) 二一 松葉川堰堤修築の請願(長野長廣君紹介) (第四八二号) 二二 農家に対する報償物資に関する請願(長野 長廣君紹介)(第四八五号) 二三 國営福島競馬場再開の請願(山下春江君紹 介)(第四九七号) 二四 水田化のため安藝郡内にダム
奈良縣下の十津川、吉野川両川のダムの築造でございますが、これは水利策として発電ができるのでありまして、それと同時にその水を以て旱魃に悩むところの大和平野の灌漑に利することができるので、誠に一石二鳥の政策であるのでありまして、河水統制、利水計画と共に最も重要なることと認めた次第であります。
の請願(第四五七号) 廣島縣の風水害林地及び林道復旧の請願(第三五八号) 廣島縣の旱害対策費國庫補助の請願(第四六〇号) 上磯町及び大野村の未墾地開拓計画変更に関する請願(第四六二号) 廣島縣の水害耕地復旧費國庫補助の請願(第四六四号) 松葉川堰堤修築の請願(第六三一号) 農家に対する報償物資に関する請願(第四八五号) 國営福島競馬場再開の請願(第四九七号) 水田化のため安藝郡内にダム
日程第一六、江合川上流にダム築設の請願、高橋清治郎君紹介、第三〇二号を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。紹介議員高橋清治郎君。
○伊藤説明員 江合川のダムにつきましては、その必要性を認めまして、近き將來におきまして調査に着手したいと思つております。その着手の結果に基きまして、何らかの処置を講じて参りたいと存じております。 —————————————
○高橋清治郎君 右請願は宮城縣江合川上流にダム建設事業を遂行せられんことを請願したのであります。江合川は宮城、山形、秋田三縣縣境に源を発しまして、延々百キロ、附近の北上川に注ぐ重要河川であります。そしてこの沿岸には、四郡十七箇村の約一万余町歩、俗に大崎平野と言われる水田があり、宮城縣における米産地の重要な寳庫をなしておるのであります。
第四六〇号) 上磯町及び大野村の未墾地開拓計画変更に関す る請願(冨永格五郎君紹介)(第四六二号) 廣島縣の水害耕地復旧費國庫補助の請願(平川 篤雄君紹介)(第四六四号) 松葉川堰堤修築の請願(長野長廣君紹介)(第 四八二号) 農家に対する報償物資に関する請願(長野長廣 君紹介)(第四八五号) 國営福島競馬場再開の請願(山下春江君紹介) (第四九七号) 水田化のため安藝郡内にダム
紹介)(第四七二号) 諸木村地内甲殿川堤防築設の請願(長野長廣君 紹介)(第四七九号) 波介川上流を國直轄区域に編入の請願(長野長 廣君紹介)(第四八〇号) 日下川の改修並びにその閘門修築の請願(長野 長廣君紹介)(第四八一号) 三ツ瀬、日下間道路改修工事施行の請願(長野 長廣君紹介)(第四八三号) 川内村地内仁淀川に堤防築設の請願(長野長廣 君紹介)(第四八四号) 物部川にダム
○前田榮之助君 本請願の要旨は、水曽川水系岐阜縣加茂郡八百津町地内に建設中のダム式丸山発電所の堰堤骨材の採取予定地が、農地法により強制買上げられるとすれば中止のやむなきに至り、その影響するところ大なるは明らかなところであります。ついては本用地を農地法による政府買收から除外していただきたいというのであります。
そうするとせつかくできた苦情処理の機関の役割をなさなくなつて行くので、ダムをつくるようなかつこうで、起る苦情の九割方まではそこで処理ができてしまう、ある程度そこでためることができる。
さらに、農村工業化、電力化等に関して、前者はその実際上の運営の困難、後者は小ダムより下流の河床の沈下等のため、実施不能となることは明らかでありますが、なおも農林大臣は、在來の通り農村の工業化あるいは電力化について御獎励なさる御意思があるのでございまするか。また農業に対する資金調達の目的より、農業基金法のごときものを制定さるる意思がありますか、承りたいのであります。