2011-10-27 第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
今回のタンク事故だって、確かに地元の住民の皆さんにも迷惑掛けたかもしれない。でも、一歩間違えれば隊員が死んでいたかもしれないんですよ。あなたはまず地元に行って、隊員大丈夫だったのかと。それからですよ、指示を出すあるいは指導する、厳しいことを言うのは。まず、よく助かった、良かったなと。でも、すぐまず事故原因をしろと。そして、地元に頭を下げるのはあなたがすべきことじゃないですか。
今回のタンク事故だって、確かに地元の住民の皆さんにも迷惑掛けたかもしれない。でも、一歩間違えれば隊員が死んでいたかもしれないんですよ。あなたはまず地元に行って、隊員大丈夫だったのかと。それからですよ、指示を出すあるいは指導する、厳しいことを言うのは。まず、よく助かった、良かったなと。でも、すぐまず事故原因をしろと。そして、地元に頭を下げるのはあなたがすべきことじゃないですか。
今回の石油タンクの油漏れの問題は、確かに水島のときに不等沈下の問題がございまして、そういうことから耐震性の問題等についてかなり基準を強化をして現在その施工をいたしておるわけでございますが、今回のタンク事故を見てまいりますと、東北石油の場合には実は七十基のタンクがあるわけでございまして、そのうちの三基がああいうような状況になり、また二基が油がにじみ出たというようなことになっておるわけでございます。
それは、例の「三菱石油水島製油所タンク事故原因調査報告書」の中での重要な個所の改定をめぐる部分でありますが、その個所を指摘しますので、まず原文がどうなっておったかということを政府の方から御答弁を願いたいと思います。それは、事故原因調査報告書の七ページの十二行目から十七行目までの間の原文は、どうなっておったか。
○田中(和)政府委員 水島の油の流出事故は、四十九年十二月十八日に起きたわけでございますが、直ちに十二月二十八日に、三菱石油水島製油所タンク事故原因調査委員会というものを木原委員長以下十五名の委員で設置いたしたわけでございます。
それは、私の資料要求にこたえて、「三菱石油水島製油所タンク事故原因調査報告書」をいただきました。ところが、その七ページ十二行目から十七行目までのところに、訂正の文章が張られてありました。その訂正文はこういうふうになっております。
ここでは固定消火装置、それから消火薬剤の理論上の計算が役に立たないということをこの事故は証明しましたし、また先日、出光のタンク事故があったわけです。これはタンクの本体については検査をやられているけれども、付属品が故障したというふうなことで、こういう災害が起こったときにどうするのだというふうなアセスが不十分で、やられていないということです。 そして、私はさらにつけ加えたいわけです。
○安武洋子君 タンク事故につきましては、去年のちょうどいまごろ、隣接しました日本触媒というところでも新鋭のタンクが爆発事故を起こしております。頻繁にタンクの爆発事故とか、事故が起こっているわけですけれども、環境汚染もはなはだしいわけなんです。
ただもう一つ、いろいろな関係で、先ほども長官から話がありました三菱石油の水島タンク事故原因調査の報告書、これを見ますと、タンク建設の請負形態及び工事経過がかなり複雑で、このため各会社の責任が不明確で、相互の連携体制というのがうまくとれていなかった、こういう点があるわけですね。
○和田静夫君 次、昨年十二月十八日、三石のタンク事故について、事故原因調査委員会の調査報告がなされています。その中には、当時の事故状況などの報告も含まれていると思うんですが、今後の保安対策としてどういう事柄が必要なのか、そういう提言はありましたか。
陸上は消防庁、海上は海上保安庁の所管となっているわけでありますが、一昨年の三菱石油タンク事故のときは、当時の佐々木消防庁長官は、海上保安庁が連絡を受けたのは事故が発生してから約一時間もたってからのことであると、こう述べております。これらは安全対策上非常に大きな問題であります。
そこで、例の水島の三石のタンク事故調査委員会の報告によりますと、この技術的要因として検討すべき第一の問題として「関係業者間の責任管理体制のあり方」ということが指摘されているのですよ。
三菱石油水島製油所タンク事故原因調査委員会で、事故の原因と今後の石油貯蔵所などの安全対策に資するため報告を行っております。
タンク事故ですから、一本が破裂すればほかのやつに響くわけですから、共同作業で通知をし合うというような連絡組織もあるが、米軍の方はがんとして聞かない。
○佐々木(喜)政府委員 地元の消防機関が、新しい基準が設定された段階で新しい基準に基づいて申請するようにということを指導いたしましたのは、いま私どもが作業をいたしております新しい基準は、これまでのいろいろなタンク事故の教訓から相当厳しい安全対策を織り込んだ基準になっているわけでございます。したがいまして、そういう新しい安全基準に基づいて建設をさせたい、こういう意味で指導をしたものでございます。
タンク事故など異常現象の通報を必ず消防機関に行うことになっているわけでございますが、これを受けた消防機関は非常に軽微なものも、軽微ということはささいなものもということにもなりますが、防災本部や警察署、海上警備救難機関へ通報しなければならないことになっているわけでございます。
三菱石油水島製油所のタンク事故の原因調査の中間報告書によりまするというと、今後の保安対策への提言の一つといたしまして、検査体制の充実が挙げられております。これは、今回の事故原因の一つにタンクの点検及び検査体制が不備であったと、このことが一つ指摘されております。
国民は、相次いで発生したタンク事故、不等沈下等により、欠陥タンクの存在が明らかになったことによって、コンビナートに対して非常に不安を持っております。新しいタンクの建設に当たって、地域住民は、絶対に安全であるという保障がなければ反対をするということは明白であるわけであります。国民が安心できる公害対策、保全のための対策、そして防災体制を打ち出さなければ、国民は納得しないでありましょう。
先般「三菱石油水島タンク事故原因調査中間報告書」というのを拝見をいたしましたが、たとえばタンク建設関係企業というのがいろいろ挙げてありますけれども、それの一体的な責任体制というものはきわめて不十分であって、施工上に問題があるのではないかというような指摘があります。
○土井委員 消防庁の三菱石油水島製油所タンク事故原因調査委員会の「三菱石油水島製油所タンク事故原因調査中間報告書」というのがございます。
○永瀬説明員 先ほど通産省の方からお話もございましたが、私どもといたしましても、現在消防庁に設けました水島のタンク事故の事故原因調査委員会の審議はなお続いておりまして、それの結論が出ますれば、タンクのどういう部分が悪かったから起こった、あるいは基礎のどういう部分が悪かったから起こったのかというようなことは明確になってくると思います。
○説明員(永瀬章君) 先生お尋ねの、三菱石油水島製油所のタンク事故の原因調査の委員会の中間報告のことでございますが、この中間報告は、三月三十一日に委員会の委員長から消防庁長官になされておりますが、実はこの報告、現在の調査の段階におきまして、事故タンクの屋根が危険な状態にございまして、まだ内部に入っての作業ができません関係で、破断部の、切れました底板の切り出し及びその試験が手がついていない状態でございます
こういう基本的な姿勢が今日のこのタンク事故につながっているのではないのか、私はそういう指摘をしたいんです。少なくとも、地域の基盤がどうなっているのか、あるいはその地域の地域性の環境がどうなっているのか、環境破壊につながらないかどうか、環境基盤としての安全性は一体どうなのかという、住民の生命という問題を中心にし、環境というものを最優先にしてコンビナートの立地条件というものを考える。
○対馬孝且君 いま水島の中間報告を聞きましたが、四月一日付の朝日新聞の報道にはっきり出ておるのでありますが、水島石油タンク事故原因調査委員会の委員長の木原東大名誉教授のあれで明らかにされておりますけれども、これでも、いまもあなたも認めておりますように、いずれにしましても企業の管理怠慢ということが明確に指摘されていますね。
○政府委員(佐々木喜久治君) 水島製油所のタンク事故調査委員会は、三月二十六日までに十回の委員会と五回の現地調査を行いまして、現在鋭意審議を進めているところでございますが、現在、中間報告の作成の段階に入っておりまして、それぞれの専門の委員の方々から草案が提出されまして、これに基づきましていま討議が行われております。
これにつきましての補修のやり方その他でございますが、現在水島のタンク事故につきまして、これは専門の学者で構成されます委員会が調査中でございます。それで、この結論が出まして、それによりましてタンクの修理方法というものを確立するということで、現在は不等沈下のはなはだしいものにつきましては、油を抜きましてそれの点検をする。