2000-09-06 第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
しかし、この前の事故の原因の一つに、液体水素ターボポンプというようなものを二つのメーカーがつくった、それを合体したと。その場合に、私が思うのは、やはりプライムコントラクター制をちゃんとつくっておかぬといかぬ。御承知のように、YS11は大変立派な設計者がたくさんおられた。しかし、その一人一人の意見を酌み入れたら飛ばない飛行機になる。だれかが責任を持ってやらなければならない。
しかし、この前の事故の原因の一つに、液体水素ターボポンプというようなものを二つのメーカーがつくった、それを合体したと。その場合に、私が思うのは、やはりプライムコントラクター制をちゃんとつくっておかぬといかぬ。御承知のように、YS11は大変立派な設計者がたくさんおられた。しかし、その一人一人の意見を酌み入れたら飛ばない飛行機になる。だれかが責任を持ってやらなければならない。
今、先生から御紹介ございましたのは、宇宙開発委員会におきまして技術評価部会、専門家を動員して会合を重ねてきておるわけでございますけれども、十四日までに、今回海底から引き揚げましたエンジンの破損部分を見ましたところ、液体水素燃料をエンジンに送りますターボポンプ、これの入り口の羽根に金属疲労の破壊断面があったと。
海底から回収したエンジンの詳細な調査などから、今のところ液体水素燃料をエンジンへ送るターボポンプの羽根、インデューサーと呼んでおりますけれども、このインデューサーが金属疲労により欠損したことが原因であるということが絞り込めております。現在はこの金属疲労が発生した原因について詳しく詰めているところでございます。事故原因究明は最終的な段階に差しかかっているものと考えております。
せんだってH2ロケット八号機の打ち上げ失敗があり、その原因はこれから解明される部分、もちろんたくさんあるわけですが、問題の液体水素燃料をエンジンに送るターボポンプ入り口の羽根、インデューサーの部分の金属疲労による破壊という問題について伺っていきたいと思うんです。
○池田政府参考人 先生今御指摘の、液体酸素ターボポンプのキャビテーションの問題と、今回、水素のターボポンプについて、同様な事例についてどう見きわめておったのかといった点についての御指摘でございますけれども、現在、このH2八号機の破損の原因につきましてはまだ調査中でございます。
どのように順番しておるかといいますと、全体のターボポンプの中に、一番最初の入り口のところにインデューサーがございます。最初にインデューサーだけの回転試験、これを行いました。それから、インデューサーと、その後ろに本当の羽根車があるわけです、これを組み合わせたいわゆる液体水素ターボポンプ、それの試験も行っております。
これを分解調査など専門家を動員してやっております結果でございますけれども、液体水素の燃料をエンジンに送るターボポンプという非常に重要な部分があるわけでございますけれども、このポンプに異常な振動が発生したと。
また、LE7エンジン用ターボポンプ、LEsAエンジン用ターボポンプ、ガスジェット装置といったようなものは石川島播磨重工が請け負っております。それから、衛星のフェアリング、これは川崎重工業といったような分担関係で製作をやっておる、こういう形態でございます。
ロケットの製造、特にエンジンの開発と製作などを含めて、第一段の機体とエンジン、第二段の機体とエンジン、固体ロケットブースター、それから第一段エンジン用ターボポンプ、第二段エンジン用ターボポンプという、まさにロケットの製作にかかわる一番大事な部分ですが、これの契約はどこが請け負っているかを伺いたいと思います。
供給系総合試験設備は、ロケットエンジンの燃焼室に液体酸素と液体水素を送り込むターボポンプの機能及び性能を確認するための試験設備です。開発に成功したHⅡロケットの第一段エンジン用液体水素ターボポンプは、燃焼ガスを駆動力にして毎分四千二百回転し、液体水素を毎分五百リットル送り出します。
私が今御報告を聞くだけでも、ターボポンプの異物が問題になっている。ごみあるいは水分か氷粒、こういうようなことも考えられると思います。 そういう場合に、NHKの優秀な、私はNHKというのはある面では世界で最高の技術だと思っておりますが、技術者が現地に行って、どこに原因があるかということを、向こうだけじゃなくしてこちらも確かめなくちゃいけない。
我々素人に近い者から見ても、やはりこんな世界で優秀なロケットを打ち上げる会社が、異物がターボポンプの中にひっかかった、これで許されるのかどうかという、私たちもそんなふうに感じるわけです。だから、これについて今後の対応として、会長と大臣に一言だけお願い申し上げたいと思います。
原因究明につきましては、ロケット会社及びロケット会社の社外の事故調査委員会で調査が行われまして、その結果、燃料を送るターボポンプが回らなかった形跡があることが判明いたしました。原因は異物によるターボポンプの損傷の可能性が高いと推定されまして、そのように報告を受けておるところでございます。
現在私どもはできるだけおくれを取り戻そうということで、種子島での原型エンジンの燃焼試験、それから宮城県の角田の液体水素のターボポンプの試験を鋭意進めておるわけでございます。
科学技術庁航空宇宙技術研究所角田支所では、概要説明の後、液体酸素・液体水素ロケットエンジン要素の研究を行うための高圧液酸ターボポンプ試験設備、ロケット燃焼器試験設備、ラム・スクラムジェット燃焼試験設備及びロケットエンジン高空性能試験設備を視察しました。
(二)次に、航空宇宙技術研究所における宇宙開発関連研究につきましては、N改良型ロケットの開発に必要なターボポンプ要素の研究等宇宙開発の基礎的、先行的研究を行うために必要な経費として九億七千三百万円を計上いたしました。 第三に、海洋開発の推進といたしまして十四億九百万円を計上いたしました。
二、次に、航空宇宙技術研究所における宇宙開発関連研究につきましては、N改良型ロケットの開発に必要なターボポンプ要素の研究等宇宙開発の基礎的、先行的研究を行うために必要な経費として九億七千三百万円を計上いたしました。 第三に、海洋開発の推進といたしまして十四億九百万円を計上いたしました。
次に、航空宇宙技術研究所における宇宙開発関連研究につきましては、N改良型ロケットの開発に必要なターボポンプ要素の研究等宇宙開発の基礎的、先行的研究を行うために必要な経費として九億五千八百万円を計上いたしました。 第三に、海洋開発の推進といたしまして十五億三千三百万円を計上いたしました。
次に、航空宇宙技術研究所における宇宙開発関連研究につきましては、N改良型ロケットの開発に必要なターボポンプ要素の研究等宇宙開発の基礎的、先行的研究を行うために必要な経費として九億五千八百万円を計上いたしました。 第三に、海洋開発の推進といたしまして十五億三千三百万円を計上いたしました。