2008-05-21 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
利子補給法の復活ですとかタンカー備蓄ですとか、あるいは造船の船台、これのスクラップ、こういった問題、あるいはOECDでの造船協定、あるいは当時、国連UNCTADと言いましたけれども、そういうところでの便宜置籍船の扱い、こういったことで、ずっと不況対策、こういうのを長らくやってきたように思いますが、今期の決算を見てみますと、海運、造船ともに空前の好況でございまして、よくここまで来たなというか、初めて好景気
利子補給法の復活ですとかタンカー備蓄ですとか、あるいは造船の船台、これのスクラップ、こういった問題、あるいはOECDでの造船協定、あるいは当時、国連UNCTADと言いましたけれども、そういうところでの便宜置籍船の扱い、こういったことで、ずっと不況対策、こういうのを長らくやってきたように思いますが、今期の決算を見てみますと、海運、造船ともに空前の好況でございまして、よくここまで来たなというか、初めて好景気
長期になった場合は、現在の備蓄、世界的に何か九カ月ぐらいの備蓄はあるというお話でございまして、最近は、アメリカ等においても、船舶、つまりタンカーに改造して、タンカー備蓄をうんと進めておるので、物すごい世界的に備蓄は多いから影響はないだろうということを言っていました。 ただ、戦争によって、経済交流、つまり貿易が多少収縮されて心配になる。
その原因は、白島は備蓄形態としてはかなり特異でございまして、いわゆるタンカー備蓄を護岸の中に維持するという形式を取っております。そういう関係上、この技術特性を熟知しているものに委託をした方が賢明だということで、従来から随意契約を取っていると承知しております。
○政府委員(畠山襄君) 洋上備蓄は現在上五島と白島というところで国家備蓄の一環といたしましてそういう二つの基地でやっているわけでございますが、お尋ねがタンカー備蓄という意味でございましたらば、タンカー備蓄につきましては、これはこの今度の成立いたしました予算でことしの十二月末ということになっておりますので、それは陸へ揚げていくという、陸上のタンクの方へ切りかえていくということで考えておるところでございます
六十年度におきましては、現在タンカー備蓄を九隻やっておりますけれども、一応このタンカー備蓄から民間タンクの借り上げの方向に移すという方向で予算も計上しております。そういうことで、民間の空きタンクが千五百万キロリッター程度ございますけれども、六十年度末では一千万キロリッターを超えるタンクが借り入れできるのではないか、そういうふうに見越しております。
○政府委員(柴田益男君) 先生おっしゃっておられます洋上備蓄はタンカー備蓄のことと理解しておりますが、タンカー備蓄につきましては、現在十九隻残っておりますけれども、本年度末、来年の三月末で九隻に減らします。来年度は全部これは陸上に揚げるということで、来年度はタンカー備蓄はなしという方向で今検討を進めておるところでございます。
先生、今、御指摘のタンカー備蓄でございますが、昭和五十三年度から実施いたしておりまして、いわば当時、国家備蓄を開始するという政府の方針が定まりました段階で、国家備蓄として自前の基地も存在をしない、あるいは民間の石油会社にもタンクの余剰が存在しないというような事態の中でタンカー備蓄で備蓄を進めるという、いわば暫定的な措置として始められたものでございまして、今御指摘のように、昭和五十六年度をピークといたしまして
陸上備蓄、タンカー備蓄、それぞれに国家備蓄の範囲でも行ってきたわけですが、タンカー備蓄の場合を例にとりますと、五十六年をピークにして漸次タンカーによる備蓄体制というのが減少の方向をたどってきている。
○小林(恒)委員 陸上備蓄の関係でも、それぞれに議論が二分をされている部分がございますけれども、当面、今年度を含めて明年に向けてタンカー備蓄が減少していく、こういったことになりますか。
備蓄の方法については陸上にわざわざタンクなどの基地を建設しなくてもタンカー備蓄を利用すれば比較的容易に備蓄ができます。あわせてエネルギー自給率も今程度では先進国とは言えません。せめて昭和三十五年当時の五六・八%程度まで自給率を向上させる必要があります。そのために石炭も国内炭だけで二千万トン体制を確立するとともに、原子力等の代替エネルギーの開発も積極的に進めるべきであります。
○伊藤郁男君 私は、その方向はわかるけれども、これもタンカー備蓄を全部なくしてしまうというようなことになったら、もしものことがあったときにどうするんだと。したがって、ある一定の部分というものはタンカー備蓄で置いておくべきだと、こういうことを強く主張しているわけですね。
先生御指摘のタンカー備蓄でございますが、経緯をさかのぼりますと、タンカー備蓄が開始されました状況と申しますのは、民間の石油会社にタンクの余剰の能力がないとか、あるいは現在国家備蓄を行っておりますこれに要します基地の建設を行っておるわけでございますが、この基地の建設のために時間がかかるというような環境のもとにおきまして、五十二年度から国家備蓄が開始されましたときに、それまでの間の問題として暫定的にタンカー
次には第二点ですけれども、タンカー備蓄について、これは通産省にお伺いをしたいんです。
それで現実にああいうペルシャ湾の現状を考えたならば、またそんな悠長なことを考えておられる状態ではないんであって、そういう点からいけば、これはもう遊んでおるタンカーがたくさんあるんですから、タンカー備蓄なり何なり、それでもう心配がないということになったらまたそれを取り崩せばいいんであって、万が一ということを考えたならば相当のことを考えて積み増しをしておく必要があると思うんですが、その辺の御見解いかがですか
例えばタンカー備蓄等も、これも陸上基地があいているならばそこへ積みかえた方がコストも下がるということで、セキュリティーを第一としながらもいろいろと工夫をしておるというのが実態でございまして、セキュリティー自身を忘れるとか、あるいはゆるがせにしているということは絶対あってはならないし、我々もそのような考え方は毛頭持っておりません。
私は、これはもう情勢によって随分変わってくると思いますので、今の時点でということに当然なろうと思いますけれども、特にサウジですが、サウジから最近、ちょっと前になりますか、タンカー備蓄の要請がありましたね。どうもサウジも危ないということで、何とかどんどん生産をして、それをタンカー備蓄をしたいと日本に協力要請がありましたね。
○政府委員(豊島格君) 大体最初はタンカー備蓄ということでホルムズの沖、それからその他の地域、例えばボルネオだとか、いろいろ言われております。それで陸に揚げたのがあるかどうかということでございましたが、これは私どもの理解でございますが、たしかカリブ海とかボネアの一部にタンカー備蓄を陸揚げしたということは聞いておりますが、大部分はタンカーであろうかと、こういうふうに理解をいたしております。
○政府委員(豊島格君) 御指摘のように、目的を達成するためにコストを最低限にするということは非常に大事なことでございまして、そういう観点からタンカー備蓄については過去における非常な功績といいますか、それなりの意義というのがあったわけですが、現在としては民間備蓄タンクも余っておるし、あるいは国家備蓄基地も出てきておるわけですから、できるだけ早くおろすということは必要だと思います。
○国務大臣(小此木彦三郎君) この問題につきましては昨年八月の総合エネルギー調査会におきまして、厳しい財政状況に照らして、相対的にコストの高いタンカー備蓄の陸揚げの促進ということも指摘されているわけでございます。したがいまして、タンカー備蓄につきましては、政府としましては、五十九年度においても引き続き陸揚げを進める予定になっております。
○政府委員(豊島格君) 今、いろいろな御質問があったわけでございますが、一つはタンカー備蓄と民間タンクとの関係でコストはどうかということでございまして、まあ先生の御指摘のようなタンカー備蓄との差のこともございましたけれども、最近では油の価格が下がったといいますか、運航費も若干下がっておるというようなこと、あるいは実績から見まして現在二千円より少し差は小さくなっておりまして、千五百円程度という数字も出
石油備蓄問題についても、過剰な設備計画、コストの高いタンカー備蓄など、節約、効率化の余地は十分残されているのであります。このようなエネルギー対策のあり方について厳しい改革がなされないまま、原油価格の低下を理由とする安易な値上げには賛成できません。
石油備蓄においてコストの高いタンカー備蓄が行われているなど、節約、効率化の余地は多く残されております。このような使途のあり方に十分なメスを入れることなく、原油輸入量の減少、原油価格の低下を理由とする安易な増税には強く反対します。 以上、終わります。
それから相対的にコストの高いタンカー備蓄、これの陸揚げを促進する。そういうことで備蓄コストのできる限りの削減を図っていく努力をしているところでございます。
ただ、先生御指摘のように、その備蓄のコストをできるだけ安く上げるように、我々といたしましても国家備蓄の建設を二年間後倒しする、後におくらせるということ、あるいは御指摘のタンカー備蓄は総体的にコストが高いものですからそれを早期に繰り上げて陸揚げする、そういった努力を行いまして、なるべく備蓄のコストを下げるようにいたしたいと思います。
一番高いのが、あれでしょう、タンカー備蓄でしょう。そういう点考えれば、私はもっと節約して、最も最小のコストで備蓄ができるような態勢を考えるべきではないか。そういう意味で、備蓄基地の建設等はもうちょっと先へ延ばすなりすべきではないか。この点についての御答弁を求めます。
国家備蓄につきましては、新たに二百五十万キロリットルの原油の積み増しを行うほか、昨年八月の総合エネルギー調査会の中間報告も踏まえ、引き続き現行備蓄目標の達成に努めることとしておりますが、厳しい財政事情も踏まえ、タンカー備蓄の陸揚げの促進、民間余剰タンクの利用、国家備蓄基地の完成時期の繰り延べ等を行うこととしております。
そうしますと、後でお答え願いたいんですが、現在既に国家備蓄は、タンカー備蓄や陸上備蓄、それも借り上げの部分と、実際にむつ小川原ですか、既に作動している部分とがございますが、たしかもう千三百七十万キロリットルを超えているんじゃないですか。現在は幾らですか。
御承知のように、タンカー備蓄は国家備蓄の一環として、恒久的な備蓄設備が整うまでの暫定措置としまして五十二年十月から実施されております。最盛期には三十五隻の備蓄があったわけでございますが、最近は十九隻、そのうち十三隻が橘湾にあるわけでございます。
そういう中で現在通産行政の一環として行われております石油のタンカー備蓄というのは、海運行政においても大変貴重な役割を果たしておるのじゃないか、そういう感じもいたしておるわけでございますが、このタンカー備蓄につきまして、聞くところによると、通産省の方、エネルギー庁の方においては、タンカー備蓄は少し割高であるからこれをそのまま続けるかどうかは六、七月ごろに結論を出したい、そういう話があっておるというふうに
しかも総合エネルギー調査会需給部会の報告を見ましても、「備蓄については、厳しい財政状況に照らせば、相対的にコストの高いタンカー備蓄の陸揚げの促進、民間の原油タンク余剰能力の有効利用、国家備蓄基地の完成時期の延期等の弾力的な運用等を着実に実施に移すべきである。」