1950-07-26 第8回国会 衆議院 予算委員会 第2号
しかもそれが生産に携わらないで、ただ遊んでぶらぶらして、悪くなると犯罪を犯して、その人たちを養つて行かなければならないということを考えた場合に、多少赤字公債を発行しても、あるいは建設公債、あるいはまたその他の予算的措置を講じても、事業を起し、あるいはダムでも何でもよろしいが、生産的な面に支出をやつて職を與えて行くという方が、たとい若干の赤字支出になりましても、よりベターである、かようにその点において
しかもそれが生産に携わらないで、ただ遊んでぶらぶらして、悪くなると犯罪を犯して、その人たちを養つて行かなければならないということを考えた場合に、多少赤字公債を発行しても、あるいは建設公債、あるいはまたその他の予算的措置を講じても、事業を起し、あるいはダムでも何でもよろしいが、生産的な面に支出をやつて職を與えて行くという方が、たとい若干の赤字支出になりましても、よりベターである、かようにその点において
例えば現在の鉄道公安官がダムを防衞しているような場合を目撃します。関門トンネルを防衞するような場合を御想像願います。これはまるつきり無手、ただ人間がそこに立つておるに過ぎない。
六号) 松山市に国際観光温泉文化都市建設法適用の請 願(川端佳夫君外二名紹介)(第三三七号) 雲仙国立公環観光道路開設促進等に関する請願 (坪内八郎君紹介)(第三三八号) 関、犬山間県道幅員拡張並びに田原橋架替の請 願(武藤嘉一君紹介)(第三八八号) 長良川千疋橋架設促進の請願(武藤嘉一君紹 介)(第三九五号) 川内川総合開発に関する請願(中馬辰猪君紹 介)(第三九六号) 花里ダム
○江田三郎君 私は、その考え方は非常に危險な考え方じやないかと思うわけでして、ダムが埋まつてもいいというて、工事をした発電全社からいえば、それでもいいかも知れませんが、ダムが埋まるということは、下流に取つては将来の非常に大きな災害の因になるわけで、わざわざ禍いの種を作つて貰つたようなことになる。
○赤木正雄君 上流を治めるとお話がありましたが、例えて申しますと直ぐ傍の相模ダムと申しますか、あそこの堰堤は如何に土砂か毎日々々埋まつておるかということが分つております。併しそれに対してこの水源を治めるということは殆んどされていない。言われることと現実とは甚だ隔たりがある。これは恐らくどの河川でもそういう実情であると思います。
○江田三郎君 先程赤木さんからダムを建設する場合の砂防その他のことについで質問があつたのですが、少し答えがはつきりしなかつたのです。
特に夏季渇水期は、河川を締切り、ダムの基礎工事を行う好期として、工事の進展上最も大切な時期なのであります。九月の出水期前にこの締切り工事が完了できるか否かは、工程においても平年又は一年の遅延を来たすか否かの分岐点と相成るのであります。
○岩崎正三郎君 一昨日の委員会で見返資金はその年度に割当られた見返資金を使わんと、その事業はたち止めになるかも知れんというような話をちよつと聞いたのでありますが、そういう危險から心配ないということで結構だと思うのですが、それに関連して実はやつぱり見返資金でやつて貰うことになつた五十里ダムですね、五十里堰堤、これが突如中止になつたということを聞いたのですが、これはどういう理由であるか、大臣でも誰でも御説明願
○政府委員(小野哲君) 只今お話しになりましたような場合も想像されるのでありまして、例えば具体的の例をとりますと、山村にダム施設がある。そのために相当の固定資産税が……。
御承知の、中央線の與瀬にダムがあります。あれは昭和十年に実は農林省で計画を拵えて、最近でき上りましたが、あのダムは発電と上水道、灌漑用水と洪水防禦、その四つの目的を持つたダムでありますが、あれと同じ構想を持つた、もつと小規模のものを私は山間渓谷に分散配置すればいい。例えば日本で十万ヶ所くらいの小さな小堰堤を拵えますれば、與瀬のダムは六十ケ所に匹敵すると思います。
○武内説明員 われわれが新しい発電所の計画をいたし、あるいは貯水池のダムをつくるというような際におきましては、非常にその点を周到に研究いたしまして、安全のファクターをたくさんとつて、そこの川はどのくらいの土砂を流して来るかというような研究を深くいたしまして、そのとめましたバツク・ウオーターがどの辺まで行くかということをしさいに検討いたします。
○武内説明員 ただいまお示しになりました問題は、非常にしばしばある例でありまして、電源地帯は大体山岳地帯にあり、またダムその他を建設いたしますから、多量の降雨のあつた際には、あるいはダムの操作その他によつて、水がオーバー・フローすることを避け得られないで、害を受けますことはしばしばあります。現に天龍川等につきましては問題もございます。われわれといたしましては。
ダムをつくつて二十六億円も見返り資金を使うということは、こんな計算は高等小学校の一年生、いや尋常小学校の四年生でもわかるのであります。これについては絶対やめさせるように私はお願いしたい、こう考えるのであります。
○高橋(權)委員 安定本部の方にお伺いしますが、先ほどの矢部川のダムの問題は、安定本部と農林省と、それから建設省の三省が関係があるはずですが、あなたの方もよく調べておられると思う。
そうしてこの松瀬のダムをつくることを強要しておるのであります。このダムというものは、諧謔を言いますと、ダムダム世の中を悪くするというわけで、この松瀬というところはふしぎとほかにはない自然の岩盤であります。こさえるのには非常に都合のよいところであるけれども、ダムをつくるというのは、ただセメントのみでつくることはできない。ところが地元農民はこれには皆反対しておる。
この点につきましては、例えばダムであるとか、或いは船舶等につきましても同じような考え方が研究の対象になり得ると考えられるのでありまして、これらにつきましても一応政府としては研究はして参つたのでございまするが、税の負担の均衡、その他者事業間における調整を図る意味合からおきまして、今回の税法案におきましては固定資産税一本の形でこれを定めることにいたしておるような次第でございます。
それから只見川につきましては、外資関係もございましたけれども、外資がかりに入らないにいたしましても、ただいまの田子倉とそれから奥只見の両貯水池のダムをつくることは五箇年継続事業でありまして、これについては国費も見返り資金も、それぞれ支出する目途がついておるわけであります。もし外資が入るとすれば、只見川の出力可能量二百万キロワツトを田子倉と奥只見のほかにさらに埋蔵出力を開発する。
次の問題はダムによつて埋沒し、河床が隆起しておりますものについては、これは全国でも今二、三問題になつているところがあるのでありまして、たとえば泰阜の問題、あるいは宮崎県の大淀川上流の問題、あるいはその他和歌山県における問題等、日発の発電のために災害を生じておるものが各地にあるのであります。最近その事例が著しく浮び上つておるのであります。
第二に、すでに今のお話の中で三つのダムがあつて、そのダムのうちの一つ、泰阜のダムがあるために、いわゆる河床が二十メートル以上も上つておることは認めておる、こういうのでありますが、それに対して適当な処置が今日まで行われるべきであつたのが行われておらぬ。しかも河川改修費三千万程度のものであるとこういうのでありますから、私ははなはだ事務的に怠慢であつたというような感じがいたすのであります。
特に私が一番感じておることは、各所にダムをつくり、あるいはまた用水をつくりいたしまして、あの魚梯をつくることを忘れておるのであります。魚梯をつくらぬがために魚が上つて行かない。それがために上の農村、山村の人たちが潤いがなくなる、こういうようなことが非常に農村生活をひからびさしておるのでありますが、こういうようなことも十分私は考えたいと思つております。
これも過般来政府でも本腰を入れたような声明を出しておりましたが、先ず以てこのダムの建設といつたようなことが、農村電化と相絡んで最短距離の最も重要な線だと考えております。全国におけるこのダムの建設事業がどういうふうに進行しておるか。その面の関係官僚にお出でを願つて。
○伊藤説明員 大きなダムの建設によりまして、上流に未曽有の被害を與えておりますことは、今村先生からお話の天龍流域の問題のみならず、各地に起つておることも十分承知いたしておる次第であります。ダムの建設によります上流地帶の堆積は、意想外に多いということにつきましては、正直に申し上げまするけれども、若干今までの何から、古くは技術的にもその点について誤算があつたことと思う次第であります。
○今村(忠)委員 御回答は了承いたしましたが、次に発電ダムによる河床隆起、これが水害の大きな原因の一つになつておるという点につきましては、今回天龍川流域の水害において大きな二つの実例があります。一つは下伊那の泰阜のダム、一つは上伊那近くにあるダムがその大きな被害を與えるいろいろの原因になつておる、こう思うのであります。
それでは河川についてはどういつたものが今入つておるかということを申しますと、河川については大きなダムをつくつて洪水を防禦する、あわせて農業水利関係に役立てようというのが主でありまして、猿ヶ石、湯沢、栃木県で申しますと五十里、四国の物部、これにダムをつくつて洪水調節、農業水利関係に役立てよう。それから河川改修では江戸川、淀川、木曽川、最上川、こういうのが入つております。
又償却資産におきましては、時価を根拠とすることでありまするが、ただ問題は、遊休末稼働、腐朽、老朽施設等、その他、工具、機具、備品、ダム、水路等、実際問題といたしましてこれらを償却資産として課税対象にいたすのは、日本の現在の諸般の実情から不適当であるから、これらは減免すべきである。又農業用の、即ち味噌小屋、豚小屋、機材小屋等、これらの償却資産については課税は減免すべきである。
民有林林業対策強化確立に関する請願(委員長報告) 第一五七 農家の保有米確保保障に関する請願(委員長報告) 第一五八 菓子原料用砂糖の輸入量増加に関する請願(委員長報告) 第一五九 岡山食糧事務所職員増員に関する請願(委員長報告) 第一六〇 土地改良事業費および災害復旧事業費の増額等に関する請願(委員長報告) 第一六一 豊橋繭糸取引所設立に関する請願(委員長報告) 第一六二 山形県大高根村滝之沢ダム
もしここに発電用ダムを建設する場合におきましては通産省に所属いたしておりまして、またその辺が国立公園に指定されまする場合は厚生省が参與して参るのであります。川を下つて、河川工事はもちろん建設省になります。
こういうような企業の基礎となる石炭一つをとつても、日本においてはかくのごときものであるから、この際思い切つて切りかえて、幸いにして與えられた自然を利用して、恐しく大きなダムを幾つもつくつて、電力を開発するのだ。電力量においては世界に誇るべきものがある。その料金というものはごく安く、世界に比類のないような安い電力を起すのだ。
更に「大規模な発電施設その他公共的事業施設が」「近隣の地域の経済と直接且つ重要な関連を有する場合においては」と言いますのは、例えば十億にも上るような発電施設、ダム等が近い村の殆んど大部分を占めておるというふうな場合などもありますので、そういう場合を予想しているわけでございます。
それから後段の場合には、例えば十億を超えるようなダムが小さい村に所在しておる場合があります。これはその村にだけ所在しておるのだというふうに考えるのは穏当でないのでありまして、たまたま行政区画はそうなつておるが、その村のみならず、その附近一体から水を集めまして、そうして発電事業をやつておるわけでありますのでやはりその近隣の地帶と経済的な関連があるのであります。
○米倉龍也君 その点は分りましたが、そうすると財政需要を超えたような收入の面を、その近隣で配分する、その近隣というものの範囲、今のダムの……例えばダムは水があるが、水というものはずつと上の方から来るのですが、そういうことの範囲とか、配分する場合に何ヶ村にも亘る場合は空白がある、そういうようなことが実際問題ではいろいろ紛争の起る元ではないか、そういうことが何んで決められるかということであります。