1978-03-30 第84回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
私も筑豊地帯に育っておりますけれども、昔のタヌキ掘り、小さな炭鉱だけを責められないのです。大手も適当にいろいろな理屈をつけて掘っているためにいろいろなそごを来しているわけでございます。そういう面から見ましても、日本のいまの石炭の対策というものがいいのかどうか。
私も筑豊地帯に育っておりますけれども、昔のタヌキ掘り、小さな炭鉱だけを責められないのです。大手も適当にいろいろな理屈をつけて掘っているためにいろいろなそごを来しているわけでございます。そういう面から見ましても、日本のいまの石炭の対策というものがいいのかどうか。
○長谷川国務大臣 多賀谷委員のお話を承りながら、私も昭和の初年に北九州におって、福岡の鉱山監督の役所に出入りしながら、斤先掘り、タヌキ掘りあるいは炭じん爆発の山、そんなところを歩きながら、若松築港の貯炭というものは日本のエネルギーの中心であるという記事を書き、そして、いまあらためてあなたの言う経過を聞いて非常に勉強したところであります。
○加藤(清)委員 八トンの力となると、これはタヌキ掘りやつぼ掘りでシャベルを当てた程度のことではない。人がぶら下がったほどでもない。さりとて上から自動車が落っこちてきたかというと、この点は、東京、名古屋に見られないようなりっぱなセメント板でおおってあるから、上から自動車が落っこちてきたわけではない。また、その振動が一度に八トンかかるなどとは考えられない。
その間ますますやはりコストの上昇、これにたえかねて、どうしても探鉱に回す金がない、こういうことでタヌキ掘り——悪いことばで言うとタヌキ掘り、端的に申し上げますが、高品位を処理してどうにかやっていけるようなことをやる、探鉱はどんどんおろそかになってまいりますので、鉱量がますます減ってくる、コストはますます上がる、簡潔に申しますと、そういう悪循環を繰り返しましてやっております結果、赤字が累積いたしまして
俗に斤先掘り、タヌキ掘り、三尺くらい表土をはがすと石炭が出るものですから、その辺を掘り散らす、トラック一台に十人くらい連れていって……。そういうのがたくさんあるわけです。これも鉱害の対象になると思うのですが、これの手当ては、保安局長さんの答弁になるか、石炭局長さんの答弁になるかわからぬけれども、こういうのが無数にあるのは、どういうことになりますか。
いわゆるタヌキ掘り、これもおわかりにならないかもしれませんけれども、炭を掘るために小さい穴を掘っていく。日本の女がそういうことをすることができないのは御存じの通りですが、その穴の中に入って死んでいっておる、こういうこともある。それではそういう生活をしておる人たちのことを考えて、その人たちにもっとしんぼうしろとおっしゃるのかどうか。