1975-06-26 第75回国会 参議院 運輸委員会 第12号
現在のところ、大型船をそういう意味におきまして、単にトン数によって直接的に建造を規制するというようなことではなくて、むしろそういう大型船に適用すべき技術基準をどうするかというとらえ方から、たとえば、御承知のとおりタンクサイズを規制するとか、あるいはレーダー等の航海設備を整備させるとか、さらに防火構造とか、あるいは運航性能とかというような面に対しまして、結果的に大型船がより過重に規制されるという動きとなっておるわけでございます
現在のところ、大型船をそういう意味におきまして、単にトン数によって直接的に建造を規制するというようなことではなくて、むしろそういう大型船に適用すべき技術基準をどうするかというとらえ方から、たとえば、御承知のとおりタンクサイズを規制するとか、あるいはレーダー等の航海設備を整備させるとか、さらに防火構造とか、あるいは運航性能とかというような面に対しまして、結果的に大型船がより過重に規制されるという動きとなっておるわけでございます
大型化の傾向の規制につきましては、現在一つは国際的も含めましてデッドウエートを直接の尺度として規制するという方向はまだ出ておらないわけでございますけれども、御承知のたとえば性能が鈍重になるとかあるいは衝突したときに流出量がそのままだったら多くなるとかいうようなことから、御承知のタンクサイズを規制するとか、それから航行レーダー等の航海施設の整備とかあるいは防火構造とかあるいは運航性能とかそういうような
その内容は一九七三年の条約にも取り入れられておるわけでございますが、タンクサイズに関する規定が設けられておるわけでございます。この規定の中身は一定の損傷範囲を想定いたしまして、さらに幾つかの仮定を入れた計算によりまして、出てきた計算の流出量というものをある限度以下にするということで、結果的にタンクの容量とか配置を規制している内容でございます。
ただ先ほど、ちょっと御説明がありましたように百万トン、船が大きくなるに従いまして当然タンクサイズであるとかいろいろな防災上の観点というものはより一そう強化していかなければいけないわけでございますが、特に港湾施設とかそういうようなものと見合った上での問題点でございます。
しかしながら、私どもとしては、この問題はもちろん最終的には海洋法会議で結論を出すべき問題とは思いますけれども、汚染の危険を理由としまして、タンカーが無害航行でないということに対しましては、私どもは、船舶の構造上の問題、あるいはこれについてはタンクサイズの規制とか、その他、先般一九七三年の海洋汚染防止条約会議がロンドンのIMCOの主催で行なわれまして、これで相当船舶の構造の規制あるいは油の排出の規制についての
タンク・サイズというので、一応リードもしてきた次第でございますが、そのタンクの構造の問題、タンクのサイズの問題ということが非常に問題になってきている問題でございます。要は、この考え方は、いまも問題になっております巨大船が安全であるか、小さな船が安全であるかという問題は、普通の飛行機とジェット機との関係にも私はなってくるのじゃないかと思う次第でございます。
その問題は、御承知のとおり、中のタンクサイズの問題がございまして、せっかく日本が船舶につきましてはリードしておりまして、先般のICA ○の会議におきましても、ここにおります、ただいま御答弁申し上げました田坂局長が、いわゆる自分の試案を出しまして、それが世界をリードした、こういうことでございますので、その安全性や何かも十分はかってまいりますとともに、実は海洋におけるシーバースまたはパイプライン、こういうものを
御指摘のタンクサイズの問題、これは先般もIMCOの会議におきまして、私のほうの田坂と申します船舶局長が参りまして、幸いにいたしましてタンカーの技術は世界的に日本が一番だということでリードをいたしまして、いわゆる田坂サイズともいうべきものをきめた次第でございます。
全部これは外資に仰がなければならないということでございますので、どうしても油の海上輸送ということはますますふえてまいりますので、多量なタンカーによる輸入ということになってまいりますので、これに調和をどうするかという問題でございまして、実は大きなタンカーになりましても、その中のタンクサイズが問題でございます。
最近のように、一つの船のタンクサイズが大きく変わってくるというような状態も、これはまた新しい大きな一つの前提要件として、これにいかに対処していくかということを考えなければならぬと思います。
○政府委員(田坂鋭一君) この諮問は独自の立場で出したわけでありますが、その後IMCOのタンク・サイズの規制の問題もだんだん終結といいますか、結論が出てくるというような状態でありましたので、この結論が出るまでしばらく審議は待っておった事情はございます。
○政府委員(田坂鋭一君) 先ほど申し上げました現在適用されておりますIMCOの海上安全委員会におきます勧告、これもその以前からの、従来のタンカーのタンク・サイズから考えますと、相当に規制が加わっておるという現状でございます。そこで、また繰り返しますけれども、現在の三万という規制が私どもの行なえる行政指導の限度であると考えて、これに準拠するように通達も出しておる次第でございます。
次に、IMCOにおきますタンク・サイズの規制でございますが、これは二つの段階がいまございます。と申し上げますのは、第一には、昨年の十月にIMCOにおきます第二十二回海上安全委員会がございまして、この場におきまして当面のタンカーのタンク・サイズの規制につきまして勧告が出ております。
いま先生の御指摘の点、確かに石油タンカーの安全の問題は船腹そのものの構造の問題と、それからそれの運航、この二つの面があるわけでございますが、大型化の問題に関しましては、世界の海事の政府機関でございますIMCOにおきまして、御承知のとおりタンクサイズをある大きさに規定する、まあ平たく言いますと、船の大きさに従ってタンクのサイズを無制限に大きくするということを禁ずるという方針が打ち出されております。