2014-04-03 第186回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
このため、今後、タクシー市場に関する平成二十五年度分の各種データを速やかに集計し、これを踏まえて指定基準の策定作業を鋭意進めていくこととしております。 具体的な地域の指定につきましては、この当該指定基準の策定後、法が定めます運輸審議会の諮問を行った上で進めていくこととなります。
このため、今後、タクシー市場に関する平成二十五年度分の各種データを速やかに集計し、これを踏まえて指定基準の策定作業を鋭意進めていくこととしております。 具体的な地域の指定につきましては、この当該指定基準の策定後、法が定めます運輸審議会の諮問を行った上で進めていくこととなります。
そして、その論拠とおっしゃいましたが、私は、二点、タクシー市場が持つ特性があると思うんですね。 一つは、後ほど議論の対象になるのかもしれません。タクシー事業では、費用の多くの割合を人件費が占めている。そして、給与の多くの割合を歩合給で運営されているということ。
市場原理で最適化することがこのタクシー市場、タクシー業界は難しいと思います。古今東西まだまだ試行の域を出ないのかもしれませんけれども、私たちは今回、党の枠を超えて、よりよい法制度をつくろうということで提案をした次第です。 そのときに一番考えたことは、やはり、タクシー運転者、ドライバーの皆さんの労働条件、給与水準なんです。
さらには、今のタクシー市場、残念ながら悪貨が良貨を駆逐するという、こういう状況に陥っています。先ほどの委員の先生の質疑の中でもありました。こういう状態を改善していくことが必要であると。
おっしゃるように、本当にタクシー市場というのは市場としては特殊、構造的な要因、問題というのがありまして、やはりおっしゃったようにサービスが一回切り、逆に言うと、サービス自体が標準化されないわけですね。
要するに、市場の需給調整に任せてきたのがうまくいかなかったということでいえば市場の失敗に当たるわけなんですが、タクシー市場といいますか、この業界における自由競争というか市場原理主義みたいな形での対応というのはやはりうまくいかないという認識でいらっしゃるということでよろしいでしょうか。
民主党が目指す改革は、供給過剰を是正し、需要拡大を図り、健全なタクシー市場を確立する展望に基づいています。利用者、事業者、運転者共に利益を得られるよう、これまでの負の連鎖を断ち切り、プラスのサイクルをつくり出していきたいと考えています。
結果的に利用者の安全を損ない、タクシー市場に対する信頼性を損なうということにもなると思いますので、ここの認識と対策をしっかりと持っていただきたいと思います。 そして、最後に、個人タクシーのあり方について伺いたいと思います。 ここの委員会でも一部議論になりました。ないところとあるところとあるそうですね、個人タクシーというのは。
あわせて伺いますが、私たちは、悪質事業者を市場から退出させるべきだという観点で、その一つとして、道路運送法二十九条を改正して、事故報告の対象を拡大して、それぞれの事業者がどのような事故を起こしているのか、その事故を頻発するような事業者については、タクシー業から、タクシー市場から速やかに退出をしていただくというようなルールも整備していくべきではないかという趣旨の提案をさせていただいておりますけれども、
公正取引委員会として、現下のタクシー市場をどのように見ていらっしゃるのか。この特措法が提案されてきた、審議されてきた経過と背景をどのようなものであったと承知していらっしゃいますか。 また、今回、この十二条の第二項で、「意見を述べるものとする。」とされておりますが、公正取引委員会として、どのような観点で意見を述べられることになるのかということについてお伺いをします。
もちろん、与党のいろいろな配慮はあるんだと思うんですけれども、しかし、それだけ、タクシー市場の混乱といいますか、利用者の利便、安全を損なっている現状を改善しなければならないんだ、このことが今立法府に求められているんだ、そのことについて与党も野党もなく共通認識として持っているんだ、これは国会の都合とか国会の配慮とか国対の戦略とかではなくてそういう共有認識を持っているんだということについて、私たちはまず
その中で、ではタクシー市場はどういう特性があるのか、ちょっと申し上げたいと思います。 やはり、運転手さんと二回目に会うことはなかなかないんですね。サービスのいいタクシーに乗ったから、もう一回ここのタクシーを使いましょうといって捜すわけにはなかなかいかない。それから、タクシーの運賃がこれだけ下がりましたよといっても、行くところがそれぞれ違いますから、どこまで安くなったかの実感がすぐに来ない。
しかしながら、先ほど来、古賀先生や政府の方からもるる答弁がありましたように、タクシー業界が持つ構造的な問題、そして二〇〇二年の規制緩和の行き過ぎ、いわゆる政府の失敗、政策の失敗によって、競争が激化して安全性が損なわれてしまっている事態や、先ほど政府参考人から御答弁がありましたけれども、違法、不適切な営業や事業が横行することによって、タクシー市場では、悪貨が良貨を駆逐してしまう、こういう事態が起こっていること
民主党は、利用者の利便性と安全性を確保し、労働者や事業者にとってもやりがいのあるタクシー市場をつくることを目指しています。その意味で、特定地域だけに期限つきの対策を講じようとする政府の法案では不十分であり、規制緩和の大もとである道路運送法そのものを改正することが必要だと考えます。金子大臣、いかがお考えでしょうか。 以下、具体的な提案とともに伺います。
したがって、一部、走行距離を延ばすため、速度超過もしながら運転手さんが走られなければならない状況をつくっていたり、また、整備不十分なぽんこつ車をタクシー市場に出回らせてしまっている懸念もあるんです。これが、乗る人、そして周りで通行する人の安全を損なっている。加えて、不当な過当競争を招いてしまっているんではないか。
そこで、私は、タクシー市場というのと、それから産業構造の特殊性から見て、規制緩和はなじまないと思うんですね。少なくとも、立場はいろいろあるとしても、市場の失敗という要因についてどうお考えなのか、もう一度四氏からその問題について詳述していただきたいと思います。
この問題の中で、結局経済規制とされて自由化をされた運賃認可というのが、実はタクシー市場では、これは社会的規制としての面を強く持っているんだということが私明らかになったんじゃないかと思うんですね。 そういう意味で、経営者任せにするのではなくて、当事者としての政府の対策が急務であるということを申し上げて質問を終わります。
ということが、なし崩し的にいわゆる一般の増車に切りかえられていくおそれがあるのではないかという御指摘のように理解いたしますが、その点につきましては、私どもの出先でございます関東運輸局の本件に関します指導通達の中でも、「認可に付した条件の解除及び変更は認めない」ということを言明しておりますし、三年後にその二百台余のものがどういうことになるかということにつきましては、また別の言い方をすれば、そのときのタクシー市場
今回の軽タクシー問題というのは、そのこと自体はタクシー事業あるいはタクシー市場の秩序を大きく紊乱する大変遺憾な行為でございまして、看過できない問題ではございますけれども、そういった軽貨タクシーというものが急速に全国的に広まってきているということの背景には、先生御指摘のとおり、既存のタクシー事業者の体質と申しますか、タクシーサービスのあり方というものに大きな問題があったということは、大変残念なことではございますけれども
そういった、今申しましたような物の考え方と今回の立法との関係でございますが、これは全然違背するものでも何でもございませんで、当然のことながら両立すると申しますか、むしろ、さらに言えば、今回の改正法はそういったタクシー市場におきます秩序というものを混乱させる行為を排除しようというものでございますから、今私が申しましたようなタクシー行政の基本の姿勢というものにむしろ沿った方向であるというふうに申し上げて